浅間 バカ尾根

0バカ尾根_2278
     Photo0 浅間外輪山の鋸岳から見下ろしたバカ尾根 緑の麓は嬬恋村

記録
日程:2016,06,5
メンバー:安田

6/5日 天候 曇り
コースタイム:浅間しゃくなげ園(9:20)→上のシェルター(9:42)→カモシカコース尾根山頂(10:100~10:21)→シラハゲケルン(10:47)→鋸岳(11:15)→Jバンド下降点(11:20~11:30)→仙人岳(11:51~12:09)→Jバンド下降点(12:24)→外輪山尾根末端(12:35)→シラハゲケルン(12:54) →カモシカコース尾根山頂(13:26)→上のシェルター (13:42)→浅間しゃくなげ園(13:56)       
行程 8.3km 累積標高 964m          ルートマップは ここ です。

参考)
     しゃくなげ園のHP     
     しゃくなげ園の情報      

以前浅間周辺の情報を漁っていたときに群馬県の嬬恋村から外輪山に登るルートがあることを知った。しゃくなげ園から登るルートなので花を愛で、尾根歩きも楽しもうと時期を狙っていたが丁度しゃくなげ満開との情報を得たので曇り予報ではあるが出掛けた。
ナビだと高速のインターから軽井沢の町を抜けるコースを示していたが、軽井沢で理由は不明であるが渋滞中。再計算すると今度は黒斑山登山口のある車坂峠越えの順路を示した。

通りなれた道を車坂まで登ったがこれから群馬県側に降ったことは無かったので、ここまでと同じように舗装されていると思って進むと直ぐに砂利道になり乾燥した道路は土煙がひどく後方視界がなくなるほどであった。しばらく降ると”しゃくなげ園"の看板がでてきて右折すると舗装された林道〔林道群馬坂線)になり直ぐに”しゃくなげ園"に着いた。
1しゃくなげ園入口_2250
     Photo1 しゃくなげ園入口

しゃくなげ園入口で協力金を払うと”ガイド”が付き、園内を案内・説明をしてくれた。ネット情報とは異なり今年は雪が少なく開花が早かったようで咲き残っていたしゃくなげは僅かであったが、レンゲツツジが満開で楽しませてくれた。
2レンゲツツジ_2255
     Photo2 満開のレンゲツツジ

隣の湯の丸山のツツジ祭りは来週からとのことであるがやはり早く既に満開を迎えているようだ。

園内を一周する”山ばとコース”を反時計回りに進むとレンゲツツジと植栽されたコマクサが綺麗に咲き誇っていた。
3_2259.jpg
     Photo3 コマクサ

しゃくなげ園上部にある避難用シェルターを兼ねた休憩所から横のカモシカコース西登山口から”カモシカコース”に入ると
4上のシェルター_2261
     Photo4 上のシェルター(休憩所)

道は唐松林の中に伸び、笹の中を進むとやがて白い砂礫の尾根山頂に出た。ここにもコマクサがピンクの花をつけていた。
ここから先は登山道に張られたロープを越えて樹林の中に入る。いつもならロープが張ってあると躊躇するが、しゃくなげ園入口で聞いたら「ロープを越えていってください」とのことだったので遠慮なくロープを越える。
5尾根山頂_2273
     Photo5 カモシカコース尾根山頂からロープを跨いで

登るに従い植生が変化しやがて火山礫のザレた場所も出てきて視界が開けると踏み跡は無くなった。
6火山礫の登山道_2274
     Photo6 火山礫でザレているので踏み跡は???

ツガザクラやイワカガミ、クロマメノキなど地表の植物を避けながら適当に登って行くとやがてシラハゲのケルンが見え出した。
7シラハゲケルン_2276
     Photo7 バカ尾根上のシラハゲのケルン 奥に見えるのは外輪山の稜線

ケルン手前でバカ尾根の稜線に出て遥か先に見える浅間外輪山の稜線を目指して登って行く。
8浅間山_2277
     Photo8 左に浅間山を見ながらバカ尾根を登る

やがて尾根の先の岩峰が次第に大きくなり登り詰めた先が鋸岳。
9鋸岳_2282
     Photo9 鋸岳の岩峰

いままでなだらかな斜面であったが鋸岳の先は切れ落ちており、岩壁の下は殆ど平坦といってよいほど大地が湯の平まで広がっている。前回黒斑山から外輪山を周回したときと異なりいまは緑の濃淡に染まり季節の移ろいを感じさせる。
10湯の平_2289
     Photo10 湯の平を望む 左は剣ヶ峰 右は黒斑山とト-ミの頭

鋸岳からは右折して外輪山の岩稜を歩くと
11外輪山稜線_2286
     Photo11 仙人岳方面の外輪山の稜線

直ぐにJバンド下降点に到着。
12Jバンド_2287
     Photo12 Jバンド下降点

気持ちよいそよ風に当たりながら休憩していると、先ほどカモシカコースで追い越した5,6人のパーティがケルンを通過してくるのが見えた。下降点をからアップダウンを繰り返し岩稜を進むと山名標柱と三角点のある仙人岳。
13仙人岳_2292
     Photo13 仙人岳

ここで外輪山周回の登山者と山談義ののち鋸岳まで戻り
14浅間山_2296
     Photo14 稜線上から見た浅間山 よく見ると噴煙が

通り越して外輪山の尾根をそのまま進むが砂礫地に付けられた踏み跡は直ぐに消えた。末端まで行ってみるがその先は切れ落ち、行けるかどうかわからないのでケルン目指してザレた斜面を降る。
途中涸沢を越えてトラバース気味に進み、途中涸沢を越えてケルン手前で稜線上の踏み跡に出た。
15涸沢_2304
     Photo15 トラバースして涸沢を越える

ケルンを過ぎたところで左折しザレの中を降り、樹林帯へ入るが踏み跡が残っていないので目星をつけて注意深く進み樹林帯に入るところで明瞭な踏み跡を発見。これにしたがって進むとやがてカモシカコースの尾根山頂に出た。
ここより下はしゃくなげ見物のハイカーも登ってくるので道は整備され歩きやすくあっという間にシェルターの休憩所まで戻った。
16石楠花_2317
     Photo16 しゃくなげ園上部の石楠花

17石楠花_2318
     Photo17 しゃくなげ園上部の石楠花

ここからは”山ばとコース”を往路と反対に進みしゃくなげ園を一周し入口に戻った。





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