浅間隠山 鼻曲山

0浅間隠山_8354
     Photo3 鼻曲山登山道から見た浅間隠山

記録
日程:2015,05,08 安田

5/3日 天候 晴れときどき曇り

地図を見ていたら峠にある駐車場を挟んで、一日で二つの山に登れるのを見つけた。多分この条件に合うのは大弛峠を挟んだ国師ヶ岳と金峰山、それに今回行った浅間隠山と鼻曲山くらいかも?と思い、雪が殆ど消えたであろう浅間山をいつもとは違った角度から見ようと出かけた。

Ⅰ浅間隠山編
コースタイム:登山口(8:20)→北軽井沢分岐(8:38)→稜線 (9:07)→浅間隠山(9:14~9:27)→稜線(9:30)→北軽井沢分岐(9:50)→登山口(10:05)  行程5.08km 累積標高528m
ルートマップは ここ です。

高崎から一般道を走り二度上峠手前にある浅間隠山登山口の駐車場に車を止めて支度を整えて出発。金曜日であるが連休後であるし登山者はいないのでは思っていたが、下山するまでには10人ほどの登山者と出会った。道路脇のわかりやすい登山口から登り始めると1浅間隠山登山口_8309
     Photo1 浅間隠山登山口 

最初は涸れた沢床のようなところを登ってゆくが、登るに従い沢形から離れて九十九折れの道となる。やがてコルに出てからは勾配が緩んでくると漸く芽吹き始めた唐松の新緑が美しく、まだ茂りきってはいないので左側には鼻曲山が見え隠れする。
2唐松林_8331
     Photo2 芽吹きだした唐松の向こうには鼻曲山 

少し進むと北軽井沢への分岐があり
3北軽井沢分岐 _8312
     Photo3 北軽井沢への分岐 

これを過ぎると勾配が増してくる。幾筋かの踏跡が付けられているのがどれをたどっても行き着くところは同じなので距離重視ならば直登らしき踏跡を、のんびり体力を使わずに登るなら巻道のようになって九十九折れとなっている踏跡を進むことが出来る。
急坂を登りきると道は左に曲がって稜線歩きとなり、やがて山頂へ達する。
4浅間隠山山頂_8318
     Photo4 浅間隠山山頂 

山頂からは360°の展望が得られ方位盤を見ながら山座同定。上州武尊・谷川岳方面それに草津・本白根山方面はまだ雪が残っており見つけやすいが春霞がかかり妙義山は得意な山様から見分けられるもののちょっと遠い八ヶ岳は霞の中であった。浅間山は山頂付近に雲があるがどうやら良く見ると噴煙もありそう。
5浅間山_8322
     Photo5 浅間隠山から見た浅間山

6二度上空の稜線_8325
     Photo6 二度上峠から鼻曲山へと続く稜線

浅間山の裾がのびた北軽井沢の展望も楽しんだ後、山頂を後にし、駐車場へと戻った。
この季節、まだ樹木の葉が茂りきっていないので芽吹きつつある新緑と枝の間から時折展望が得られさらには残雪の山々の展望まで楽しめる。まだ花は無いが程よい気温といい浅間隠山を楽しむにはちょうど良い季節かも。

Ⅱ鼻曲山編
コースタイム:駐車場(10:15)→獅子岩(10:25)→氷妻山(10:40)→小ピーク (11:10~11:15)→鼻曲山・大天狗(11:35)→小天狗(11:35~12:00)→氷妻山(12:35~12:40)→獅子岩(12:50)→駐車場(13:05)  行程7.27km 累積標高709m
ルートマップは ここ です。

浅間隠山登山口から二度上峠に移動すると前方に突然雄大な浅間山の姿が現れる。
7浅間山_8357
     Photo7 二度上峠からの浅間山

車道から砂利道を少し登った駐車場に車を止め、今度は鼻曲がり山へと向かう。
登山口から延びるササの中につけられた踏跡を進むと前方に岩が現れるが標識が幾つかありどれが獅子岩かわからない。幾つかある大岩の総称を獅子岩というのか?
8獅子岩_8352
     Photo8 獅子岩

一箇所岩の上に出られるところもあるが濃い踏跡は岩を巻くように延びており、途中一箇所岩を降るところがあるが容易に通過できる。間違って戻るようである。岩が出てくるのは鼻曲山山頂までの行程でこの一箇所のみ。
獅子岩を過ぎるとカヤトとササが茂った道をアップダウンを繰り返しながら進むと展望の無い氷妻山山頂に出る。氷妻山から急坂を下って平坦に近い道を快適に歩くが・・・・ここも展望が無い。やがて登りとなり登山道脇に境界標柱のある小ピークに達すると鼻曲山山頂が枝の間に間近に見え隠れする。
9鼻曲山山頂_8348
     Photo9 樹林越に間近に見える鼻曲山

一旦降って急坂を登り返すと稜線に出て、国境平からの道と合わさり、左折して少し進むと山頂が開けた小天狗の頂に出る。
10小天狗山頂_8338
     Photo10 小天狗の頂

さらに一旦降って登り返すと鼻曲山山頂。
11鼻曲山山頂_8340
     Photo11展望の無い鼻曲山山頂

しかしここからは展望が得られないので小天狗に戻り浅間山の展望を楽しむ。浅間隠山からは見えなかった、前掛山・剣ヶ峰・石尊山と浅間山の山麓に連なる様子が良くわかる。
12浅間山_8343
     Photo12 浅間山の肩には石尊山・剣ヶ峰・前掛山が見える

眼下には軽井沢の町が広がり、正午を告げるチャイムの音も聞こえてくる。山頂では軽井沢から留夫山を越えてきた縦走途中の登山者、それに二度上峠からの登山者としばらく山談義。山頂を後にして二度上峠までの間に出会った登山者1名だけで、浅間隠山と比べると人が少なく静かな山行となった。

Ⅲ駒髪山
コースタイム:駐車場(13:05)→駒上山(13:18)→引き返し点(13:21)→駒上山(13:25~13:30)→駐車場(13:38)  行程5.31km 累積標高476m

二度上峠に戻ってみれば予定時間より早かったので、峠の道路の反対側にある駒髪山にも足を伸ばした。
峠からコンクリート階段を上がり金属製の鳥居をくぐって登ってゆくと岩に囲まれた広場の真ん中に祠がありここが駒髪山の山頂。さらに続く踏跡をたどってみると、だんだん薄くなってくるがかなり古い目印のリボンがあった。
しかし進むに従い標高が下がってゆくのでやがて二度上峠から北軽井沢への道路に出る登山道かとも思われたが途中で引き返した。

駒髪山山頂からの展望は無いが、日陰の心地よい風の中で休憩後下山。駐車場に戻って今回の浅間隠山・鼻曲山山行を終えた。
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