坊抱(ぼこだき)岩

Photo0 坊抱岩岩場
記録
日程:2014,9,15~16
メンバー:Yさん、安田
9/15日:天候 晴れ
このところ外岩クライミングのチャンスが多く、今回は長野冠着山にある、坊抱(ぼこだき)岩に出かけた。
関越のスマートICでピックアップしていただき坂城ICで降りてR18を長野方面へ。戸倉の町で左折して千曲川を渡り更級小学校で左折すると道はだんだん細くなりりんご畑の中を進むとやがて坊城平。ここには宿泊用のキャビンや水場。トイレ等があるのでクライミングのベースとしテント泊をした。
坊城平へのルート。

Photo1 坊城平

Photo2 冠着山案内図
坊城平からは冠着山への登山道が伸びており、途中の分岐での指導標にしたがって坊抱岩方面に進むと坊城平から30分程度で坊抱岩の基部に着く。

Photo3 登山道の途中から見た坊抱岩
先ずは登山道の正面に現れた“シルバームーン”に取り付きクライミング開始。

Photo4 “シルバームーン”
体がほぐれたところでBボルダー北面に移動。“湯の街旅情”を登る。こちらのほうがグレードが低いが上部でホールド細かく神経を使う。終了点に達してみると、足元には千曲川の流れに沿って上田から善光寺平に到る絶景の展望が広がり、流れが北西から北東へと大きく曲がっている様子が良くわかる。

Photo5 善光寺平方面の展望

Photo6 上田方面の展望
昼食後さらに岩場を移動しAボルダーで“クイックジャンプ”、

Photo7 ”クイックジャンプ”
“レインワルツ”、“スローダンシング”と徐々にグレードを上げ、最後は”カサブランカ“を登ったところで本日のクライミング終了。

Photo8 ”カサブランカ”(木立の向こう側)
坊城平のベースに戻り、車で戸倉まで下って夕食の食材を購入。ベースに戻って宴会後展望台から眼下に広がる夜景を楽しみ、鹿の声を聞きながらテントに潜り込む。
9月16日:天候 晴れ
昨日の道を再びたどって坊抱岩へ。最初は昨日登ったAボルダーに取り付き体を慣らし
Eボルダーへ移動。“オー・ルージュ”に取り付くが離陸が難しい。Yさんによればガイド本とは異なりかなり上級のグレードではということで敗退も納得。

Photo9 “オー・ルージュ”
“オー・ルージュ”でかなり消耗したため昼食後Dボルダーに移り、“ミストラル・ダイク”を登る。ここも“湯の街旅情”同様終了点からは絶景が広がっておりまたもや写真撮影。(なぜか余裕のあるときはギャラックにカメラあり)

Photo10“ミストラル・ダイク”終了点からの展望
そうこうするうちにさらに疲労感が増してきたので次回を期しクライミングを終了する。
平日にしてはちょっと車が多めの高速道を走り、帰宅してみればまだ明るい時刻であった。
今まで外岩でのリード経験は数回しかなく、今回は初めて行った岩場でやさしいルートとはいえほとんどをリードで登ることが出来たのは大いなる成果であった。
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