西上州 トヤ山

Photo0 トヤ山山頂
記録
日程:2016,10,10
メンバー:安田
コースタイム:
10/10日 天候 曇り
駐車場(7:07)→不動寺(7:17~7:33)→不動寺分岐(7:40)→六車分岐(7:55)→高原分岐(8:16)→H1062(8:35~8:43)→トヤ山分岐(9:02)→トヤ山(9:09~9:23)→トヤ山分岐(9:32)→高原分岐(9:58)→六車分岐(10:16)→月西岩(10:25~10:28)→不動寺分岐(10:32)
行程8.07km 累積標高937m
ルートマップは ここ です。(不動寺~トヤ山~不動寺分岐)
どうにか天候が落ち着きだして晴れの日が続くという予報でまだ紅葉前で季節的には早いが西上州に出かけた。
10月10日は晴れの特異日だったはずだが今年は曇り。トヤ山と黒瀧山九十九谷周回を予定していたので不動寺の駐車場に車を停め、そこから更に寺まで続く道路を登って行くと寺の境内に出た。

Photo1 黒瀧山不動寺 本堂後ろの岩壁は月西岩
不動時は珍しい黄檗宗の寺ということで境内を散策し、寺の背後の日東岩と星中岩それに月西岩を下から眺め、お参りをしてから境内の片隅にある登山道を登り始めた。
不動寺からすぐに林道に出て右折、トヤ山を目指す。

Photo2 林道に出たところが不動寺分岐
すぐに先ほど下から眺めた月西岩の分岐に出るが道標は無かった。帰路で立ち寄ることにして先に進むと林道はやがて沢に沿う道となり、登り詰めてゆくと尾根に出た。ここが地図にある六車分岐らしいが道標は発見できず。
大分狭くなってきたが道はかつての林道だった様相をわずかに残している。
快適な尾根を進み登りに差し掛かったところで正面に横木が現れ右前方にテープがあるのでそれに従いトラバーしている登山道を進みP966を巻く。
倒木が道を塞ぎ、崩れた土砂が積もった登山道を進み巻き終わると

Photo3 道を塞ぐ倒木その向こうには崩れかかった桟道
高原分岐の道標が現れるがかろうじて文字が残っている程度。

Photo4 保存状態が最も良かった高原分岐道標
ここを過ぎると道は再び尾根筋に延びている。かつては荒船山へと延びる縦走路だった名残でところどころに痕跡を残しているが、今では道標も倒れ朽ち果てる寸前。

Photo5 不鮮明な踏後と崩壊した木段

Photo6 登山道を塞ぐ根こそぎ倒木
途中休憩を取り更に進んで左からの尾根に乗り高度を上げて行くと正面のピークを避けるように西側をトラバースし始めた。
やがて右手に岩壁が現れ基部を進むと鉄製の手摺が現れすぐに道標が現れた。道の前方に送電鉄塔が見えるのでトヤ山への取り付きかと思われたが道標には表示が無い。

Photo7 道標の手前を登って右の尾根に乗る
道標のすぐ手前の右の尾根に登って行く踏跡を辿ると痩せ尾根に出て、登ってきた登山道を逆戻りするように痩せ尾根を進むと程なくトヤ山山頂に出た。
隣の毛無岩に遮られて荒船山は連なっている。見えないものの眼下には道平川ダムの荒船湖が望める.

Photo8 道平川ダム荒船湖の俯瞰
目を右に転ずると高岩、更に裏妙義表妙義の山々が連なり位置関係が良くわかる。

Photo9 表妙義
東隣の鹿岳も特徴ある山容でくっきり。
長野群馬の県境の山並みまでは見えるが残念浅間山は雲に隠れてしまっていた。
トヤ山での展望を楽しんだ後道標のある縦走路まで戻り、更に進んで毛無岩に足を伸ばそうとしたが送電鉄塔のあるコルまで下りてしまうと帰路で登り返さなければならないので断念し往路を戻ることにした。
往路は高いところを目指して登れば良いが帰路では尾根の乗り換えがあるので注意を払いながら進み途中月西岩に立ち寄って不動寺分岐まで戻った。
後編の ”黒瀧山九十九谷周回” を見る。
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