赤城 荒山・鍋割山

0雪庇_4121
Photo0 雪庇で出来たイルカ 誰かが目を入れたみたいですね
 

記録
日程:2017,02,14
メンバー:Sさん、安田

2/14日 天候 晴れ  
コースタイム:姫百合駐車場(8:24)→ふれあいの十字路分岐(8:43)→荒山への稜線(9:36~9:48)→荒山 (10:17)→荒山山頂直下(10:20~10:27)→ひさし岩(10:41)→棚上十字路(11:26)→荒山高原(11:41~11:54)→竈(かまど)山(12:22)→鍋割山(12:41~13:09)→荒山高原(13:49)→ふれあいの十字路分岐(14:06)→姫百合駐車場(14:19)
行程9.7km 累積標高1255m     ルートマップは ここ です。

12日の日曜日は赤城山の天候が大荒れで道路にもかなりの積雪があったとの情報でそれならば荒山と鍋割山にも雪が着いていると思い天候がよくなったので出かけた。

荒山と鍋割山は眼下に前橋の市街と関東平野を一望でき、初夏にはツツジの名所のハイキングコースであるが登ってビックリ!尾根に雪庇が出来ており雪山を堪能できた。

前橋から赤城山山頂の大沼を目指して上毛三山パノラマ街道を登って行くと勾配が増して道路がクネクネし始めると直ぐに右側に姫百合駐車場が現れた。
除雪された駐車場の隅に車を停め、直ぐ横の林道は雪で覆われているので駐車場からアイゼンを着けて歩き出した。直ぐに登山口が現れ
1登山口_4091
     Photo1 荒山高原への登山口

しっかり踏み固められた歩きやすいトレースを登って行くと展望広場への分岐、ふれあいの十字路の分岐が現れた。
2ふれあいの十字路_4093
     Photo2 ふれあいの十字路分岐

ふれあいの十字路分岐のところから指道標には無い荒山への稜線の途中に出る破線ルートを登り始めたが先行者の踏跡は多分昨日のものでところどころ消えていた。
登るに従い強風で雪が飛ばされ所々落ち葉に覆われたザレた岩の斜面を登って行くと、後続者が登ってきてあっけなく抜き去られた。
しかし跡を追いかけても踏跡が残っていないので尾根の稜線を目指して登って行くと徐々に雪が深くなり、稜線に出たが地図上には稜線に登山道があるはずだが踏跡は無い。追い抜いていった登山者の姿も見えず。
稜線上なので迷うことも無いので風を避けて休憩を取り、ラッセルしながら登って行くとやがて雪庇が現れ、ルートを思案しながら登って行くといつの間にか先行者のトレースが現れた
3雪庇向こうは荒山_4095
     Photo3 踏跡の無い雪庇を慎重に越えて 奥に見えるのが目指す荒山

荒山山頂直下でロープが出ていたが、雪のおかげで頼ることも無く登れた。
荒山山頂は樹林の中に広場で石の祠があったが、冷たい風があったので山頂から少し降って休憩。
4荒山山頂_4098
     Photo4 荒山山頂

どうやら先行者はワカンをつけて降って行った様だが我々はアイゼンのみ。ワカンの跡を追ってラッセルしながら降って”ひさし岩”で立ち止まり展望。
5ひさし岩_4099
     Photo5 雪から現れたた露岩”ひさし岩”

更に降ってゆくと正面に荒山南避難小屋が樹林の中に見え出し、登山道が右に屈曲。
緩やかになった登山道を降ってゆくとやがて棚上十字路の分岐に出た。
6棚上十字路_4107
     Photo6 棚上十字路分岐

ここでさらに右折してほぼ水平にトラバースしながら進むと荒山高原に到着。
7荒山高原_4110
     Photo7 荒山高原

登山口からは直接登ってくる人が多いらしく、荒山高原から鍋割山方面へはしっかりしたトレースが伸びているのでこれを辿って登って行くと除雪された現れた道横のベンチでは何人も休憩中。
しかし上を見上げれば雪庇・・・・。まぁ落ちてきたところで途中に潅木があるので雪を被るくらいか?
大きく崩れた雪庇の残骸を乗り越えて
8稜線手前の崩落した雪庇_4113
     Photo8 崩落した雪庇の残骸を越えて稜線へ

鍋割山への稜線に出ると、
9火起山への」雪庇_4115
     Photo9 快適な尾根歩き

様々な形に発達した雪庇が続々と現れ、
10クジラの雪庇_4122
     Photo10 クジラの雪庇が出迎

それを越えてゆくとやがて大きく展望が開けた鍋割山山頂に出た。
多くの登山者が休憩中で、話を聞けば12日の雪でめったに出来ることが無い雪庇が出来たとのこと。
11鍋割山山頂_4123
     Photo11 鍋割山山頂

荒山・鍋割山は赤城山の南面なので通常は春先の南岸低気圧で雪が降るが今年は珍しく谷川方面からの季節風で雪が積もったらしい。
わざわざ上越国境まで出かけなくても街から近いところで雪山が楽しむことが出来、展望もよく、天気も良いので皆さん登ってきたとか。
鍋割山山頂でポカポカ陽光を浴びて荒山高原まで戻り、
12荒山高原目指しての降り_4131
     Photo12 先ほど登った荒山を正面に見ながら荒山高原へと降る

左折して歩きやすい雪道を降ってふれあいの十字路を経て駐車場へと戻った。

上越の豪雪の山で見られる大きな雪庇と違いいろいろな形に発達した小さな雪庇を眺めながらの山行。ラッセルもありなかなか楽しい雪山ハイクであった。




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