石尊山 (浅間)

Photo0 快晴の空に噴煙を上げる浅間山
記録
日程:2014,10,28
メンバー:Sさん、Mさん、安田
10/28日:天候 快晴 Am7;00軽井沢1℃
コースタイム:石尊山登山口(7:20)→赤滝(9:00)→ベンチのある広場(9:05)→血の池分岐(9:35)→石尊山山頂(10:10~10:50)→血の池分岐(11:20)→第二源泉(11:20~11;36)→血の池分岐(11:30)→ベンチのある広場(11:40)→林道折り返し(11:55)→ベンチのある広場(12:10~12:25)→座禅窟(12:40~12:55)→ベンチのある広場(13:15~13::20)→山口(14:20)
R17を軽井沢から小諸方面に進み追分で旧中仙道に入る。左手の堀辰雄記念館を過ぎ右手の追分宿の高札場を過ぎたところで右折し直進すると石尊山登山口の駐車場に突き当たる。ここに車を止めて登山道を直進。

Photo1 登山口
勾配の緩やかな道を進むと林道(1本目の林道)と交わる。

Photo2 緩やかな勾配で快適な登山道
さらに直進し2本目の林道、ちょっと広めの3本目の林道を越えて進むと左からの林道と合流。林道を少し歩くと赤滝(血の滝)への分岐道標が現れる。
血の滝への道標に従い濁川に降ってゆくとすぐに目の前に濁った水が落ちている赤滝(血の滝)が現れる。

Photo3 赤滝(血の滝)
水流周辺は赤い鉄錆色に染まり異様な雰囲気をかもし出している。
道の右側面には岩窟があり中には不動明王が2体祀られている。

Photo4 不動明王
ここからも再び登山道にもどり少し進み赤滝(血の滝)の落ち口にかかる橋を渡り、まもなく林道との交点に出る。
ここにはベンチのある広場になっており、陽光に輝く唐松の紅葉が美しい。

Photo5 ベンチのある広場(座禅窟への分岐あり)
左折で座禅窟を示す道標があるが帰路に寄り道ということで血の池・石尊山への道標に沿って進む。
このあたりになると広葉樹はすっかり落葉し、木漏れ陽で明るい登山道を気分良く進むと鉄塔が見えてくる。鉄塔を過ぎると程なく正面に分岐が現れる。

Photo6 血の池の分岐
左右どちらを進んでも石尊山となっているが、右方面は水源経由となっており距離も長いので直接山頂を目指す左側への登山道を進む。
分岐のすぐ上には血の池弁財天が祀られており、左には赤い底に水をたたえたおはぐろ池。

Photo7 おはぐろ池
おはぐろ池を過ぎると登山道の勾配が増し、同時に落ち葉の堆積も多くなってきたが同時に登ってきた追分方面が樹林越しに垣間見える。
やがてコルの平坦な広場に飛び出し、

Photo8 コルの開けた平坦地
ここから進路を南にとって樹林の中を進むと石尊山山頂に到着した。

Photo9 石尊山山頂
山頂は広場になっており背後には浅間山、剣ヶ峰が大迫力で見える (一番上の写真)。
常時上がっているであろう浅間の噴煙も多少風があるので時折消え去り、真っ青な晩秋の空が広がる。
眼下には佐久平の風景が広がり妙義山・荒船山のそれとすぐわかる独特な姿も良く見える。

Photo10 眼下に広がる佐久平と西上州の山々
大休止の後往路を血の池分岐までも戻り、今度は水源方面に進む。第二水源と案内板のあるところには屋根を冠った湧口からはコンコンと無色の水が湧き出しているが、

Photo11 濁川第二源泉
すぐに鉄分が空気で酸化され濁った水となる。

Photo12 濁川源流部
血の池分岐を経て座禅窟へ分岐があるベンチのある広場まで戻り今度は座禅窟を目指す。
林道を少し進んだところで右側に倒れた道標を発見するが書かれている文字はほとんど解読不能。奥へ入る踏み跡らしきものがあるが・・・・

Photo13 倒れた道標と座禅窟へ薄い踏み跡
轍の跡があるものの真ん中の草が倒された跡がないのでしばらくは車が入っていないと思われる林道をさらに進むが座禅窟と思しきものは現れず。1km弱進んだところで赤テープ、

Photo14 座禅窟への目印?赤テープ
それに右上のブッシュの中に青いポリバケツが放置されているが岩らしきものも見つからないので
広場まで戻り作戦会議。もう一度挑戦ということで今度は倒れた道標のところから薄い踏み跡へ入る。
落ち葉に覆われた踏み跡らしきところを倒木を跨ぎ、乗り越え、小枝を払い、くもの巣を払いながら進むがしばらくは人の通った形跡はなし。
トラバース気味に進むと前方に大岩が現れ廻りこむと座算窟の案内板と中に石碑のある岩窟が現れた。

Photo15 下の座禅窟
漸く到達した座禅窟は上と下の2箇所あるとのことでさらに上の座禅窟を目指す。
ここにも石仏が祀られているが、堆積した地面の砂には足跡がないのでやはりしばらく訪れる人はいなかったようだ。

Photo16 上の座禅窟
上の座禅窟から降りはじめると下のブッシュの中に青いポリバケツが・・・先ほどのものと同一?
ここも微かな踏み跡をたどって急斜面を降ってみるとなんと先ほど引き返した林道に飛び出した。
ベンチの広場のある広場まで林道を戻る。
前に座禅窟を発見できずに往復した林道途中にあった青いポリバケツと赤テープは座禅窟への目印だったわけであるがこの季節落葉しているので発見することが出来たが、青葉茂れる季節であればほとんど発見不能。
広場のベンチで休憩後、一気に車を止めてある登山口まで戻る。
佐久石尊山は こちら
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