南八ヶ岳 権現岳

0三ツ頭への稜線A_1231 Photo0 雪煙舞う稜線 遠くに富士山も

記録
日程:2016,03,02~03
メンバー: Nさん、Yさん、Sさん、安田

3/2日 天候 晴れ
コースタイム:天女山入口(8:40)→天女山(9:08~9:14)→H1810 (10:20~10:31)→H2109 (11:43~12:01)→前三ツ頭(13:17)→テント場(13:20)

3/3日 天候 晴れ 三ツ頭から上は強風     
コースタイム:テント場(6:45)→三ツ頭(7:15~7:26)→トラバース点(8:20~8:37)→権現岳山頂 (8:45~8:56)→三ツ頭(9:55~10:02)→テント場(10:29~11:30)→“一番きつい”(11:48~11:58)→天の河原(13:05~13:012) →天の河原(13:50)     全行程14.6km 累積標高1903m
ルートマップは ここ です。

3/2日
雪山からの夜景を楽しもうと思い、晴天を狙って権現岳に出掛けた。
天女山入口は雪も無く、天女山、天の河原も黒い土が出ていて今年の雪の少なさを痛感。
1天女山入口_1253      Photo1 天女山入口

勾配が増してくる前三ツ頭への登りに差し掛かったところから雪が出始めるが、先日の高温と雨で一旦雪が解けて再氷化したのであろうか雪の下はツルツルの氷。うっすらと新雪が着いているようなところではキックステップも利かなかったが高度を上げるとともに積雪も増し登りやすくなってきた。アイゼンを使わずに”ここが一番きつい”の看板を通過、
2”ここが一番”_1250
     Photo2 “ここが一番きつい”

前三ツ頭に到着。
3前三ツ頭_1186
     Photo3 前三ツ頭

前三ツ頭には殆ど雪が無かったので少し進み、三ツ頭への登りに差し掛かるし手前の風除けとなる木陰に積雪を見つけてテントを設営。
4テント場_1187
     Photo4 幕営地

かなり早い時間だったが陽射しを受けてポカポカ暖かいテントに潜り込みマッタリと時間を過ごし、陽が傾いてきたところで夕食準備。夜の帳が下りるのを待って外に出てみると甲府盆地、韮崎方面のすばらしい夜景が広がっていた。
5夜景_1192
     Photo5 甲府盆地 韮崎方面の夜景

3/3日
夜半に風音で目覚めたものの翌朝もすばらしい天気で夜明け前の奥秩父金峰山方面が茜色に染まってきた。
6奥秩父の夜明け_1203
     Photo6 茜色に染まる奥秩父の山並み

食事を済ませるころには風が強くなってきたが、三ツ頭までは樹林帯の中なので風の影響も少ないと思い, 行けるところまで行こうと三ツ頭目指して出発。
7権現手前の樹林帯に入_1219
     Photo7 三ツ頭目指して

三ツ頭手前のコルに幕営跡があったが樹林帯の中であるが風は強い。
三ツ頭も雪が少なくここからは樹林帯を出るので風が更に強くなってきたが目の前に阿弥陀、赤岳のすばらしい展望を眺めながら権現岳を目指した。
雪が強風で飛ばされて踏跡が消され、ところどころ這松が姿を見せる中を上り詰めて行きやがて難所のトラバース点に到着。
踏み固められたトレースが着いているとの事前情報があったが強風による雪の吹き溜まりとなっておりトレースは消され、雪も深いのでロープを出しフィックスし通過。
8トラバース点_1221
     Photo8 トラバース点にて ロープを引いて進む

ルンゼをトラバースし対岸の岩を回り込むと氷化した雪着きの岩登りになり、
9もう直ぐ山頂_1222
     Photo9 もう直ぐ山頂

まもなく権現岳山頂に立つことが出来た。
10権現岳山頂_1223
     Photo10 権現岳山頂

山頂で記念写真撮影もそこそこに
11旭岳越に阿弥陀岳と赤岳_1227
     Photo11 旭岳の向こうには阿弥陀岳・中岳・赤岳

下山に移るが一層風速が増し、三ツ頭への尾根では上空は快晴であるが時折雪煙が見られるようになってきた。
12三ツ頭へ降る_1238
     Photo12 雪煙の中を三ツ頭目指して降る

風でテント撤収が心配されたがやがて樹林帯に入ると風の影響も少なくなり、テント場に戻ったときには高度が下がったこともあり時折風が吹き抜ける程度となり無事撤収することが出来た。
前三ツ頭からは樹林帯に入ったこともあり汗をかきながらの下山となり、途中で一気に上衣を脱ぎ薄手のシャツのみとなり体温調整をするがズボンは権現岳山頂に立ったときと同じままで暑い。
暑さにこらえながら天女山入口まで戻ったが、上空を見上げれば流れ雲の動きが早く覆うような雲も出始めていた。

途中で温泉に浸かって汗を流し、木の枝越しに見える権現岳を眺め帰路に着いた。





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