袈裟丸山Ⅰ ヒライデ沢から登る

Photo0 小滝とナメの沢岸にはアカヤシオが咲いていた
記録
日程:2016,05,18メンバー:安田
5/18日 天候 晴れ
コースタイム:折場登山口駐車場(7:43)→折場橋(7:50)→左岸枝沢合流点(8:14) →伐採跡地(8:30)→二俣H1373 (9:0~9:10)→二俣H1610(10:11~10:17)→遡行終了点(10:24~10:36)→登山道(10:44) 全行程 12.2km 累積標高 1170m
ルートマップは ここ です。 袈裟丸山Ⅱ を開く
行こうと思いつつ時が過ぎ花見のチャンスはもう失われたかと思ったが、標高が高いところ日当たりの悪いところではまだ残っているかも?と思いアカヤシオの名所袈裟丸山に出掛けた。袈裟丸山までのピストンでは面白くない。折角出掛けるのであるから周回は出来なものかと思案した結果、登りは沢を楽しみ、下山は花を楽しむというルートを思いついた。
R122の草木湖を過ぎて直ぐ”沢入(そうり)”から林道に入り、所々に飛散している落石を避けながら折場登山口の駐車場に着くと既に身支度をしているグループがいた。皆さん登山靴だったので袈裟丸山へのピストンのようだ。
早起きして車を走らせるのは慣れっこになっているが、舗装されているとはいえやはり初めての逸れも長い林道走行は疲れる。天気良し景色良しで、少し休憩して沢装備を整え、林道を10分弱進んだ折場橋からヒライデ沢に降りる。

Photo1 折場橋
橋から上流に堰堤が見えるので右岸から堰堤を3つ越えて沢を渡って左岸を登って4つめの堰堤を越え沢に下りていよいよ沢登り?歩き?開始。
直ぐ目の前に淵を持った2条の滝、

Photo2 5m2条滝
その上に2段滝が見えるが、

Photo3 2段7m滝
なにせ初心者登れるものかどうかと思案しつつ、近づいてみればほどほど登れそう。ということでなるべく水に浸からないように足慣らし。
難なく越えると小滝、ナメ滝が次から次へと現れ、そのうち水流の中を歩くのが楽しくなってきた。
やがて遡行図にある左岸から枝沢の滝が落ちている2段滝に到着。遠くで見たよりも登りやすそうなので取り付く。

Photo4 左岸から枝沢が合流する2段4m滝
遡行図にはいろいろ滝が書かれているがわかったのはここまで。後はどこがどこやら?????
適当に越えてゆくとやがて左側が大きく開けた伐採跡地に出た。ここで漸く自分の位置がわかったが・・・・

Photo5 左側が明るく開けた伐採跡地
また進んでいるうちにはっきりしなくなってきた。とはいえ沢だから二俣での進行方向さえ間違わなければ道迷いの心配はなし。
やがて1350mで顕著な二俣となったところで休憩腹拵え。

Photo6 1370m付近の二俣 腹拵えのあと右へ
ここは右へ進むと淵を持った階段状の滝が出てきた。

Photo7 実質最後になる釜を持った階段状滝
これを越えれば以降滝らしい滝は無く、進むに従い水流は細くなってきた。やがて1580m付近で二俣となったところで一息入れた右へと進むと両岸は腰丈の笹に覆われ笹を掻き分けながら進むうちに

Photo8 時々現れる小滝
獣道か踏み跡か判然としないものが何回か現れた。
いよいよ水流が無くなってきた。

Photo9 笹の間にわずかに現れる水流
1610m付近で沢を横断している獣道が現れたので遡行終了し装備を解いて左岸の獣道を登って行くと松が生茂り下地に笹の無いスペースに出た。鹿のお宿?そこから再び獣道を登って行くと直ぐに稜線の登山道へ飛び出した。
袈裟丸山周回の後編 ”花を愛でながら降る” に進む
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