水沢山 二ツ岳 周回

0雌岳山頂からの水沢山_5557
     Photo0 二ツ岳雌岳山頂からの水沢山

記録
日程:2017,06,23
メンバー:安田

6/23日 天候 晴れ :
コースタイム:水沢観音駐車場(6:40)→お休み石(7:13)→水沢山山頂(7:49~8:00)→西登山口(8:21)→つつじヶ峰休憩所(8:37)→オンマ谷風穴(9:17~9:25)→二ツ岳雄岳(10:06~10:13)→風穴への分岐(10:26~10:36)→雌岳(10:46~10:54)→7合目避難小屋(11:02)→西登山口(11:36)→榛名県有林大標柱(11:43)→尾根下降点(12:01~12:12)→林道終点(12:34)→船尾像(14:42)→渡渉点(13:11~13:21)→水沢観音本堂前(13:38)→水沢観音駐車場(13:42)
行程14.1km累積標高1353m     ルートマップは ここ です。

梅雨の晴れ間を見つけて水沢山(地形図では浅間山)と榛名の二ツ岳を周回してきた。
水沢山は山麓に坂東三十三霊場の一つ水沢観音がありそこの駐車場は大きく交通至便。更に二ツ岳は山頂からの展望が良くないものの、山麓のオンマ谷は風穴から噴出す冷風で涼しいとの事。まだ気温が上がらないうちに水沢山へ登り暑くなってくる頃にはオンマ谷で涼もうと両者を繋げて周回した。

水沢観音の大駐車場の右側の舗装路を登って行くと、早々に下山してくる登山者に出会った。地元の人で月に10回は登っているとの事、これから仕事に出かけるそうだ。
以前出掛けた 上田の太郎山 同様地元の人にとっては散歩で訪れるらしい。
次第に舗装路が狭くなりやがて水沢観音の本堂横からの登山道と合わさり少し進んで登山口からは登山道の登りとなった。しっかり整備された登山道を登って行くと山頂との中間点の”お休み石”に到着。
1お休み石_5521
     Photo1 お休み石

まだ樹林帯で陽射しを受けず、汗が噴出すほどでもないので更に登って行くと見晴らしの良い石仏が並んだ尾根に出た。
2登山道横の石仏群_5523
     Photo2 登山道横の石仏群

ここからは自然林の尾根歩きとなり岩場も出てきたが踏跡がしっかりしていて歩きやすい。やがて山頂に着くと数名の登山者が休憩中。
3水沢山山頂_5524
     Photo3 水沢山山頂

話に加わると皆さん地元の人で一汗かいたのでここで涼んで下山。丁度木苺が実っているから下山が楽しみといっていた。ここまで木苺を目にしなかったので地元の人ならばの場所があるのだろう。
山名標柱の陰につるされた温度計を見れば22℃。そよ風が吹き抜けると心地よい。
4水沢山からの相馬山 雌岳 電波塔のある雄岳_5526
     Photo4 水沢山山頂からの相馬山 二ツ岳雌岳 電波塔のある雄岳

山頂を通り越して西登山口に向かって降る途中にある電波塔のところで右折、降り続けると水沢山西登山口がある舗装林道に飛び出した。
5水沢山西登山口_5528
     Photo5 水沢山西登山口

林道を横断、再び樹林の中を進むとすぐに”むし湯跡・伊香保"方面への分岐に出た。
ここで左折し歩きやすいなだらかな登りの遊歩道を進みやがて左手が開けると道の右側の樹林の中に”つつじヶ峰休憩所”が佇んでいた。
6つつじヶ峰休憩所_5535
     Photo6 つつじヶ峰休憩所

更に登って行き下り始めると周囲の様相が一変し、苔むした岩が現われるようになってきた。二ツ岳への分岐を過ぎ直進して降ってゆくと空気が涼しくなりシダが茂るオンマ谷。
7オンマ谷_5541
     Photo7 オンマ谷

榛名カルデラ火山の爆裂口の跡で地形図を見るとこの谷は窪地になっているが水溜りも水の流れも無い。雪や雨は地面に吸い込まれ周囲の火口壁の外から流れ出しているようだ。涼しいオンマ谷を堪能しながら歩き、”まゆみの原"を過ぎると”オンマ谷の風穴"に到着。
8オンマ谷風穴_5545
     Photo8 オンマ谷風穴

