中央アルプス 烏帽子岳 小八郎岳

0_烏帽子岳2247
     Photo0 麓から見た烏帽子岳

記録
日程:2016,06,01バー:Nさん、安田

6/1日 天候 晴れ
コースタイム:鳩取峠登山口(6:31)→小八郎岳(7:30~7:48)→巻き道合流(7:57)→H1812(8:58~9:13)→飯島コース分岐(9:18)→烏帽子岩分岐(10:18)→烏帽子岩(10:32~10:42)→烏帽子岳(10:45~11:16)→H1915(11:50~11:57)→飯島コース分岐(12:16) →巻き道分岐(12:47~13:09)→ 鳩取峠登山口(13:41)      行程9.7km 累積標高 1310m
ルートマップは ここ です。

池口岳登山のために遠路はるばるやって来たが一山だけの登山では勿体無いと思い以前から目をつけておいた松川の烏帽子岳と子八郎岳に登ることにした。
松川は池口岳からの帰路の途中なので池口岳下山後松川まで移動して町営の温泉で汗を流して久々の車中泊。
山にしては遅い時間になって小八郎岳登山口の鳩打峠まで移動。林道には要所に案内板があり道迷いなしに到着。駐車場にあるトイレはしっかり管理が行き届き快適。

登山口からの登り始めはロープが掛けられた泥の急坂であるがそれを越えれば快適な道となり、
1鳩打峠登山口_2246
     Photo1 烏帽子岳への鳩打峠登山口

朝の清清しい空気の中を進むとササユリ保護の看板が現れ、登山道横に植生保護のロープが張られているが時期が早すぎたのかそれらしき姿はなし。
散見されるオレンジ色のヤマツツジを楽しみながら登って行くと小八郎岳の巻き道分岐に出た。
2小八郎岳への登山道_2222
     Photo2 朝日が差し始めた登山道を進む

小八郎山山頂を目指し直進すると登山口から凡そ1時間で東屋のある小八郎岳山頂に着いた。
3小八郎岳東屋_2223
     Photo3 小八郎岳山頂 東屋の上には烏帽子岳が見える

山頂からの展望すばらしく目の前には南アルプスの鋸岳から甲斐駒・仙丈・白根三山。塩見・荒川・赤石・聖の山々の展望が広がり、昨日登った双耳峰の池口岳の姿も確認できた。
4池口岳_2225
     Photo4 昨日登った池口岳 双耳峰なので山座同定が容易

眼下には駒ヶ根から松川・飯田へと天竜川沿いに伊那谷が広がっている。
小八郎岳で暫し展望を堪能したのち烏帽子岳を目指して一旦降り、巻き道と合流すると唐松林の中を進む気持ちよい尾根歩きとなった。
やがて左側が開けてくると笹尾根の左側は切れ落ち、セキナギと呼ばれる崩壊地の縁を進むようになった。セキナギを通過すると直ぐに飯島コースとの分岐点。
ここを過ぎると徐々に登山道は勾配を増し、シロクモナギの崩壊地を過ぎると木の根に足をかけて登るような場面も登場し岩も現れるようになってきた。
5シロクモナギ_2244
     Photo5 振り返って見たシロクモナギ

やがて烏帽子岩の基部に来ると正面に鎖とロープが掛かったルンゼが現れた。ここで右折、少し登って露岩の上に出てさらにちょっとしたクライミングで岩上に出ると、
6烏帽子岩_2233
     Photo6 烏帽子岩を登る

小八郎岳より標高が増した分だけ違った展望が広がっていた。
ここまで登るとか甲斐駒の白い砂斜面もはっきり見分けがつき、仙丈から延びる地蔵尾根、仙塩尾根も認識できた。
7伊那谷と南アルプス_2243
     Photo7 伊那谷の向こうには南アルプスの山々が

気温が上がって湿度が下がり早朝に比べれば靄が減ってきたとはいえ南アルプスの高山の前に立ちはだかる尾根はわずかに稜線が見えるのみ。空気の澄んだ季節、あるいは雪が着いて前後の山々の区別がつくようになれば一層すばらしい展望となるであろう。
岩上のテラスから更に一段上がって烏帽子岩を乗越し潅木の中を少し進むと山名標の立つ烏帽子岳山頂に出た。
8小八郎岳への稜線_2235
     Photo8 小八郎岳から登ってきた尾根 松川の町と片桐ダムが見える

ここからは谷筋に残雪が白く残る越百山・南駒ケ岳・更に右奥にはわずかに山頂が覗く空木岳と駒ヶ根に降る尾根も見えた。
9烏帽子岳山頂_2237
     Photo9 烏帽子岳山頂 残雪が白い筋となって見える越百山、南駒ケ岳

時折吹き抜ける涼風の爽快感とすばらしい展望で一時を過ごし、今度は烏帽子岩を巻く登山道で岩の基部を回り込んで鎖の設けられたルンゼを降って烏帽子岩分岐に出て烏帽子岳山頂を後にした。
10烏帽子岩_2239
     Photo10 烏帽子岩を振り返って

烏帽子岩分岐からは往路を戻り、小八郎岳は巻き道で通過、鳩取峠登山口へと戻った。








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