西上州 ジジ岩ババ岩

Photo0 紅葉の中に屹立するジジ岩ババ岩たんす岩の岩峰群
記録
日程:2017,11,20
メンバー:Sさん、安田
11/20日 天候 晴れ :
コースタイム:旧道分岐駐車スペース(8:07)→ミノ滝(9:05)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(9:20)→展望台(たんす岩テラス)(9:34~9:56)→帝釈岩への分岐(10:14)→P790(10:25~10:39)→御堂山(11:07~11:22)→ジジ岩ババ岩と御堂山への分岐(11:43)→駐車スペース(12:38)
行程7.4km 累積標高760m ルートマップは ここ です。
山の麓にまで紅葉が下りてき道路を走っていても陽射しに映えて美しい。昨日今日と一段と冷え込みこれで紅葉が一気に進み見納めになってしまうと思い、陽射しのおかげで暖かく最後に色付く南面に登山道がある低い山は?で思いついたのが 下仁田の御堂山 。
昨年登ったときにはジジ岩ババ岩が展望できるたんす岩基部に着いた時間が早すぎて、昇り始めた太陽を背にして逆光の中に立ち並ぶ姿しか見ることが出来なかったので、今度は時間を遅らせてジジ岩とババ岩の姿をちゃんと見ようと思い下仁田の御堂山に出掛けた。
前回と同じところに車を停め歩き出したが昨年と違っているのは出発時間。2回目なので戸惑うことなく歩けるがその分調子に乗って歩くと予定より早く着いてしまうので途中休憩を取りつつゆっくり歩き。

Photo1 前回と同じように西牧関所跡の前を通って林道へ
ミノ滝を過ぎ尾根のコルの分岐まで来ると雲間から漏れた光が樹林越しに射しこみ周囲の紅葉の輝きが増してきた。

Photo2 ミノ滝 黒く見える水流の横の岩を越えて行く。ロープあり
分岐を左折し尾根を進むとたんす岩の北面の岩峰が行く手に立ち塞がったので基部を右に巻き下り登り返すとたんす岩の南面テラスに出た。

Photo3 尾根に立ち塞がるたんす岩北面
テラスの先の露岩上がジジ岩とババ岩を至近に見ることが出来る展望箇所。

Photo4 ババ岩(左)とジジ岩(右)
今回は時間が遅いので既に太陽はジジ岩とババ岩の上に昇り、周囲の紅葉の中に屹立する岩峰はなんとも不思議な姿はまさしく奇岩。
露岩上で休憩し次は隣の尾根からの展望を楽しもうと尾根のコルの分岐まで戻りそのまま直進して御堂山を目指して進み、分岐のコルから一登りして御堂山への登山道が北へと折れるところで右折し帝釈岩へと延びる尾根に入った。
急勾配を降る落ち葉の積もった薄い踏跡をたどりコルから登り返して今度はヤセ尾根をトラバース気味に進み、岩を巻き上がると一瞬樹林が切れ右正面にジジ岩ババ岩たんす岩と連なる岩峰群が現われた。

Photo5 ジジ岩とババ岩たんす岩の岩峰群 奥に見える平らな山容は荒船山
さらに先へ進んで潅木に囲まれたP790に立つと今度は潅木の切れ間から赤城山方面のみ展望が開けた。

Photo6 紅葉の尾根の向こうには薄い雲海の下に高崎前橋の街、さらに奥には赤城山
P790から先へと薄い踏跡は延びている様であったが行き先不明なので陽だまりの中で展望を楽しみながら休憩し御堂山への一般登山道へと戻った。
この帝釈岩へと延びる尾根上でジジ岩ババ岩の岩峰群を遮るものなしに見ることが出来たのは往路で岩を巻き上がったところ一箇所のみであった。落ち葉の斜面はトラバースルートが何本か錯綜しているように見え、岩を巻き上げずに通過してしまうと展望箇所を見逃すかも知れない。
ガイドロープの有る一般登山道の急斜面を登り詰めると御堂山山頂に到着。ガイドブックには妙義山の眺望が良いと書かれているが、今では植林が育ちその枝の間から見えるのみで殆ど展望は無い。良く見れば中ノ嶽神社の金色の大黒様も見ることが出来るが・・・・・。
御堂山からは寄り道せずに往路を登山口へと戻った。
休憩ごとにしっかりと食料補給はしていたが下山してみると丁度昼食時で小腹がすいたので帰宅途中飲食店に立ち寄り名物の下仁田カツ丼を食した。
秩父小鹿野のわらじカツ丼、伊那の味噌カツ丼、それに下仁田カツ丼、どうして山の麓に名物カツ丼が多いのか?う~ん、山から降りたらカツ丼・カツカレー・てんぷら蕎麦食べたくなりますよね。特にテント泊の後。それからなぜかコーラも飲みたくなる。