白砂山・八間山周回

Photo0 白砂山 左の稜線は佐武流山へ 右の稜線は稲含山三国峠へ続く
記録
日程:2017,09,15
メンバー:Sさん、安田
9/15日 天候 曇りのち晴れ :
コースタイム:白砂山登山口(6:17)→ハンノキ沢(6:31)→地蔵峠(7:01~7:06)→地蔵山(7:26)→堂岩の泊地(8:17~8:28)→堂岩山(8:55)→堂岩山分岐(9:01)→猟師の頭(9:28)→白砂山(10:25~10:53)→猟師の頭(11:42~11:51)→堂岩山分岐(12:01)→中尾根の頭(12:29)→黒渋の頭(13:10~13:34)→八間山(14:07~14:37)→野反湖見晴(15:18)→八間山登山口(15:48)→池の峠(15:58~16:12)→白砂山登山口(16:30)
行程16.3km 累積標高1800m ルートマップは ここ です。
思いもよらぬ台風18号の進路変更で予定していた山行は×。別案検討結果、台風とそれに伴う秋雨前線の影響がすくない群馬の白砂山に出かけてきた。
車のエアコンを働かせながら走っていて途中のコンビニに立ち寄って車から降りると・・・・・外のほうが涼しい。標高差による気温変化よりも一日の寒暖差が大きくなって秋の到来を体感した。
関越高速を渋川ICで降り、長野原経由で野反湖を目指し、以前 野反湖に来たとき に目をつけておいた野反湖展望台の駐車場に車を止め前泊。夜半に風が強くなってきたが想定内。
朝目覚めると周囲はガスで真っ白視界なし、肌に当たる霧雨を感じたがこの天気は9時頃までといった予報なのでゆっくり出発。

Photo1 白砂山登山口
白砂山登山口から入山し、最初は細い登山道を登るがすぐに広く笹が刈られた道に出てダラダラと登りやがて下り始めるとハンノキ沢にでた。

Photo2 ハンノキ沢 木橋を渡って対岸へ
しっかり整備された木橋を対岸に渡り支沢に沿って登って行くとやがて登山道は沢を離れ一登りで地蔵峠に着いた。地蔵峠で休憩を取り歩き出すが依然周囲はガス。樹林帯を抜ける頃にはガスも晴れると思い先へ進む。尾根に乗るときにはても天候が回復してくるどころか雨粒を感じるようになってきた。
地蔵山を通過し堂岩の泊場へ登り返すところでは登山道が雨水で洗われ上から流されてきた石が堆積しザレ場となっていた。所々に苔むした石も見受けられるので、登山道が小岩でザレてしまってからはそう時間が経っていないようだ。
ザレ場が終わるとやがて勾配が緩み堂岩の泊場に到着。テントを設営できる平坦なスペースがあったが幕営するには駐車場から近く最近は使われていないのか?水場のへの案内板も下がっていた。
堂岩の泊場で休憩後尾根のアップダウンを繰り返すとやがて堂岩山山頂に到着。

Photo3 堂岩山山頂 樹林の中で展望なし
展望が得られない山頂を通過して降るとすぐに八間山への登山道との分岐。

Photo4 白砂山と八間山への分岐 行きは直進白砂山へ 帰路は八間山方面へ
白砂山目指して直進するとやがてガスが消え始めこれから進む稜線が見え始めた。なだらかな稜線上を進み登り返すと猟師の頭に到着。振り返ると通過してきた堂岩山の姿が目に入った。
北斜面は既に色付き始め、日当たりの良い南斜面は一面の笹の緑、ところどころに立つ白樺の葉もまだ緑。稜線を境に季節が分かれていた。やがて北斜面から南斜面に彩が移るのもまもなくのことであろう。

Photo5 猟師の頭
猟師の頭から降り小さなアップダウンを繰り返すとやがて金沢レリーフといわれる本ルート唯一のちょっとした岩場が現われた。ここを過ぎると白砂山への最後の登りとなり登山道は尾根から南側の笹斜面へと移った。登り詰めた頂稜を更に進むと白砂山山頂。

Photo6 白砂山山頂
天気予報どおり山頂では天候が回復し、赤城山・榛名山・浅間山と360°の展望が得られた。いつもの関東平野のほうから見える榛名山と違い逆に並んだ山々のシルエットが新鮮だった。

Photo7 榛名山のシルエット 左から水沢山・二ツ岳・相馬山・・・・・
休憩後来た道を堂岩山山頂手前の分岐まで戻り八間山へと伸びる尾根道に進路をとった。

Photo8 八間山へ向かって快適な尾根道進む
分岐からは南斜面の笹の中に伸びた快適な登山道を左手に赤城山や榛名山を見ながら進み中尾根の頭に到着。
中尾根の頭から笹の中に伸びる快適な登山道を進み尾根の最低鞍部にまで下降。急登(ここまでがあまりにも緩やかだったので急登に感じた)を登り返すと黒渋の頭に到着。登山道を塞ぐように横たわった太い倒木に腰を下ろして休憩後、尾根上八間山へと伸びる登山道を進むと

Photo9 黒渋の頭から八間山へと伸びる登山道
やがて八間山登山口からの道と合わさり、広場の片隅に崩れかかった雨量観測所が建つ八間山山頂に到着。

Photo10 広々とした八間山山頂 山名標柱の彼方には榛名山が
広々とした山頂からは浅間山や草津方面の展望も広がり榛名山や赤城山山麓まで見渡すことができるので昼間だけでなく夜景も楽しめる。
八間山から直進する登山道は富士見峠の登山口に降っているのでここで引き返し、もう一方の池の峠の八間山登山口を目指して降った。
先ほど通過した堂岩山からの尾根道との合流点を通過し、登山口へと降ってゆくと野反湖見晴と書かれた道標が立っていたが木が生長して展望なし。道標を立てたときには眼下に野反湖を見渡せたのであろう。
やがて登山道の勾配が緩み樹林の中を降って行くと登山口に到着。

Photo11 池の峠八間山登山口
登山口のある池の峠パーキングを横切って舗装道路に平行した登山道を進み池の峠への指導標を過ぎるとまもなく展望が開けた池の峠に到着。池の峠からは野反湖とそれを取り囲むエビ山を中心とした山々が見えた。富士見峠の向こうには浅間山篭ノ塔山の山塊がくっきり。

Photo12 池の峠からの野反湖展望中央のシルエットは浅間山篭ノ塔山塊
普段見慣れている八ヶ岳方面からとは違って逆に並んでいる山々のシルエットも新鮮であった。
池の峠で一休みして木段の道を降りやがて笹が刈り払われた道となると朝通過した白砂山への登山道と合流し、まもなく白砂山登山口へ出て白砂山八間山の周回を終えた。
岐路で立ち寄った道の駅六合の応徳温泉くつろぎの湯は内湯のみであったが掛け流し。休憩できる大広間まであって400円。湯がすばらしかった。
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