鹿沼 岩山

Photo0 桜咲く里山と遥か向こうに残雪のある男体山
記録
日程:2016,04,12
メンバー:Sさん 安田
4/12日 天候 晴れ
コースタイム:日吉神社(13:30)→ベンチ(13:43~13:45)→三番岩(13:48)→二番岩(14:28)→岩山山頂(14:53~15:03)→石切り場後(15:17~15:19)→鎖場下(15:24)→ゴルフ場道路(15:31)→日吉神社(6:02) 行程 4.7km 累積標高 393m
ルートマップは ここ です。
石裂山が予定していた時間で終了できたことから折角栃木までやって来てこのまま帰宅するのは・・・・・と思い短時間でいろいろ楽しめるという鹿沼の岩屋に登った。
登山口のある日吉神社付近まで来てウロウロし麓の日吉保育園の駐車場に一時停車。近所の人に日吉神社への道を伺い神社前の駐車スペースに移動した。
日吉神社横の道標に従ってなだらかな坂を上り始めると

Photo1 日吉神社横の登山口
目の前スラブのルンゼが現れた。

Photo2 最初に現れたルンゼ登り
遠目ではたじろいたが近づくとステップが切ってあり、それを利用して登ると次々に現れる岩もガバホールドが豊富なので越えることが出来た。

Photo3 豊富なガバをホールドに使って
やがて岩の上にベンチが置かれた展望台に出てみると麓の鹿沼の街が一望でき、ここで小休止して漸く石裂山モードから岩山モードに変換。

Photo4 麓に広がる鹿沼の街 時には電車の音も聞こえてきた
次々と現れる岩、岩塔、巻き道を進むが”どこでもご自由に”といった塩梅でルートは七変化でどこが正規やら?

Photo5 時にはハシゴの掛かった岩も
一旦コルに降って登り返すと”二番岩”と書かれた標識が現れた。

Photo6 二番岩
ということはあちこちルートを適当に通ってきたので”三番岩”、二のタワミ”を見逃したらしい。
相変わらず次々に岩を越えてゆくとやがて岩山山頂が見えてきた。降って行くと下山路の案内が出てきたがよく見ると落ち葉が堆積し踏み跡は薄い。
まぁここから下山する人は少ないだろうねと思いつつ先を急ぐと”(一番岩)”の表示。この岩を登りきったところには三角点があり”岩山”の山名板も木につるされていた。

Photo7 岩山山頂
眼下に広が里山風景、遠くに見える男体山の景色を堪能して下山に移り、鎖場を目指す。
岩に沿って降り、中がトンネルになっている岩室を巻いて岩の上を進むと、目印のテープが現れたので思わず従うとこれまでにない悪路の降りとなった。
おかしいと思いつつ高度を下げるとやがてテープが下がった木の下の残置ロープがあった。思わずロープで2mほど下降するとそこは石切り場跡、

Photo8 石切り場跡
踏み跡も無いので上り返してみると左下方にテープを発見。ロープもあるのでトラバース気味に降って行くと踏み跡が濃くなって見上げれば鎖の掛かった岩場が右上に。
どうも道を間違えたらしいがこれまでテープはあるし途中ロープがあった。鎖場の下に出て濃い踏み跡を辿ればやがて分岐となり右に進むと程なくゴルフ場との境の舗装路にでた。これを道なりに降り、日吉神社が見え出したので右折すると神社の参道に出たので石段を登り駐車スペースへと戻った。
下山時に鎖場を通らずに石切り場へ誘導してしまうテープ。残置ロープがあり急斜面に踏み跡もそこそこ付いていたということはかなりの人が歩いた証拠。
自分のミスとはいえ、ミスコースするように仕込まれていたとしか思えない。コース全般にわたって道標が少なく、ペイントも消えかかっていてとても一般ハイキングコースとは思えないがまぁそれらが無かったとしても大きなルートミスにはならないが、最後の石切り場跡への誘導はかなり疑問を感じる。
石切り場跡へ降り立ってしまうと次は垂直の断崖。支点が無いのでロープを持っていても下降不能。登り返しもステップが高く、残置ロープに体重を預けなければならず、下がっている磨耗したロープでは危険を感じた。ということで楽しかった”岩山”歩きも最後の一件で好印象が一気に悪化してしまった。
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