蝶ヶ岳 (長塀尾根から登る)

Photo0 蝶ヶ岳山頂から常念へ続く尾根
記録
日程:2015,04,28~29 Nさん、安田
4/28日 天候 晴れ
コースタイム:徳沢(5:50)→蝶ヶ岳(10:05~10:55)→徳沢(13:50)
行程11.2km 累積標高-1115m
徳沢~蝶ヶ岳~徳沢(長塀尾根)のルートマップは ここ です。
4/29日 天候 晴れ
コースタイム:徳沢(6:35)→明神(7:25~7:30)→上高地BT(8:30)
前半の北穂高岳は こちら です。
昨日(27日)北穂高岳登山後、テントを涸沢から徳沢に移動しておいたので、今朝は直ぐに長塀尾根から蝶ヶ岳に取り付くことが出来る。
上部に陽が当たり始めた明神岳をテント場の片隅から眺めながら支度を整え、

Photo1上部に朝日があたった明神岳
徳沢園の直ぐ脇から長塀尾根に取り付いた。直ぐに冬期の直登ルートとの分岐が出てくるが、もはや雪は無いのでツヅラ折れの夏道をすすむ。

Photo2 冬期ルートの分岐
あえぎながら高度を上げてゆくと漸く1800m辺りからところどころに雪が現れ、

Photo3 雪が出てきた登山道
1900mを過ぎた辺りから雪道となった。

Photo4 やがて一面雪に覆われて
2000m辺りで一旦勾配が緩やかになりテント適地と思われるところもあるがそれを過ぎると再び勾配が増し、2500m辺りからはアップダウンを繰り返しながら進むうちにいつの間にか長塀山を通過。

Photo5 たっぷり残った雪
窪地になった地形からそれと解る妖精ノ池を通過すると樹林帯から這松帯に出る。途中一箇所雪田があるが這松の上には雪が無く、這松の間を進む登山道も夏道歩きとなる。
蝶ヶ岳山頂からは正面には涸沢カールを取り囲む山々の展望が広がり、北穂東稜がまっすぐにのびて昨日登った北穂高岳に突き上げている様子が良くわかる。

Photo6 北穂高岳と東稜
右に目を転じれば眼下の梓川がやがて槍沢となりその行き着く先には槍ヶ岳。

Photo7 槍沢の奥には槍ヶ岳
左に転じれば霞沢岳、その向こうに乗鞍が見渡せる。

Photo8 乗鞍、霞沢岳、六百山
蝶ヶ岳山頂からは往路をピストンして徳沢に戻り、計画していた北穂高岳と蝶ヶ岳の二山登山を終えた。徳沢に戻ってからは何回か雨粒に見舞われ、夜半にはテントをたたく雨音に目覚めたが翌朝は晴れ上がり、芽吹き始めた樹林の風景を楽しみながら

Photo9 新芽が出始まった樹林と焼岳

Photo10 岳沢
上高地まで戻って山行を終えた。
前半の 北穂高岳 を見る。
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