四郎岳 燕巣山

0燕巣山_8850
     Photo0 駐車場奥に見える燕巣山
記録
日程:2018,08,01
メンバー:Sさん 安田
08/01天候 晴れ :
コースタイム:丸沼駐車場(8:20)→H1545 (8:54~9:00)→ロープ場(9:10)→四郎峠(9:54~10:12)→四郎岳(10:56~11:20) →四郎峠(11:52)→H1885 (12:03~12:26)→燕巣山(13:11~13:36)→四郎峠(14:24~14:36)→ナメ沢(15:13~15:21)→丸沼駐車場(15:57)
行程9.8km 累積標高12765m     ルートマップは ここ です。

例年になく早い梅雨明けとその後の高温、どうにか合間を見計らって出かけようとしても所用が次々に出来てしまい2ヶ月近い山行ブランクとなってしまった。高温注意報が続く中、沢沿いの登山道と森林限界ぎりぎりの山ならば暑さをしのげるのではと思い探し出したのが尾瀬と奥日光の中間にある四郎岳と燕巣山。マイナーな山なので登山者も少ないと思い久々に出かけた。

関越を沼田ICで降り日光方面に左折、R120の丸沼スキー場入口を過ぎたところで分岐を丸沼方面に降って行き、丸沼湖畔の道路終点にある大きな駐車場の片隅に車を停めここから四郎岳・燕巣山を目指した。

装備を整え、駐車場最奥まで歩いて左折、
1駐車場最奥_8832
     Photo1 駐車場奥まで進んで左折 ここが一番ルートミスしやすい 

四郎沢に降って渡渉して右岸に移ると、
2四郎岳_8849
     Photo2 四郎沢渡渉点から正面に見える四郎岳 

嘗ての堰堤工事用を思われる道跡あるので、この道を四郎沢に沿って登って行くとやがて堰堤下の平坦地に出た。咲き誇った花の上を数種類に蝶が舞う楽園であるが腰丈まで伸びた草が生茂り、踏跡は覆い隠され注意しないと道を失う。(もっとも沢沿いなので道迷いになるほど大きく道を外すこともないが。)
その先には顔の高さまで笹が生茂り掻き分けながら薄い踏跡を辿ると堰堤に出た。右岸側から堰堤を越し再び薄い踏跡を辿るとまた堰堤。左岸側から越えたりと何度か堰堤を越えたものの道を探すに忙しく幾つ越えたかが忘れてしまった。
堰堤群を越えるとやがてしっかりした踏跡が現われ沢沿いを進むようになり何度か渡渉を繰り返すとやがて赤い沢床のナメ沢になった。道は沢右岸にあるものの登山靴で水流の中を歩いても問題なかった。(むしろ歩きやすかった。)
3ナメ沢_8838
     Photo3 赤い沢床のナメ沢 右岸には明瞭な登山道

不明瞭な沢の二俣を過ぎ更にナメ沢を遡行すると途中の右岸にロープが現われた。
4ロープ場_8840
     Photo4 沢の中間根に上がるロープ

ここを登って明瞭な踏跡のある沢の中間尾根を進むとはじめての道標が現われた。
5最初の道標_8841
     Photo5 四郎峠までに古い道標が2箇所

登山道に横たわる巨木の倒木を乗り越え進むとやがて道は再び沢沿いになり渡渉を繰り返すうちにやがて沢から離れ、クマザサの茂る急勾配となった。
笹を掴みながら滑る斜面を登るが周囲の景気は解らず。只管踏跡を追い登山道上に並行するように横たわる真新しい倒木の横を歩いて登って行くとやがて笹の背丈が低くなり四郎峠に出た。
6四郎峠_8848
     Photo6 四郎峠 四郎岳と燕巣山を結ぶ稜線上の道

四郎岳と燕巣山の中ほどにある四郎峠は気持ちよい涼風が吹き抜けていたので暫し休憩。右折して今までと打って替わって明瞭で歩き易い稜線上の道を進むと急登となったが木の根や枝を掴むほどでもないがとにかく長い。
時々樹林が途切れて直射日光で暑い、急いで通過し再び木陰に逃げむといったことを繰り返すうちに漸く山頂に到着。
7四郎岳山頂_8842
     Photo7 四郎岳山頂

8丸沼日光白根方面_8843
     Photo8 四郎岳山頂からの日光白根山と丸沼スキー場

休憩で汗が引くのを待ち、来た道を戻って今度は四郎峠を直進して燕巣山を目指した。
途中P1891から降りに移るところで休憩し燕巣山を目指すが、のぼり勾配は四郎岳より緩いと入っても、一度四郎岳を登ってきた後だけになかなかつらい。燕巣山山頂直下にヌタ場らしき水溜りが何箇所かあったが遠目には動物の足跡は無かった。
ヌタ場を過ぎるとすぐに燕巣山山頂で
9燕巣山山頂_8846
     Photo9 燕巣山山頂

日光白根、金精山、温泉ヶ岳、根名草山方面の展望が得られたが、北方は樹林に覆われ漸く樹間から燧ケ岳を見ることが出来た。
10燧ケ岳_8847
     Photo10 樹間に見える燧ケ岳

休憩後来た道を戻り、四郎峠で一息入れて汗が引いたところで登山口目指して降ったが、沢に降るまでのクマザサの急登下りは滑りやすく登りよりも大変だった。途中赤い沢床のナメ沢に出たところで顔を洗って汗だらけの体を拭き下山、駐車場へと戻った。

行程が短い割には時間を要してしまった。休憩時間が長かったことが原因であるが汗だく状態では一度休むと汗が引くまでなかなか歩きだす気になれない。
ルートの核心は登山口から四郎峠までの登り、特に沢筋を離れてからが核心部であった。四郎岳。燕巣山間は快適な稜線ハイキング道。




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No title

安田さん
久しくブログを更新されていないようですが、どうかされたのでしょうか。

No title

最近更新されていませんが、何かあったのでしょうか?

お久しぶりです。

安田さん。こんにちは。

どうしていらっしゃるかと思っていました。
お忙しかったのですね。

酷暑の中の登山、お疲れさまです。

苦労が多いけど、山頂から、見渡す風景に心洗われますよね。

リフレッシュして、この熱~い夏を、お元気で乗り切ってください。

半世紀以上前に登った夏山を思い出しています。

『野の花日記』のマリコです。ではまた(^^)/。

心配していました

二カ月ほどブログの更新がなかったので心配していましたが、復帰おめでとうございます。それにしても、これだけ暑いと出かける先の選択に悩みますね。

お元気そうで何よりです

もしかすると何か調子が悪いのかなぁなんて思っていたので、久しぶりの更新に安心しました。
今年は梅雨が短く一気に暑くなりましたよね。山登りにはきついですね。それにしても安田様はいろんな山をご存じで毎回感心してしまいます。

スレ汚し失礼しましたw
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