ここでは大岩の積み重なった隙間を風穴というらしいが確かに涼風が吹き出すのが感じられた。風穴前のベンチで休憩して今度は二ツ岳への登山道に入った。苔むした岩で滑りやすいが高度を上げてゆくと雄岳雌岳の分岐に出た。左折して雄岳を目指すと広場があり電波塔の建物の横を登ればすぐに山頂。隣の相馬山と榛名富士が展望できた。
9雄山山頂からの相馬山と榛名富士_5551
     Photo9 雄岳山頂からの相馬山 榛名富士

雄岳から引き返し雌岳に向かうが”風穴”からの登山道と合流するコルで校外学習の小学生の集団に遭遇。先生が立ち止まって集団を見守っているので会話しながら小学生が通過するまで休憩。
10校外学習中の小学生_5553
     Photo10 小学生の一段が雄岳目指して進む

先導する先生を追い抜いて勝手に先に進んでしまう者、後からかなり離れてダラダラとやってくる者。半世紀以前の自分の姿を見ているようで微笑ましい。まぁ校外に出ると先生は大変ですね。小学生の集団を見送って雌岳に向かって登るとすぐに山頂。ここは雄岳とは反対に水沢山や前橋や高崎方面の視界が開けている。
雌岳から降り、七合目避難小屋(避難小屋とはいえ屋根付きでベンチのある休憩所)を通過して
11七合目避難小屋_5558
     Photo11 七合目避難小屋

往路で通過したオンマ谷入口の分岐に出た。
ここからは往路を戻り水沢山西登山口で右折、ギラギラ太陽が照りつける舗装路を歩いて”榛名県有林”とか書かれた大きな標柱のところで左折して船尾滝目指して濃い踏跡を辿った。
12榛名県有林の大標柱_5560
     Photo12 林道横の榛名県有林の大標柱


踏跡は自然林の中を進みやがて植林の尾根道となった。標識にしたがって右折し尾根からの下降が始まると古い木段の道となり。途中幾つかの分岐があったがその都度標識に従い船尾滝を目指して高度を下げ谷間に降ると堰堤の上に出た。
対岸に踏跡が無いので探すと堰堤手前で降って堰堤下を通過する踏跡を発見。やがて道が不明瞭になり崩落して抉られた斜面を降りたり降ったりしながら進むと
13崩壊した堰堤_5568
     Photo13 崩壊した堰堤

すぐに工事の安全旗やプレハブ小屋が現われた。小屋の横に飛び出すと林道終点でここからは舗装路が下に伸びていた。
14林道終点_5569
     Photo14 林道終点

林道を降ると法面崩落箇所やガードレールが流されたところが現われたが歩く分には支障なし。コーナーを曲がると突然”船尾像”が左に現われた。
15石の台座に腰掛けた船尾像_5571
     Photo15 船尾像

説明によると平成になってからの建立されたものだが林道が通行止めになっているので訪れる人も無く岩の上に腰掛けて佇んでいた。
更に進む今度は船尾滝への入口が現われたがここも立ち入り禁止。
舗装林道を降るうちに時たま黄色いものが目立つようになってきたので近づいてみるとたわわに実った木苺。
16たわわに熟した木苺”モミジイチゴ”_5575
     Photo16 丁度食べ頃の木苺“モミジイチゴ”

水沢山山頂での会話を思い出し、口に入れてみると甘い。食べられそうなものを見るとつい口に入れてしまう。帰宅して調べたら”モミジイチゴというらしい。飲料水の空ペットボトルに詰め込んでお土産get。
木苺をつまみ食いしながら、林道分岐の手前から水沢方面への道に左折。殆ど水の無い沢を渡渉して、対岸の崩落地に設けられた鉄階段を上がれば
17崩落斜面の鉄階段_5578
     Photo17 崩落地に設けられた鉄階段

再び快適な道となった。
降ってゆくとやがて車の轍が現われ次いでコンクリート路となり水沢観音の鐘の音が聞こえてきた。舗装林道から左の坂道を上って行くと水沢観音の本堂前に出て18水沢観音本堂_5583
Photo18 水沢観音本堂

山歩きを終えた。

水沢観音から水沢山への登山は、今回のように大駐車場の右隅の舗装路を登って行くのと本堂左の鉄階段を登って行くルートがある。やがて登山道手前で両者は合流する。





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