高水三山 棒ノ峰

0高水山_4046
     Photo0 岩茸石山より見た高水山、山頂の向こうにはスカイツリー 

記録
日程:2017,02,08
メンバー:安田

2/08日 天候 曇り  
コースタイム:寒山寺駐車場(6:48)→沢井駅前(6:59)→高水三山入口(7:09)→惣岳山(青渭神社)(8:10)→岩茸石山(8:43~8:52)→名坂峠(8:58)→常盤ノ前山(9:80)→黒山(10:08~10:22)→権次入峠(10:40)→棒ノ峰(10:52~11:04)→権次入峠(11:14)→黒山(11:31)→名坂峠(12:52)→岩茸石山(13:01~13:14)→高水山(13:38) →登山口(14:32)→軍畑大橋(14:59)→御岳渓谷遊歩道入口(15:06)→遊歩道途中(15:10~15:21)→楓吊橋(15:33)→寒山寺駐車場(15:40)
行程21.9km 累積標高1929m     ルートマップは ここ です。

いままでチャンスに恵まれずいつかは歩いてみたいと思っていた奥多摩入門のハイキングコースといわれる高水三山に出かけてきた。
折角出かけるのだから高水三山だけではと思い更に足を伸ばして都県境界にある棒ノ峰(棒ノ折山)、帰路ではこんなときしか歩かないであろう多摩川沿いの御岳渓谷遊歩道まで歩いてかなりの長距離になってしまった。

青梅を過ぎ多摩川右岸の寒山寺駐車場に車を停め坂道を下って楓橋で多摩川を渡り青梅線の沢井駅を目指して歩き出した。
奥多摩方面に向かい2つ目の踏切を渡って更に奥多摩方面に向かい道路が左へカーブしているT字路を右折し舗装の急勾配道路を登って行くと高水三山入口の標識がありここで左折し山道歩き開始。
1沢井側登山口_4034
     Photo1 高水三山登山口(沢井側)

”山と高原地図”には載っていないのでバリエーションといえばバリエーション。
しっかりした踏跡を辿って高度を上げてゆくと何回と無く交差分岐する踏跡に出くわすが、人里も近いこともありいったいどこに続いているのか分からないのでとにかく上へ上へと進んだ。
やがて鞘堂のあるお社が現れたがこの横を登って行くと立派な登山道と交差。惣岳山の巻き道と思われるがここも横切って登って行くとやがて正面に大きな青渭神社が建つ惣岳山山頂に出た。
2青渭神社_4041
     Photo2 惣岳山山頂 青渭神社

木々に覆われ展望が無いのでそのまま通過し、岩場を降ると巻き道と合流。
展望が無い尾根道を進むとやがて馬仏山に差し掛かるが、踏跡も無いので登山道どおりに進んで巻いてしまった。やがて高水山ヘと伸びる岩茸石山の巻き道を分け、直進し落ち葉の堆積で滑りやすい急坂を登ると岩茸石山山頂に出た。
3岩茸石山山頂_4045
     Photo3 岩茸石山

山頂からは帰路に立ち寄る高水山、さらにはスカイツリーも確認できた。
休憩後、残雪の氷が残る北面の急登を下り、名坂峠からはこのところの雨不足で乾燥した路面パフパフの尾根道を進んだ。幾つかピークを越えると常盤ノ前山と書かれたP841のピークに出た。
4常盤ノ前山_4050
     Photo4 常盤ノ前山(P841)

この前後で手書きで地名が書かれていたがそれによると岩茸岩とこれから向う黒山への尾根は常盤尾根というらしい。
黒山で一休みして、
5黒山_4053
     Photo5 黒山

再び尾根道を進むと名栗方面からの登山道と合わさる権次入(ごんじり)峠に出た。
6権次入峠_4054
     Photo6 権次入(ごんじり)峠

権次入峠で左折し木の根を踏みながら登って行くと山頂に東屋とベンチがある棒ノ峰に着いた。奥武蔵野山々と関東平野を展望しながら一休み。相変わらず登山者の姿は絶えることが無い。
7棒ノ峰_4056
     Photo7 棒ノ峰(棒ノ折山)

棒ノ峰からは往路を戻り、黒山と岩茸石山の真ん中辺りのピークの登りに差し掛かったところで巻き道らしい薄い踏跡を発見し、入り込んでみると泥が出たところでは確かに人間の踏跡があるが落ち葉の堆積したところでは動物の足跡のみ。
ほぼ水平にトラバースしているのでどうやら動物優先らしいがそのまま進んで支尾根に出ると、今度は明らかに尾根を上下に結ぶ人間の踏跡があったのでピーク目指して登って行くと直ぐに登山道に出た。
往路では気がつかなかったがバリエーションルート入口と思われる黄色テープが見立たないように2本の木に巻かれていた。

再び登山道に戻り名坂峠を経て急登を登りきると岩茸石山山頂。棒ノ峰から休憩を取らなかったので一休みして今度は高水山目指して、多くのハイカーで木の根が痛々しく現れた坂道を下り、登り返すと高水山山頂。
8高水山山頂_4075
     Photo8 高水山

直ぐ先に常福院の大きな屋根が見えていたが立ち寄らずに下山。かつてのお寺への参詣道の名残であろうか合目石がある木階段登山道を降り水場の横を通りすぎると、やがて水音が聞こえ出し降るに従い沢が深くなってきた。堰堤横の階段を下ると直ぐに登山道は終わり、
9高水山登山口_4080
     Photo9 高水山登山口(軍畑側)

ここからは長い舗装路歩きとなり、降るのに飽き飽きした頃漸く青梅街道に出た。
10軍畑大橋4082
     Photo10 軍畑大橋

電車利用なら軍畑(いくさばた)の駅から帰宅となるのであろうが駐車場は一駅先なので青梅街道を沢井に向い途中の御岳渓谷遊歩道入口から多摩川河畔に降りての遊歩道を楓橋まで戻り駐車場へと戻った。
11吊り橋_4088
     Photo11 漸く多摩川にかかる楓吊橋が見え出した

帰宅してGPSのログを見ると歩行距離、累積標高ともに先日歩いた雲取山並みであった。標高差760mほどであるが低山ハイキング侮りがたし。



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