男鹿山塊 日留賀岳

0頂稜南端が見えてきた_8227
     Photo0 男鹿山塊 日留賀岳 
記録
日程:2018,03,26

メンバー:安田
03/26 天候 快晴 :
コースタイム:小山さん宅登山口(6:17)→林道出合(6:43)→林道終点(7:12)→コル(7:30)→登山道屈曲点(8:05~8:20)→P1514(9:18)→H1500(9:49~9:59)→頂稜南端(11:01)→日留賀岳山頂(11:08~11:37)→H1800(11:43~11:54)→H1510(12:46) →登山道屈曲点(13:10~13:24)→林道終点(13:59)→林道出合(14:21)→登山口(14:43)
行程15.6km 累積標高1589m     ルートマップは ここ です。

雪山に登ろうと思うと最初の難関が登山口までたどり着けるかどうか。スキー場や駐車場が除雪されていれば良いが林道に登山口があると車がそこまで入れるかどうかで可否が決まってしまう。
大概の林道には日陰に遅くまで雪が残るしどこか確実に登山口までたどり着けるところを探した結果、日留賀岳登山口が人家横なのでこれなら確実に雪が無いと思い出かけた。

東北自動車道西那須野塩原ICで降りて会津方面に進み塩原温泉郷に入り、伊藤園ホテル前を過ぎたら"木の葉化石園”の看板に従って右折し橋を渡ると左側に日留賀岳の案内板が出てきたら左折、そのまま道なりに進めば日留賀岳登山口のある小山さん宅に突き当たった。小山さん宅の庭を横切り一番奥の駐車スペースに車を停めさせていただいた。
1小山さん宅_8244
     Photo1 日留賀岳登山口の小山さん宅

早朝にも関わらず小山さんは野良仕事中だったので挨拶をして山情報を伺い、自宅前の登山者名簿に記入して建物左側から登山開始。
家の裏手にある鳥居を潜って登山道を登って行くとやがて作業道に出た。左折し更に進み送電鉄塔下を過ぎるとすぐに林道に出た。あちこちに落石がある林道を比津羅山を巻くようにしばらく進み林道終点に到着。
2林道終点_8216
     Photo2 林道終点 左奥から登山道を進む

終点広場左隅の錆びた看板に従って登山道に入ると雪が出てきた。ここまで雪は無かったが比津羅山の北面を巻き始めると残雪で登山道がわかり難い。幸いにも古いトレースがあったのでそれに従うが残っていたり消えたりで、地形図を見ながら歩き易そうなところを進むとやがて木にペイントマーカーが多数つけられたコルに出た。
3コル_8218
     Photo3 ペイントマークーがあるコル

ここからは尾根に乗るまで唐松林の中を登るが枯れて落ちた小枝と時折現われる融けかかった残雪で歩きにくい。やがて登山道屈曲点で尾根に乗ったところで休憩。尾根上には今までに増して登山道上に残雪があるのでそのたびに雪を避けつつ急登を登ると高度1300m を過ぎる辺りから完全な雪道となった。P1510、
4 P1510_8219
     Photo4 P1510

P1514を過ぎると雪庇帯が出てきた。
5雪庇帯_8223
     Photo5 大きな雪庇が続く雪庇帯

雪庇の付け根を慎重に通過しコルに降ると漸く日留賀岳頂稜南端まで続く雪廊下が見えてきた。
途中勾配が緩むところもあるがコルから頂稜南端までおよそ350mの登り。途中特に急勾配のところは夏には木の根の道となり”胸突き八丁”と呼ばれるらしいが今の季節は残雪で歩きやすいもののやはり"胸突き八丁”。

太陽はだいぶ高くまで昇ってきたがまだ雪は閉まっているのでアイゼンは着けずキックステップで喘ぎながら登った。
頂稜南端まで来ると南に聳える高原山の展望が素晴らしいが麓の塩原温泉郷は山影で見えず。
6高原山_8230
     Photo6 高原山

両側急斜面の頂稜を木に掴まりながら進むと日留賀岳山頂に到着、
7日留賀岳山頂_8228
     Photo7 日留賀岳山頂

日光の山々から尾瀬周辺、
8日光方面_8231
     Photo8 日光方面の山々 チョコッと見える白い山は日光白根山

南会津、会越国境、飯豊、磐梯山と南西から北へ大展望が広がった。
9燧ケ岳会津駒方面_8232
     Photo9 尾瀬周辺の山々と会津駒ケ岳

風も殆ど無く想定時間内で登ったので明るいうちに下山できると考え山頂でのんびり休憩。これからは降りになるのでアイゼンを着け降り始めると、
10日留賀岳頂稜_8240
     Photo10 日留賀岳頂稜を振り返る

頂稜南端で登ってくる登山者を発見。すれ違い時に歓談、素晴らしいスピードで登ってきたようだ。
コルを経て林道を歩いている途中で先ほど擦れ違った登山者に追いつかれてしまった。まぁ20歳以上年齢差があるようなので・・・対抗せずに年齢相応に行きましょう。
一日中天候が良く気温も上がったので途中で脱皮を繰り返し、下山時には上半身下着になっていても暑いくらいだった。
朝は小山さんの畑に霜が降りていたのに・・・・これからの季節気温変化が大きいので衣類の選択は難しい。




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