三角山 二子山(横瀬)

Photo0 横瀬の町から見た二子山(写真中央)
記録
日程:2015,01,18
メンバー: Sさん、安田
1/18日 天候 快晴
コースタイム:横瀬駅(9:20)→古御岳神社(10:00)→古御嶽城跡(10:50~11:00)→三角山(11:30)→縦走路(12:35)→二子山(13:15~13:25)→芦ヶ久保駅(14:35) 行程9.6km 累積標高1332m
ルートマップは ここ です。
秩父には2箇所の二子山があり先日小鹿野の二子山に登ったときから気になっていたもう一方の二子山である横瀬の二子山に登った。地図によれば横瀬の二子山への道は芦ヶ久保から2ルートあるが今回は隣駅の横瀬から三角山を通るバリエーションルートを登り、下山時に芦ヶ久保へ一般ルートを使った。
横瀬の駅から秩父34札所8番の西善寺を目指し、ここを過ぎると道標がなくなるが山際の舗装道路を歩き古御岳神社を目指した。古御岳神社の手前を左に曲がり林道を進むと

Photo1 古御岳神社の分岐
すぐに日高市にあるセメント工場へと続く武甲隋道の入口がある。

Photo2 武甲隋道の上に出る林道
その上を進むように延びている林道を進むとやがて廃屋が現れた。

Photo3 林道終点の廃屋
廃屋を過ぎると踏跡らしきものもなくなるが沢を渡渉し尾根を目指して左岸の斜面に取り付く。先日(15日)に降った雪が落ち葉の上にうっすらと積もっており、踏跡らしきものが全くないのでの尾根を目指してのぼり易そうなところを選んで高度を稼ぐ。急登を登りきると尾根の末端の平坦になった古御嶽城跡に出た。

Photo4 古御嶽城跡の石碑群
急登を登りきると尾根の末端の平坦になった古御嶽城跡に出た。周囲は自然林で枝の間からの陽射しもあるため雪が消えていたので良く見ると我々の登ったルートよりかなり登りやすいと思われる踏跡があったが、どこから登ってきているのか不明。我々はおそらく沢を渡ったあたりで雪で埋もれた道から逸れてしまったと思われるが・・・
古御嶽城跡からは稜線上を進み急登を登りきると三角山山頂。

Photo5 三角山山頂(小さな山名標)
山頂には目印のテープが何箇所があるがそのうちの一箇所の木に小さな三角形の山名標が取り付けられていた。さらに稜線上を進み700m付近になると雪景色に変わり、動物の足跡を追いながら次第に高度を上げ二子山~武川岳の縦走路に出るころには20cm程度の積雪となった。

Photo6 二子山~武川岳縦走路に出る
縦走路は踏跡がしっかりつき、二子山直下の急登まではなだらかな雪道歩きとなるが今までの踏跡なき積雪の急登とは異なり、歩きやすいことこの上なし。

Photo7 二子山山頂に続く雪の尾根道
とはいってもここまでくると今度は樹林帯の中にもかかわらず、おそらく15mは越えるであろう強風の洗礼をうけ、飛ばされないように注意深く雪道を進む。やがて急登を登り終えると二子山山頂。
ここは周囲が樹林のため見晴らしは良くないが少し手前の展望台らしきところからは秩父盆地を取り囲む武甲山~両神山~小鹿野二子山さらに背後には雪を戴いた浅間山や榛名・赤城の山々が見渡せた。

Photo8 現前には武甲山

Photo91 秩父盆地の向こうには二子山(小鹿野)
二子山から芦ヶ久保に降るには尾根コースと沢コースがあるが積雪の中に延びているのは駅までの距離が近い沢ルートのみであったので我々も沢ルートを降った。ロープの張られた急坂を下るとだんだん雪は少なくなり、植林帯に入るとほとんど雪は消えた。やがて西武線の線路が見え出し、さらに降って線路下のトンネルを抜けると直ぐに芦ヶ久保の駅に着いた。
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