大菩薩峠

Photo0 大菩薩峠
記録
日程:2016,09,09
メンバー: Mさん、Sさん、安田
9/09日 天候 曇り
コースタイム:裂石登山口(8:33)→丸川峠(10:37~10:54)→大菩薩嶺(12:32~13:35)→雷岩(12:44~13:04)→大菩薩峠(13:52~13:55)→福ちゃん荘(14:34~14:44) →上日川峠(15:00)→千石茶屋(16:36)→裂石登山口(16:45) 行程 17.1km 累積標高 1182m
ルートマップは ここ です。
このところずっと天気予報がころころ変わるので山行計画がかなり難しい。この先もどう変わるか解らないのでとにかく久々に一日中晴れのマークが出たので山に出掛けた。
奥多摩辺りの道路は乾いていたが柳沢峠に近づくに従い未明に雨が降ったのか道路が濡れていた。しかし上空を見ると雲の切れ目から青空が少し覗いていたので天気予報を信じて峠を越え裂石の登山口駐車場に着いてみると先行者の車が停まっていた。
身支度を整えて丸川峠目指して出発。

Photo1 裂石登山口
途中の泥斜面では滑りやすいところもあったが2回の休憩を取り予定時間で丸川荘に到着。
晴れていればここから富士山のすばらしい展望があるはずだが生憎周囲はガスガスガスで展望なし。
丸川荘からは勾配の緩い道となり、やがて周囲の林相は奥秩父の雰囲気を漂わせ始めた。
この辺り”コケ"の宝庫ということでキョロキョロしながら進むと何種類ものコケがコロニーを作っている。しかし初夏とは違い色あせたのもから瑞々しい緑まで多種多様。

Photo2 奥秩父らしい雰囲気を漂わせる登山道横には“コケ”
やがて大菩薩嶺が近づくと普段なら水流が無さそうな小沢にも水がチョロチョロ流れ登山道を横切っていた。登山道が大きくスイッチバックのように折り返し、本日始めての登山者とすれ違うとまもなく大菩薩嶺山頂。

Photo3 大菩薩嶺山頂
山頂はコメツガに囲まれ展望が無いので更に進んで展望が開けた雷岩で昼食休憩。

Photo4 雷岩
相変わらずガスに覆われ展望が無いが時折ガスが流れると眼下に塩山とそれを取り囲むように街並みが見えた。
なるほど塩山(えんざん)とは"塩(しお)の山"ではなく"四方が見渡せる山”→"四方(しほう)山"→”塩(しお)山”と呼ばれる理由が良くわかる。
雷岩まで来ると幾つかのグループが展望が得られないながらの楽しそうに休憩中。ここから先はすれ違う登山者が増えた。雷岩から尾根を降り大菩薩峠を目指す。

Photo5 稜線上のコルに賽の河原の避難小屋が見えだした
やがて稜線の先のコルに避難小屋が見え出し"標高2000m"の大きな標柱を過ぎると

Photo6 標高2000mの標柱
眼下に大菩薩湖も時折見えた。

Photo7 ガスの切れ間からは大菩薩湖が
避難小屋を過ぎ登り返して親不知ノ頭を過ぎるとすぐに大菩薩峠。丹波への分岐を過ぎ、介山荘の売店の間を通ってすぐに右折すると軽自動車が通行している歩きやすい道となりしばらく降ると福ちゃん荘前の広場に出た。

Photo8 福ちゃん荘
ここからは少しの車道歩きでロッヂ長兵衛のある上日川峠。上日川峠までは甲斐大和から舗装道路が通じているので、大菩薩峠から雷岩の間ですれ違った登山者は車なバスでやってきたのであろうか?
上日川峠のロッヂ長兵衛前で
①距離は長いが舗装された車道を歩くか、②距離は短いが前日までの雨で滑りやすい泥道の登山道を降るか
裂石の登山口までの行程に着いて暫し思案。
日没までは時間があるし、泥道歩きよりも滑らない車道歩きで衆議一決。
途中2箇所の法面工事に出くわしたが延々と歩いて最初に現れた建物が千石茶屋。
ここで登山道と一度合流しすぐに分かれさらに車道を下って行くとやがて裂石の登山口に到着。
途中スリップすることも無く無事大菩薩嶺・大菩薩峠周回を終えた。
おまけ::稜線上には 「中里介山大菩薩峠記念塔」 がありました。

Photo9 大菩薩峠記念塔
刻まれている文字
「名作
発想の地
中里介山先生作
大菩薩峠
記念塔
白井喬二書」
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Re: 丸川峠
コメントありがとうございます。MTさんは柳沢峠から登られたんですね。丸川荘のコーヒーを狙っていたのですが残念ながらお留守でした。紅葉の時期には黒川鶏冠山からの眺めが素晴らしいらしいので是非いらっしゃってみてください。安田
丸川峠
最後に登ったのは10年近く前でしょうか、ご近所に居られる珈琲豆店のご主人に誘われ、柳沢峠から丸川荘までピストンして、珈琲豆の配達に同行したのが最後でした。
このコース、丸川峠から大菩薩嶺より更に深山の趣があります。
このコース、丸川峠から大菩薩嶺より更に深山の趣があります。