西上州 鋤柄岳・大桁山 周回

Photo0 大桁山 中腹の岩峰が鋤柄岳

Photo0-1 林道から見上げた鋤柄岳
記録
日程:2016,11,28
メンバー:Mさん、Sさん、安田
11/28日 天候 晴れ時々曇り
コースタイム:駐車スペース(9:13)→鋤柄岳基部分岐(9:41)→鋤柄岳(9:59~10:10)→鋤柄岳基部分岐岐(10:33)→林道横断鉄梯子(10:48)→H652(11:08~11:18)→大桁山(11:47~12:18)→川後石峠(12:52) →駐車スペース(13:45) 行程7.6km 累積標高841m
ルートマップは ここ です。
先日の山行の帰りに立ち寄った下仁田の道の駅で正面に見える大桁山と鋤柄岳も面白いという話を聞いたので出かけてきた。
この前のジジ岩とババ岩に登ったとき見たい風景を狙った時間が良いということに気付いたので今日はコースも短いしゆっくり出発。例によって下仁田ICで降り、道の駅を目指すと右手に大桁山が見えてくる。
道の駅手前で右折し下仁田フィッシュイングパークを目指し上って行き鋤柄山登山口を少し過ぎたところの駐車スペースに車を止め歩き出した。

Photo1鋤柄岳登山口
登山口から古い注連縄の下を潜り真っ直ぐに登って行くと辺り一面黄色いイチョウの落葉に埋め尽くされよく見れば銀杏もいくか落ちていた。黄色い絨毯の先に阿夫利神社が現れ、

Photo2 黄色い絨毯の先に阿夫利神社
横を回ってつづら折れの登山道を進むと林道終点と思われる広場に出た。ここから尾根を少し登ると鋤柄岳の岩の基部に到着。

Photo3 鋤柄岳基部の分岐
指導標は右に進めば鋤柄岳となっているが岩を巻くように降っている大桁山への踏跡もついている。先ずは鋤柄岳を目指し右へ登って行くと程なく鎖の下がった岩場に出た。

Photo4 これから登る鋤柄岳の岩場
鎖を掴んで岩場を登って行くと高度を上げるに従い下仁田方面の視界が開けてすばらしい展望が広がった。岩壁の途中から見下ろせば・・・・スッパリ切れ落ちた岩壁は高度感があってすばらしい。

Photo5 鎖に掴まって岩を登る
基部から稜線まで続く鎖場を登り切ったところで左折し岩リッジを進んで一段上がると鋤柄岳山頂。

Photo6 鋤柄岳頂稜の岩リッジ

Photo7 鋤柄岳山頂
御荷鉾山や赤久縄山のシルエット、右へ目を転じれば山頂が四つに分かれた四ツ又山、さらにニョッキリ二つの頂を持つ鹿岳(かなだけ)、

Photo8四ツ又山と鹿岳(かなだけ)
大型タンカーのような荒船山が良く見えた。登山口から小1時間で岩登りも楽しめる展望がすばらしい鋤柄山はなるほど地元の方が進めるわけだと納得。
鋤柄岳山頂から再び基部へと戻り今度は岩壁基部を左に進みとラバースして下降、登り返すと鋤柄岳の背面に出た。
ここから落葉して陽射しの差し込む尾根を大桁山目指して進むと林道が尾根を寸断。林道に降り立ち横断、正面の鉄ハシゴを登って尾根に復帰。

Photo9 林道を横断し鉄梯子を登る
徐々に高度を上げてゆきやがて植林帯に入ると陽射しが届かず薄暗い。途中陽だまりを見つけて休憩しさらに登って行くと再び林道に出て横断。正面についた踏み跡をたどるとやがて道幅が広くなり遊歩道のような歩きやすい道となり大きく左に曲がる屈曲点に出た。ここからは要所要所に立つ指導標にしたがって大桁山を目指すと長い木段が始まり、

Photo10 関東ふれあいの道 木段
植林帯を抜け出すと大桁山頂稜に着いた。

Photo11 大桁山山頂
左前方に妙義の白雲山が大きく見えたので期待し山稜を少し進むと三角点のある広場に到着。残念ながらここは樹林に囲まれ展望なし。
少し戻ってベンチで休憩しながら陽射しが届くのを待つが早い雲の動きにもかかわらず雲の切れ目からの陽射しがなかなかとどかない。暖をとるのを諦め下山に移り、先ほど登ってきた屈曲点を通過、登りときに飛び出した登山道との合流点を直進すると直ぐに大桁山登山口に到着。
ここからは道幅の広い林道を降って川後石峠で右折し千平駅方面に進み、途中にあるショートカット道への指導標に従い一旦林道を離れ、降って林道に復帰してから谷沿いに降り下仁田フィッシングパークを過ぎ、駐車スペースへと戻った。