高反山南稜 道の駅から周回

Photo0 R299から見上げた高反山
記録
日程:2018,02,28
メンバー:安田
02/28 天候 晴れ :
コースタイム:道の駅上野駐車場(7:44)→檜峠口(8:20)→送電鉄塔下(8:48)→林道出合(8:59)→高反山山頂(9:48)→展望露岩(9:50~10:11)→林道終点(10:31)→道の駅上野駐車場(11:28)
行程8.6km 累積標高764m ルートマップは ここ です。
春の嵐が近づいているのでその前に西上州の山の様子を見ようと半日で登れる山を探したところ、良く通るR299の道の駅上野の正面にある高反山を思い出し、道の駅を起点に周回すれば駐車場探しの手間が省けると思い出かけた。
車で山に出掛けると駐車場探しが第一の核心、次いで取り付き探し、これを上手くこなせば山行の半分は終了だ。高反山の情報を集めてみると取り付きが情報によってまちまちなので今日の核心は上手く取り付を見出せるかどうかだ。往々にして里山は人家に近いので山への取り付き道が複雑で、庭先だったり家の裏に込んだりと難しい。
秩父から小鹿野を越えて神流町に入り神流川の橋を渡って右折、R299を十石峠方面に進むとすぐに上野村に入り周囲が開けてくると道の駅上野が現われる。
道路脇の道の駅の駐車場に車を停め高反山への取り付きを探すが駐車場横の大きな上野村地図には高反山のイラストは描かれているが登山道は描かれていない。道路を越えた正面には高反山が見えるのだが・・・・。
高反山へと伸びる尾根に上がれば登山道があると、思い道の駅の向かい側にあるトイレ横から森林科学館に登ってみると右奥に勝山遊歩道の案内板があり、それに従って石段を登ると民家の門のような立派な獣害対策のゲートがあった。

Photo1 勝山遊歩道入口の獣害対策ゲート
扉を開けて勝山遊歩道に入り尾根を目指して九十九折れを登って行くと分岐が出てくるが道標が無いので高反山にはどちらに進めばよいのかわからない。
兎に角尾根に乗ろうと高みを目指して進むと遊歩道は目指す方向とは逆に尾根を巻くように進むがやがて尾根端で曲がり尾根に乗ると快適な遊歩道となった。

Photo2 勝山遊歩道
P634を越えてなだらかに降って行くと左から上がってきた遊歩道と合流、更に進んで水道施設を回りこむと檜峠に出た。

Photo3 檜峠 勝山遊歩道はここまで ここから破線ルートです
檜峠はかつて勝山集落と乙母集落を隔てる尾根を越える峠だったのであろう。遊歩道はここまで伸びており、途中分岐した遊歩道でも檜峠に出られたようだ。
檜峠からは登山道になり、侵食され落ち葉が吹き溜まって川のようになった道を登って行くとやがて周囲が開けた送電鉄塔下に出た。

Photo4 送電鉄塔 麓からも良く見えます
送電鉄塔からは涸れた夏草を掻き分けて進むと雑木林の尾根歩きとなり、コンクリート舗装の林道に出たので林道を進むとやがて尾根筋から離れだした。
ここからは林道を離れ踏跡が消えた尾根を登るとやがて正面に岩場が現われ、直登出来そうであったが無理せず右に回りこんでみると古いトラロープがあったのでそれを使って岩場の上に出て尾根に復帰。

Photo5 岩場は落ち葉に埋もれ 足の置き場探しで大変
林道から離れて以降、地面の土が霜柱のフリーズドライ効果でホカホカにされたためか踏跡は消え失せていた。
離れていても色が鮮やかなら進むべき目標となる目印テープも、褪色しているので遠目だと全く見つけることが出来ない。登山ルートはこのあたりと見当を付けて登って行くと目の前の木に巻きつけられた古いテープが現われ間違っていないこと確認しつつ進んだが、岩場下では目印テープを巻きつけた小枝が落ちていたので右に巻くか左にするかで悩んだ。
樹間から周囲の山々を遠望しながら尾根を進むと漸く高反山山頂に到着。

Photo6 高反山山頂
山頂から少し南に下った小尾根先端の露岩上で麓の勝山集落を俯瞰しながら休憩し

Photo7 麓を俯瞰 上辺のギザギザは埼群県境の山々
再び山頂に戻り下山に移った。
山頂から古くて太いロープの設けられた急斜面を降るとロープ末端から下部には残雪が現われ、雪の下の地面も凍っていて夏なら取り立てて苦労するような斜面ではないが一苦労。
尾根のコルに降り立ち登り返すと雪が残っているものの歩きやすくなり、

Photo8 北面には残雪 尾根道は歩きやすくなった
やがて雪が消えると高反山への道標が現われ林道へ降り立った。

Photo9 林道終点 ここからは長い林道歩き
ここから長い林道歩きの途中で何箇所か分岐が現われたが要所には道標があり、それに従うと曲がりくねった林道はやがて勝山集落へと降った。
R299に出ると程なく道の駅に戻り周回を終えた。
山と高原地図記載の東稜ルートを地形図で検討したが良く解らないし、南稜ルートと東稜ルートを一気に歩いて周回するとR299歩きが長いので周回は気が進まない。東稜ルートは別途チャンスを見つけて登ることにしよう。
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