北穂高岳 (北穂高沢から登る)

0屏風の頭と北穂東稜_8271
     Photo0 屏風の頭と北穂高東稜

記録
日程:2015,04,26~27 Nさん、安田

4/26日 天候 快晴
コースタイム:上高地BT(6:00)→明神(6:55~7:00)→徳沢(7:50~8:00)→横尾(9:00~9:25)→涸沢(13:30)

4/27日 天候 快晴
コースタイム:涸沢(5:50)→H2675(6:55~7:05)→北穂高岳山頂(8:50~9:15)→涸沢(10:25~テント撤収~11:45)→本谷橋(12:45~13:00)→横尾(14.10~14:25)→徳沢(15:25) 
横尾~北穂高岳~徳沢のルートマップは ここ です。

後半の蝶ヶ岳は こちら です。 

好天が続くとの予報、さらに大型連休前には人が少ないであろうと予想し、上高地の開山祭前ではあったが交通機関も通じていることから出かけた。今回の山行ははじめに北穂高岳に登り、次いで対峙する蝶ヶ岳から登った北穂高岳を眺めるという贅沢な計画。

25日土曜日の深夜に沢渡に着いてみると、車がちらほら駐車しているのみで、人出に関して予想は大当たり。

26日早朝上高地に入ると空は快晴、天気予報も大当たり。
1上高地BTと明神岳_8176
     Photo1 閑散とした上高地BT

上高地からは殆どすれ違う人も無く明神、徳沢、横尾と進み、横尾谷に沿って登ってゆくと漸く夏道に雪が出てきた。
2屏風岩_8183
     Photo2 屏風岩 

本谷橋辺りからは雪も増え、ここからは冬道で涸沢の雪渓を詰めて高度を稼ぐが快晴のおかげでとにかく暑い。
3前穂北尾根_8184
     Photo3 漸く前穂北尾根が見え出した 

涸沢のテント場に漸く到着してみれば営業開始前日とあってヒュッテに泊まっている人も無く、テントが10張り程度であった。早々にテント設営を済ませ、のんびりと時間を過ごし明日に備える。
4涸沢テント場_8200
     Photo4 涸沢のテント場


27日 朝食を済ませ漸く朝の光が奥穂高の山頂から下に降ってくるのを眺めながら北穂高目指して北穂高沢を登り始める。
5北穂高南稜_8213
     Photo5 朝日を受けた北穂高南稜 

早朝とあって雪の状態が良くアイゼンが良く効くので快調に高度を稼ぐ。途中振り返ると前穂北尾根が徐々に全貌を現し、テント場からでは解りにくかった各ピークがしっかり解るようになってきた。
6前穂北尾根_8225
     Photo6 前穂北尾根のピーク群

北穂高沢を登り詰め左へカーブするあたりから勾配が増してくるが
7北穂高沢上部を登る_8229
     Photo7 北穂高沢上部を登る 

順調に登り松涛岩のコルに出ると一気に笠ヶ岳方面の展望が広がる。
8松涛岩_8231
     Photo8 松涛岩 

ここからは露出した夏道を少し登ると北穂高岳山頂。
9北穂高岳山頂_8239
     Photo9 北穂高岳山頂

雲ひとつ無い大空が広がり、山頂からは360度の大展望。
10槍ヶ岳_8237
     Photo10 稜線の向こうには槍ヶ岳 

去年同時期に前穂高に登った折には黒い山頂は槍ヶ岳ぐらいで、殆ど岩が雪の下にあり真っ白な山肌が広がっていたが、今年は雪解けが早くあちこちで既に岩が露出。聞くところによると4月の雨で大幅に雪解けが進んだらしく、帰宅してからの情報では連休後半には雪渓が切れて登れなくなるところも出てきそうとの情報もあり早々に出かけてよかった。
展望を楽しんだ後は雪の状態が悪くならないうちにと一気に下山。
11北穂高沢上部を降る_8250
     Photo11 北穂高沢を下る。はるか下には涸沢のテント場 

沢の下部の勾配が緩んだところでシリセードを試みるが雪が解けだしてビショビショに。テント場に戻り休憩後テントを撤収し下山。今夜の予定地徳沢まで戻り、草地にテントを張ってのんびりと時間を過ごした。

後半の 蝶ヶ岳 を見る。
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