二子山 中央稜(141209)

0二子山西岳_6989
     Photo0 二子山 西岳

記録
日程:2014,12,09
メンバー: Nさん、安田

12/09日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(8:30)→中央稜基部(8:45~9:15)→大テラス(11:00~11:45)→東峰山頂(13:10~13:40)→駐車場(14:10)

股峠駐車場から股峠までは数分の距離。足元には霜柱あるが落葉していて見通しが利き気持ちがよい。峠から坂本方面に少し下り、分岐をロウソク岩方面に進み祠エリアを少し過ぎ小尾根を回ったところで右側のピンクリボンを目印に一般道から離れ登り詰めると赤いドラム缶が目印の中央稜基部に着く。基部は植林で陽射しがさえぎられ寒いが、休憩を取り装備をつける。

1P     正面左側の凹状のところから取り付き。出だしはフットホールド乏しいが一気に上がりバンドを右上すると終了点があるがさらに進みフレークを直上しテラス(ピナクルテラス)でピッチを切る。
1 1P PC092613b
     Photo1 1Pを登る

テラス上の岩終了点を構築するとロープの流れが悪くなるので、下が良く見える左の岩壁のボルトを終了点にする。
2 1Pテラス_6935
     Photo2 1P終了点のあるピナクルテラス

2P     左側の高度感のあるスラブ状カンテを登りレッジに達したところから右へ移り3 N 2P PC092619b
     Photo3 2Pを登る

直上したレッジが2P終了点。ハンギングビレー。4_2P終了点_6941
     Photo4 2P終了点
5_2Pを登る_6943b
     Photo5 2Pを登る

3P     スラブ状のフェースを登り、小ハングを越えてからのクラックはフットジャムを交えながらレイバックで登る。
6_ 3Pのクラック下部b_6944
     Photo6 3P下部

左からのクラックと合わさる逆Y字クラックからは右上へクラックを登って行くと7 3Pクラック上部a_6945
     Photo7 3P上部

大テラスに着き立ち木で終了点を作る。8 3Pテラス_6955
     Photo8 3P立ち木のある大テラス

核心部の逆Y字クラックの奥のほうにはガバがありこれを見つければ容易に登れる。さらにこの辺りにはペツルが1mほどの間隔であるので”お助けヌンチャク”を使うことも可能。大テラスの片隅には陽があたり風も防げる岩影があるのでここで大休止。
9 3Pローソク岩_6956
     Photo9 大テラスから足元に見えるローソク岩と西岳岩稜

4P     左上するバンドに上がり左端のクラックのある小ハングを越えてカンテを登り崖上を右上すると4P終了点。我々はシングルロープだったので流れを考えてバンド先端にあるペツルの支点で簡易的にピッチを切った。

5P     正面の岩壁を登りペツルで支点を取りさらに狭いバンドを左へ進むと同じ高さで支点があるのでそこに2ピン目を掛け、ロープの流れを考えて2ピン目を掛けた後1ピン目をはずす。足元は狭いバンドで切れ落ちたところもありペツル2箇所はトラバース用。バンド左端のハング部からは右側の凹角に沿って登れば5P終了点10 5P終了点から下を見ると_6966b
     Photo10 5P終了点から下を見ると

11 5Pを登る_6967
     Photo11 5Pを登るフォロー

6P     一段上がって凹角を登るが途中に支点が無くかなり登ったところに古いハーケンがあるがすぐ右側に小ピナクルにスリングで支点を取る。あとはひたすら登り草つきに出ると終了点。12 6Pテラス_6976
     Photo12 6P終了点のテラス

7P 草つきの階段状岩場を登り詰めると東峰山頂の岩稜端に終了点がありここで中央稜は終わる。

岩稜上を進み上級ハイキングコースとの合流点が風が当たらず陽射しがよいのでここで装備を解き休憩。休憩後は西岳山頂方面に向かいハイキングコースとの合流点から北側斜面を下山した。帰りの車窓から眺めると楽しかった中央稜の登攀ルートが目に浮かんだ13 二子山西岳_6989b
     Photo12 中央稜のルート
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