秩父 南天山・滝谷山

Photo0 埼群県境の山が一望できる南天山山頂
記録
日程:2017,04,16
メンバー:安田
4/16日 天候 晴れ
コースタイム:鎌倉橋登山口(7:40)→法印ノ滝(8:05)→尾根沢コース分岐(8:30)→尾根道分岐(9:10)→南天山(9:18~9:41)→沢コース分岐(10:00)→崩れた小社(10:01)→尾根分岐(10:34)→P1538(10:39~10:49)→P1562(11:18~11:23)→岩壁下(11:59~12:10) →滝谷山(12:31~12:45)→岩壁下(13:08)→小岩峰(13:31~13:42)→尾根分岐(14:21~14:32)→沢コース分岐(14:59)→尾根沢コース分岐(15;23)→法印ノ滝(15:40~15:48)→鎌倉橋登山口(16:07)
行程13.0km 累積標高1789m ルートマップは ここ です。
来週になると天候は春の嵐で荒れそうなのでその前に秩父の一番奥の南天山を計画。
南天山だけではちょっと物足りないので地図を眺めると群馬との県境にある滝谷山に尾根が続いていることが解った。
地図では滝谷山への登山道はないので南天山以外から登るにしてもバリエーションになってしまう。今回が良いチャンスと思い、南天山から尾根を辿って滝谷山へ歩いてみた。
南天山の登山口の鎌倉橋の駐車場に車を停め、鎌倉沢に沿って歩き始めた。

Photo1 鎌倉橋登山口
最初沢床からかなり高度差がある登山道を歩きやがて沢床と同じような高度になると木橋を渡って対岸へ、

Photo2 木橋で何回も鎌倉沢を渡る
しばらく歩いてまた木橋で対岸へと何度か沢を横断しながら徐々に高度を稼ぐと目の前に法印ノ滝が現れた。

Photo3法印ノ滝
登山道は右岸を高巻きやがて南天山への尾根コースと沢コースの分岐に出た。

Photo4 尾根コース沢コース分岐
鎌倉沢を渡って対岸の尾根コースに進み急勾配の植林斜面をツヅラ折れのコースに従い歩くと尾根上の登山道に出た。

Photo5 尾根コース分岐 尾根道と合流
尾根道との分岐を右折し石混じりの登山道を登り詰めると南天山の山頂に立った。
陽光燦燦微風、展望良しでしばらく休憩し山座同定をした後、山頂から引き返して先ほど登ってきた尾根コースとの分岐を直進、尾根伝いに降ってゆくと沢コースとの分岐に出た。

Photo6 沢コース分岐 下降点
沢コースはここから左折して降ってゆくが、今回は通行止めのテープを潜って直進。
よく踏まれた登山道を少し進むとやがて明瞭な踏跡は尾根から離れ巻くように伸びている。

Photo7 明瞭な巻き道から逸れて尾根直進(崩れた小社)
崩れた小さな社を目印にしてそのまま尾根を直進。踏跡なき急坂を登って行くとやがて藪に突入、程なく過ぎると今度は岩混じりの登りとなった。
尾根の真ん中を進み幾つか小ピークを越えると左からの尾根上に明らかな踏跡のあるピークに出た。帰路で明瞭な踏跡に誘いこまれないようにチェックして尾根を直進。

Photo8 尾根分岐のあるピーク
地図上ではここから滝谷山までは幾つかピークがあるが、地図上に無い隠れた小ピークがあったり、樹林で覆われたピークや露岩のピークがあり歩いているうちにわからなくなった。

Photo9 右手に見える埼群馬県境の山々
進行方向右手に帳付山 倉門山、大山、宗四郎山、大ナゲシ、赤岩岳と続く稜線が時折樹林越に見えるので凡その位置を確認しながら尾根筋を進んだ。
途中の岩峰は行き止まったときに降って戻れるかどうか確認しながら突破。行き止まりとなるようなところは無く、岩峰を巻くようなことも無しに稜線を進むことが出来た。
P1562を過ぎた辺りから滝谷山が見え出したが・・・・・その前に立ちはだかるように白い岩壁が見えた。

Photo10 樹林越に滝谷山が見え出した
装備もないし岩登りはちょっと難しいかもと思いつつ、行けるところまでと決めて一旦降り地図には標高が記されていないピークを越えると伐採され朽ち果てた大木の残骸や放置された林業用のワイヤー、運搬機械の部品が目に入るようになってきた。尾根にはかつての道の形跡も。

Photo11 かつての林業の残骸、ワイヤー掛けのプーリー
やがてザレた尾根を登り、立ちはだかる岩壁の直前で様子見。ルート探しの休憩。

Photo12 立ちはだかる白い岩壁
尾根からトラバースするように付いている道跡は崩落斜面の中に消えうせていた。登るだけならどうにかなるだろうと、降れるかどうかを確かめつつ左上するバンドに沿って岩に取り付き、積もった落石と苔を手で払いのけてステップを確保。ホールドは殆ど引けば抜けるので手探りで利きそうな岩を探して前進。
登った先は歩きやすそうな尾根で少し進むと左下から斜面を登ってくる道跡があった。
枯れた笹に覆われた斜面を進むと直ぐに滝谷山山頂。樹林の山頂で展望なく、朽ちかけた山名標が地面に置かれていたのみ。

Photo13 滝谷山山頂
滝谷山山頂で休憩後、来た道を戻るが、先ほど苦労した岩壁はクライムダウンする気になれず、見つけた道跡を降って岩に掴まりながらどうにか崩落箇所をトラバースして岩壁下の尾根に出た。

Photo14 降ってトラバースした崩落地
ここから先は来た道を戻ったが、往路で歩き易そうと思ったところが上り下りで反対から見るのはちょっと違う。
道があるわけではないので適当に歩いて、分岐している尾根に引き込まれないように注意を払い崩れたし小さな社のところまで戻り、後は明瞭な踏跡を辿って沢コース分岐から一般道を降り尾根沢コース分岐からは途中法印ノ滝で一休みして往路を戻った。
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コメントの投稿
Re: プロフィールにお写真張られましたね
おはようございます。コメントありがとうございました。
写真など張るつもりはなかったのですが・・・・・
ちょうど山仲間が撮ってくれた写真を張り付けろというもので・・・・・。
恥ずかしながら顔を見せられません。
女性読者をがっかりさせるといけないので・・・・あははははは。
安田
写真など張るつもりはなかったのですが・・・・・
ちょうど山仲間が撮ってくれた写真を張り付けろというもので・・・・・。
恥ずかしながら顔を見せられません。
女性読者をがっかりさせるといけないので・・・・あははははは。
安田
プロフィールにお写真張られましたね
精力的に登られていてうらやましい限りです。
プロフィールにお写真が貼られていて初めてブログ主様の雰囲気が分かりました。
これからもバリエーションたくさん歩いてUPしてください。
楽しみにしています!
プロフィールにお写真が貼られていて初めてブログ主様の雰囲気が分かりました。
これからもバリエーションたくさん歩いてUPしてください。
楽しみにしています!