瑞牆山 パノラマコース

Photo0 みずがき山自然公園から見た瑞牆山
記録
日程:2015,05,22 Sさん、安田
5/22日 天候 晴れ
コースタイム:みずがき山自然公園駐車場(8:30)→パノラマコース取付 (8:43)→カンマンボロン基部(9:20~9:30)→残置ロープ(10:20)→大ヤスリ岩(11:15)→瑞牆山山頂(11:40~12:05)→不動滝(13:00~13:17)→芝生広場(14:25) 行程9.9km 累積標高1388m
ルートマップは ここ です。
以前に登った大ヤスリ岩の記録は こちら です。
昨年の秋、大ヤスリ岩に登ったがそのときに瑞牆山山頂から大ヤスリ岩を写真に収めようとしたが急にガスが湧き出し山頂と指呼の間しかないにもかかわらず大ヤスリ岩の姿が消えてしまい写真を撮ることが出来なかった。以来いつかは写真に撮りたいと思っていたがちょうど新緑の季節を迎え天気予報も晴れということなのでリベンジに出かけた。
パノラマコースから不動沢を巡るルートで瑞牆山を周回しようと思い、みずがき山自然公園の大きな駐車場に車を停めた。駐車場の一段上にある芝生広場から右へ進み電気柵を越え車道沿いの遊歩道を進み、やがて眼下に道路沿いの駐車場が見え出したところで左折しパノラマコースに入る。ここからはカンマンボロンをめざして踏跡をたどる。
遊歩道は整備されているので道自体は解りやすいが道標も無くいろいろな道が分岐錯綜しているので解りにくいが、遊歩道を横切っている明瞭な踏跡を辿るとはじめのうちはピンクテテープあるいは木に巻かれた赤テープが現れ、やがて赤丸のペイントが現れだすので、これにしたがって進むと岩に赤ペイントの矢印も現れだす。

Photo1 金属プレートの道標
金属プレートの道標が現れると直ぐにカンマンホロンを示す岩に矢印と「カ」が現れるので左折、

Photo2 岩に描かれたカンマンボロンを示す「カ」と「→」
急登を少し登ると洞ヶ岩基部。カンマンボロンはこの岩場にある。
テラスになった基部を左に進みクライミング対象となる岩場を見学。いつかは登りに来て見たいので偵察といった方が良いかも。
P1801のピークに出られるかどうか進むが、だんだん踏跡が薄くなってきたのでハシゴのかかった岩場のところから引き返し、パノラマコースに復帰。
トラバース気味に進むと今度は大面岩への目印が現れるので大面岩方面に寄り道してみるがやはり踏跡が薄れてきたので引き返し今日のところはパノラマコースに沿って進むことにする。
やがて小さな広場が現れここからいよいよ急登となり設置されている残置ロープに頼って岩溝を登る。やがて小さな広場が現れここからいよいよ急登となり設置されているロープに頼って岩溝を登る。

Photo3 岩溝を登る
ガレたルンゼを上り詰めてゆくとやがて白砂のコルに出て進行方向には大ヤスリ岩が見え出す。右には岩峰の隙間に富士山も見える。

Photo4 岩峰の間に富士山が見える
少し進むと木にかけられた金属プレートが現れ、少しく降ってから急なルンゼ登りとなり前方の樹間に大ヤスリ岩が迫りやがて大ヤスリ岩の基部に達し
、

Photo5 ルンゼを登る
大ヤスリ岩に登るハイピークルート取り付きにでる。ここで昨年のことを思い出し岩場を眺めてみるとまた違った登り方が出来そうに思えてくる。大ヤすり岩基部を右に巻いて進むと直ぐに富士見小屋からの一般ルートに出てパノラマコースは終了。
左に大ヤスリ岩を見上げながら瑞牆山山頂を目指すが、パノラマコースとは異なりやはり登山者が多く短い距離であるにもかかわらず何組かのパーティとすれ違う。
山頂では念願の大ヤスリ岩を写真に収め、

Photo6 大ヤスリ岩
残雪の八ヶ岳あるいは南アルプスの展墓を楽しんでいると

Photo7 八ヶ岳
太陽を中心に環状となった虹が出現。

Photo8 環水平アークと呼ばれる太陽を中心とした虹
はじめてみる現象なのでなにやら天変地異の前触れかもと思い、上手く写るかどうか変わらないがカメラを太陽に向けパチリ。帰宅してみると幸い良く写っていたので、次二号言う現象なのか調べてみると「環水平アーク」というめったに見られない現象らしい。
山頂から分岐まで戻り今度は不動沢方面に降る。のぼりと違い泥道を下ってゆくとやがて水音が聞こえ出し、不動沢に沿って高度を下げてゆくと「ししくい坂」、夫婦岩の基部部を進んでゆくと勾配が緩くなり不動滝の下の広場に出る。

Photo9 不動滝
ここで休憩し不動沢を渡渉し沢沿いに降って木橋を渡って左岸に戻り屏風岩基部でクライマーと談笑。古い堰堤を右に見て進むと直ぐに林道に出てさらに降ると駐車場になった広場に出た。
ここからは林道を降るが途中の遊歩道入口で左折、ふかふかの遊歩道を下ってみずがき自然公園の芝生公園に出た。
芝生の広場越しに瑞牆山の岩峰群が良く見えるが、皆同じような見え同定することが出来ない。唐松や白樺の新緑、今が盛りに石楠花、

Photo10 石楠花

Photo11 新緑の白樺
ちょっと盛りを過ぎたつつじの花を楽しみ広場で一息入れて今回の山行を終えた。
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