尾瀬 物見山・鬼怒沼山・黒岩山 周回

Photo0 三平下湿原からの尾瀬沼と燧ケ岳
記録
日程:2016,10,21~22
メンバー: Sさん、安田
10/21日 天候 晴れ
コースタイム:大清水(7:06)→湯沢出合(8:06)→H1615(8:56~9:11)→物見山(10:39~10:58)→鬼怒沼分岐(11:19)→鬼怒沼山分岐(11:49~11:52)→鬼怒沼山(11:59~12:03)→鬼怒沼山分岐(12:09~12:19)→小松湿原(13:44~14:23)→黒岩山分岐(15:06~15:16)→黒岩山(15:39~15:48)→黒岩山分岐(16:11)
10/22日 天候 曇り
コースタイム:黒岩山分岐(6:00)→H1975(6:59~7:13)→赤安山→赤安清水(8:02~8:14)→送電線下(9:09)→大清水への分岐(9:22)→小淵沢田代(9:40) →尾瀬沼ヒュッテ(10:33)→三平下湿原(10:52~11:06)→三平下(11:16) →三平峠(11:31~11:33)→一之瀬(12:29~12:41) →大清水(13:30) 2日間の行程31.2km 累積標高2286m
ルートマップは ここ です。
紅葉前線南下中、先週の丹後山中ノ岳と標高は殆ど変わらないものの草紅葉と水のコラボレーションを狙って尾瀬に出かけた。
何度か訪れた尾瀬の湿原からちょっと志向を変えて今回は大清水から物見山(毘沙門山)、鬼怒沼山、尾瀬沼を経て大清水に戻る周回ルートを歩いた。
10月21日
紅葉シーズンであるが大清水の駐車場は平日のためか数台のみ。準備を整えて物見山を目指して林道を歩きだす。

Photo1 大清水駐車場
物見橋を渡りやがて広場になった林道終点に到着。

Photo2 林道終点の紅葉
ここで一息入れて登山道を進むと木橋の掛かった湯沢出合。

Photo3 湯沢出合 木橋を渡る
湯沢出合から本格的な登山道となり急登を登る。途中勾配が緩むところもあるが物見山山頂までは標高差770mの尾根登り。途中一回休憩を入れて物見山山頂に立つが樹林に覆われているので木々の間からの展望のみであった。

Photo4 物見山(毘沙門山)山頂
ここから鬼怒沼まで下ると奥鬼怒への分岐の少し手前で木道登場。

Photo5 鬼怒沼
木道は分岐の前後だけで再び登山道となりP2141を巻くと鬼怒沼山分岐。ここにザックをデポして鬼怒沼山山頂までピストンするが鬼怒沼山山頂も展望無し。

Photo6 鬼怒沼山頂
鬼怒沼山分岐からは鬼怒沼山を巻き進み、やがて稜線歩きとなり幾つかの小ピークを越えると小松湿原の標識が現れた。
水場はここだけなので探し回り登山道下に水源を見出すが水量が少なく、テルモスの蓋を使いどうにか必要量を確保した。

Photo7 小松湿原 水場
小松湿原からは倒木だらけの広い尾根を目印のピンクテープを探しながら進みコルから登りに差し掛かると黒岩山分岐に着いた。ザックをデポして黒岩山山頂を目指すがさすがに破線コース。

Photo8 黒岩山分岐
目印はあるものの藪漕ぎを強いられた。
黒岩山山頂からは燧ケ岳、平ヶ岳、会津駒ケ岳、日光の山々、日光白根山と展望でき、帝釈山方面の山々は既に紅葉が山頂から下へと移り中腹の紅葉を眺めることが出来た。

Photo9 黒岩山山頂
黒岩山から分岐に戻ったところで行動を終え、適所を探し幕営に取り掛かった。
10月22日
樹林帯の中なので日の出を見ることは出来なかったが空が明るくなったのを見計らって出発。緩やかなアップダウンを繰り返し、歩き出しからほぼ1時間で休憩を取った後、赤安山の山頂を巻いて下ったコルが赤安清水。
登山道のすぐ下から小さなルンゼが発生していてそこが水場かと思われたが涸れているようで水は認められなかった。
コルから再び登りとなり袴腰山の北面を巻いて降って行くと樹木が伐採された笹原にでた。見上げれば送電線が上空を横切っており一気に視界が開けたのもつかの間で道は再び樹林の中に入って行く。

Photo10 笹原で視界が開けた送電線下
しばらく下って中ノ俣経由で大清水に下る道との分岐を過ぎるとやがて草紅葉が見え始め小淵沢田代に出て

Photo11 小淵沢湿原
木道を進んだところで始めての登山者とすれ違った。
木階段の登山道を登りつめP1941を北側から巻いた後は尾瀬沼まで一気に降り、やがて両脇に木棚で出来たテントスペースが散見されるようになると尾瀬沼が見え始め尾瀬沼ビジターセンター前に出た。
何か建物を建てるのであろう整地された空間の横を通り抜け尾瀬沼周回路に出たところで左折。
尾瀬沼に沿った真新しい木道を進み三平下湿原のベンチで目前の尾瀬沼とその向こうに見える燧ケ岳の風景を棚しみながら休憩。
三平下辺りまで来ると大清水から登ってきた登山者をとすれ違うようになった。三平下の小屋も冬に備えた雪囲ガなされ営業を終わっていた。
三平下から三平峠までは勾配の緩い木段登りとなりやがて峠を過ぎて降って行くと朽ちた木段が見立つようになり、更に下ると新しい木段設置作業が進められていた。
道は沢の横に出てやがて入山者カウンターの設置された登山口を過ぎると一之瀬の国道終点。雪囲された建物の軒下で休憩し、あとは歩きやすい砂利道の国道を周囲の山々の紅葉を楽しみながら下って大清水登山口に戻った。
紅葉は標高1500m付近から下で真っ盛り、山々の中腹は錦に織り成され、尾瀬沼湖畔の針葉樹の森の中に立つ落葉した白樺も美しい佇まいを見せていた。

Photo12 尾瀬沼湖畔の落葉した白樺
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テルモス
テルモス、昔の山屋なら分かります。
携帯保温水筒の総称でしたね。
今はその商標をサーモスと呼ぶとか・・・。
懐かしい言葉を拝見しました。
携帯保温水筒の総称でしたね。
今はその商標をサーモスと呼ぶとか・・・。
懐かしい言葉を拝見しました。
はじめまして
もう何年も前、奥鬼怒から入って、一回りしたことがありました。
懐かしい思い出です。
そのときは鬼怒沼山や黒岩山のピークを踏まなかったのが心残りです。
再訪を誓ってはいますが、熊さんの多い地帯、
どうしようかなと思ってる間にどんどん年月が経ちますね。
お疲れさまでした。
懐かしい思い出です。
そのときは鬼怒沼山や黒岩山のピークを踏まなかったのが心残りです。
再訪を誓ってはいますが、熊さんの多い地帯、
どうしようかなと思ってる間にどんどん年月が経ちますね。
お疲れさまでした。