星穴岳 (妙義山)

0妙義山 中ノ岳_6562 
     Photo0 妙義山 中ノ岳

記録
日程:2014,10,25
メンバー:Nさん、安田

10/25日:天候 快晴
コースタイム:中之嶽神社(8:00)→稜線のコル(9:00)→西岳(9:25~9:50)→岩屋(10:50)→星穴岳(11:10)→射抜き穴(11:35~12:10)→むすび穴(12:40)→中之岳神社(14:05)

この記事以降に登った星穴新道ルートは こちら です。

高速道路を長野に向かうと下仁田あたりで正面に見える幾つもの奇岩の尖ったピークを持つ妙義山の紅葉を楽しみに出かけた。
高速を松井田妙義ICで降りて妙義山を巻くように進み広々とした中之嶽神社駐車場に車を止め、
1中之岳神社駐車場_6510
     Photo1 駐車場と奇岩が連なる中ノ岳

神社の参道を進み石段下にある登山ポストに計画書を提出して入山。右手には大きな大黒様。
2大黒様_6511
     Photo2 金色に輝く大きな大黒様

石段を登って神社右手のハイキング道を進み、先ずは地形確認のため見晴し台に寄り道し、これから登る西岳と星穴岳の位置を確認。 
一般道に戻り少し進んでバリエーションルートへ入る。黄色いテープの下がった遮断ロープをまたいで進むと
3バリエーション入口_6513
     Photo3 踏み跡に掛けられたロープ

すぐに西岳と中之岳のコルに到る鎖の設けられたルンゼに行き当たる。
4 コルへのルンゼPA252286
     Photo4 稜線コルに上がる鎖が設置されたルンゼ

ここで休憩、装備を整えて濡れた岩と落ち葉で滑りやすいルンゼを登り終えコルに出ると、中之岳方面からの稜線縦走路に出る。
左折するとここにも注意書きの標識が下がったロープ。これを乗り越えて樹林帯を進むとスラブ岩壁に突き当たる。
5 西岳途中の岩場PA252287
     Photo5 スラブ

トラロープにしたがって右上気味に登って少し行くと今度は5mぐらいのナイフリッジ。
6 ナイフリッジを降るPA252288 
     Photo6 ナイフリッジ

ここを下降気味に通過して樹林帯を進むと西岳山頂直下の岩壁に突き当たる。
7西岳山頂直下_6520
     Photo7 西岳山頂直下の岩壁

ここは直上ルートと右上ルートがあるが、それぞれ一長一短がありそうなので安全を期し直上ルート途中からレッジをトラバースして右上ルート終点を経へて北側から山頂に出た。
山頂からの展望はすばらしく目の前には裾野を大きく広げた浅間山の勇姿、荒船山の姿もなるほど”船”と呼ぶにふさわしい山姿で横たわっている。
8西岳から浅間山_6521
     Photo8 浅間山

9西岳から荒船山_6522
     Photo9 荒船山

10星穴岳_6524b
     Photo10 星穴岩峰群

天候は快晴とあってすばらしい大展望が広がり遠くは槍穂の稜線まで見渡せた。

西岳山頂からは北側に降り、やがてでてきた沢形の急斜面を懸垂で降った。(ペツルの支点あり)
11西岳からの降り_6527
     Photo11 沢形を懸垂で降る

一番下のテラス状のところまではおよそ30m。50mロープなので途中でピッチをきる。
ここからは北側の泥の急斜面を木に掴まりながらトラバース気味に進むが、濡れ落葉で踏み跡は隠されている上に一昨日までの雨で滑りやすいので歩きにくい。
やがて稜線のような様相になってくると前方に岩稜が現れるが左側に進路を示すマーキングテープがあるので指示に従い岩壁に沿って南側を回り込むように進む
13二連峰への目印_6528
     Photo12 マーキングテープと木に下げられたステッキ

さらに進むと2箇所のトラバースが待ち受けている。トラロープの張られた切れ落ちたスラブをバンドを伝わってトラバース。
15岩壁トラバース_6529
     Photo13 トラバース

