阿座穴 観音ヶ岳 (奥武蔵)

Photo0 阿座穴
記録
日程:2015,04,09 Sさん、安田
4/09日 天候 曇
コースタイム:鎌北湖(9:35)→林道終点(9:45)→阿座穴(10:00)→グリーンライン(10:22)→愛宕山 (10:35)→観音ヶ岳(10:45)→鎌北湖(11:35) 行程4.1km 累積標高407m
ルートマップは ここ です。
ガニ穴の記事は こちら です。
桜も満開を過ぎたこの時期に今年の天候不順の象徴のような雪が降り、奥武蔵の山に多少積もったとの情報を得て桜あるいは芽生えたばかりの緑と雪の組み合わせを見ることが出来るかもと思い近くの山に出かけた。
鎌北湖の駐車場に着くと桜はピークを過ぎていたが、周囲の山々はうっすら緑に染まり始めていた。湖の奥まったところの駐車場に車を止め、阿諏訪に通じる道路を歩き出し分かれ道を左に進むと

Photo1 分岐
やがて舗装が途切れ少し進んだところで林道点となる。

Photo2 林道終点
ここから黄色テープに書かれた”阿座穴”、”スカリ山”を指す矢印に従って沢を登ってゆくと阿座穴とスカリ山への分岐が示されていたので

Photo3 ”阿座穴“”スカリ山“分岐
ここから右岸の尾根に取り付き、前日の降った雪が解けて滑りやすくなった泥の急登を登ると前方に岩場が現れ岩の割れ目が見えたのでそれを目指して登ってゆくと阿座穴と呼ばれる鍾乳洞があった。

Photo4 阿座穴
狭いが4,5m先まで目視できるが、その先は曲がっているのか落ち込んでいるのか定かでない。阿座穴から左上し尾根に乗ると木の枝越しに周囲の山々が見え出し、

Photo5 昨日の雪が少し残っている
植林の上に昨日の雪が残っておりこの季節の奥武蔵の低山では非常に珍しい景色を見ることが出来た。葉にたっぷりと雪溶け水を乗せた植林の下生えを掻き分けて進むと上からは容赦なく雪爆弾。

Photo6 濡れた下生えを掻き分けて
全身びしょ濡れになりながら上り詰めると愛宕山の取り付きのところから奥武蔵グリーンラインに飛び出した。ここから左折してグリーンラインを歩き北向地蔵をめざした。北向地蔵で折り返し今度は道路右側の土壁を登って先ほどとは反対側の取り付きから愛宕山山頂を踏んでから

Photo7 愛宕山山頂
再び先ほどグリーンラインに飛び出した地点に戻り、今度はスカリ山、観音ヶ岳を目指した。

Photo8 観音ヶ岳から望むスカリ山
観音ヶ岳山頂からは木に巻きつけられたテープにかかれている”鍾乳洞コース”の案内にたがって鎌北湖を目指して尾根を下った。途中大岩がありそこから振り返ると観音ヶ岳の名前の由来となった山頂直下の岩場が見えた。

Photo9 下山途中の大岩
この岩場が見方によっては観音様のお姿に見えることから観音ヶ岳というらしい。
往路にあった阿座穴とスカリ山の分岐に戻るには尾根の途中から右に降りて沢筋を降るが、葉についた雪解け水を避けようと尾根をそのまま降りやがて人家の屋根が見えたところで左側の沢筋に降り立ちやがて開けたところで畦道を伝って林道に出た。ほんの数分の歩きで阿諏訪へ通じる道路に出て駐車場へと戻った。今回の山行はちょっと気になっていた鍾乳洞を見つけることが出来さらに突然の雪景色を見ることも出来た。普段から散歩程度で歩けるルートを準備しておくと今回のような突発事象に役立つ。
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