御陵山(おみはか山)

Photo0川上村越しに見える御陵山(右奥の濃い色の山)
記録
日程:2017,08,09
メンバー:Sさん、Mさん、安田
8/09日 天候 晴れ :
コースタイム:馬越峠駐車場(9:02)→P1720(9:48~10:04)→御陵山(10:30)→三角点(10:35)→御陵山(10:39~11:08)→馬越峠駐車場(12:19)
行程13.2km 累積標高1264m ルートマップは ここ です。
太平洋高気圧が弱いとかいろいろ原因が重なって日本の近くでウロウロしていた台風5号、”長寿台風”と言うらしい。長寿社会を迎えているので台風まで長寿になった? まぁ、長寿社会で老害が叫ばれている折、台風も長寿だとやはり害が大きく招く混乱も大きい。
昔学校で学んだ夏の気圧配置”南高北低”にならないので梅雨明け10日も???晴れ間は殆ど行方不明。お日様が顔を出さないならそれなりに涼しくても良さそうだが・・・・。そうは問屋がおろさず、高湿度のオマケ付き。
天気予報を眺めていると久しぶりに雨マークが消えたので貴重な一日を楽しもうと長野県の川上村と南相木村の境にある御陵山(おみはか山)へ出かけてきた。
登山口は昨年登った 男山・天狗山 登山口の道路を隔てた反対側にあるので昨年同様馬越峠の駐車場を利用。

Photo1 御陵山登山口(左の斜面にある踏跡から入山)
駐車場から道路を横切って落石防止用の金網の横から昨日の雨で滑りやすくなっている急登の登山道を登るとすぐに尾根に出た。

Photo2 尾根上の登山道
ここからは両側雑木林の尾根上の歩き易い登山道を進むとやがてロープのある岩場が登場。岩の周囲が濡れているので慎重を期してロープに頼って登り更に先に進むと2番目のロープ場登場。

Photo3 2番目のロープ岩場 登ると展望露岩
これを登ると南相木村が見下ろせる露岩上に出た。登ってきた尾根のほうを見ると天狗山、更にその奥には男山が見えたが背景の八ヶ岳は雲に隠れていた。

Photo4 天狗山奥は男山 雲に隠れて八ヶ岳は見えず
八ヶ岳のほうから眺めると男山が雲で隠れていることが多く、丁度小海線に沿って雲がでることが多いようだ。日本海側から千曲川に沿って登ってきた空気と富士川沿いに登ってきた太平洋側の空気がちょうど交わる地点となっているからか?
露岩から再び雑木林の尾根を進むと木の葉越しに麓の川上村のレタス畑が見え隠れする。本日の東京の気温予想は37℃との予報だったが尾根を越ええる北からの風は爽やかそのもの。ザックを背負った背中には多少発汗で濡れたものの、半袖の腕は汗が風で蒸発し汗ばむことは無かった。気持ち良いことこの上なし。
やがて送電鉄塔が見え出したP1720で休憩。一旦降って送電鉄塔下を通りやや勾配が増した登山を進むと崩れかかった社のある御陵山山頂に出た。

Photo5 御陵山山頂
川上村方面と、南相木村の御座山(おぐら山)の展望が良いが

Photo6 隣の御座山
休憩する木陰が殆ど無いので更に先へ伸びている登山道を進み三角点のあるピークまで進んだ。しかしここは樹林に覆われ展望無し。

Photo7 三角点のあるP1822.5
再び御陵山山頂まで引き返し、どうにか登山道横の小さな木陰を見つけて暫しの休憩。
やがて我々の後からやってきたパーティも見ていると我々と同じような行動をとっていた。早いところで休憩ポイントをきめたのは大正解で照りつける太陽光を浴びず、尾根を渡る涼風の気持ちよさで大休止となってしまった。
御陵山からは来た道を戻り、駐車場に着いたのが正午ちょっと過ぎだったので3時間ほどで尾根歩きハイキングを終えた。
このとき駐車所に停めておいた車で気温を確認すると22℃。3000m級の尾根を歩くのと同じような温度、しかも直射日光を受けなかったので日焼けによる皮膚のピリピリ感も無し。ちょっとした避暑山行の穴場かも。
下山後は川上村に来るたびに立ち寄るマーケットに向かい、同行者はワンコインでお釣りのくる新鮮レタスとキャベツを購入。お次はこれまた良く立ちよるヘルシーパーク川上で開いたばかりの風呂で汗を流しついでに新鮮野菜サラダがたっぷり添えられた食事を摂って満腹。いつもの生活習慣で建物の外はサウナ状態かと覚悟をきめてドアを開けると外も室内と同じで快適。帰宅して車の外に出たらやはりムシムシしている現実に戻ってしまった。
今回の山行で味をしめどこか手軽に楽しめる良いところはないかと探しながら天気予報を見ればまたこの先しばらくは天候が思わしくなく雨マークの行列。
今年の夏山はどうなってしまうのでしょうか?
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