トラロープ途中の支点のリングボルトが抜けておりヒヤヒヤするが、安全のためにはスラブ両端にペツルの支点があるのでここを使ってフィックスする方が良さそう
トラバースを通過し前方をみあげると二連岩峰が現れる。
12二連岩峰_6531
     Photo14 二連岩峰

やがて二連岩峰基部に達すると岩屋がある。
14二連岩峰基部の岩屋_6532
     Photo15 岩屋

ここを通過して南斜面を進み行き止まったところで”イワマツ”がそこかしこに繁殖している岩壁を登ると、突然前方の視界が開け、今まで登ってきたところがリッジの側面であったことがわかる。ここのコルには射抜き穴への懸垂支点が設けられている。
16下降点構築_6537a
     Photo16 射抜き穴への下降支点

さらに左(西)へリッジがのびており、トラロープのかかった岩場を15mくらい先へ進むと潅木混じりのブッシュで覆われた細長い星穴岳の山頂となるが山名標はない。
17 星穴岳山頂へPA252306
     Photo17 星穴岳山頂へ進む

周辺の展望を楽しんだ後はロープを出して懸垂で先ほどの下降点のあるリッジのコルまで戻り射抜き穴目指して懸垂下降、途中からは空中懸垂となる。(南側と北側の両面から下降できるが日当たりのある南面を下降)
18射抜き穴への懸垂下降_6541
     Photo18 射抜き穴への懸垂下降

20mの懸垂下降で降り立ったところが射抜き穴。
19射抜き穴_6539
     Photo19 射抜き穴

ここから右(東)に進むとすぐに岩壁と立ち木の2箇所に懸垂支点が設けられているがロープ回収が容易と思われる立ち木の支点を使って今度は40mの懸垂下降でテラスに降りる。
20射抜き穴テラスから懸垂下降_6548
     Photo20 テラスへの懸垂下降

テラスから左上にのびる濡れ落ち葉で滑りやすい泥のルンゼを
21むすび穴へのルンゼ_6550
     Photo21 むすび穴へのルンゼ

登り少し行くと大きなむすび穴が現れる。(ルンゼにはマーキングテープがあるがここを登らずに巻いて登ってもむすび穴に行ける)
22結び穴_6552
     Photo22 むすび穴

むすび穴からは巻き道を使って再びテラスに戻り、沢形に沿って降るがここも岩が濡れ落ち葉に埋め尽くされておりロープを出して降った。
23結び穴からルンゼ下降_6555
     Photo23 沢形を降る

2Pほどで平坦なところに降り立つと赤黄ダブルテープのマーキングがあるので24マーキング_6556
     Photo24 赤黄ダブルテープのマーキング

それにしたがって南東を目指してトラバースしながら徐々に高度を下げるとコケに覆われた炭焼き窯跡に出るので
25炭焼き跡_6557
     Photo25 炭焼き窯跡

ここからは沢に沿って降ると突然人声が聞こえ、ハイキング道の案内板のところに飛び出した。
26妙義山案内板_6558
     Photo26 一般道の案内板

右折するとまもなく中之嶽神社に到着。
今回は時間の余裕があったので神社を通りこして轟岩に登ってみる。登り始めはわからなかったが轟岩の上に立ってみるとここからの絶景が広がっており、星穴岳登山を終えたあとなので気分最高たっぷり休憩。轟岩とは中之嶽神社のご神体でありました。
この季節になると落葉で踏み跡が隠されてしまのでルートファインディングにかなり神経を使った。また、泥付き急斜面も滑りやすいので手間暇惜しまずにロープ使用。結果的には体力時間ともに節約できた。
各種参考資料によると本ルートの所要時間は中之嶽神社から結び穴まではおおむね5時間であるが、結び穴から中之嶽神社に戻る部分で大きな差が出ている。今回たどった赤黄テープに沿ったルートは約1時間でもっとも短時間で神社にもどれるルート思われる。
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ジャンル : 趣味・実用

                

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