冬の上田 太郎山

Photo0 太郎山山頂から上田の街と塩田平を見下ろす
記録
日程:2016,02,03 安田
2/03 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(11:13)→表参道登山口(11:18)→石の鳥居(11:56)→廿二丁(12:30)→太郎神社(12:37~12:39)→境内広場(12:41~12:58)→太郎山山頂(12:55~13:09)→境内広場(13:14~13:35)→裏参道登山口(14:15)→駐車場(14:50) 行程7.1km 累積標高718m
ルートマップは ここ です。
上信越自動車道を長野方面に向かって走っていると、佐久から小諸・東部湯の丸までは眼下に千曲川の流れに沿った見晴らしの良い風景が開けているが上田に差し掛かったところで長いトンネルに入ってしまうため街を見下ろすことが出来ない。
通るたびに気になっていたトンネルのある山・太郎山が地元で愛されていると聞き登ってみることにした。
上田の街はずれにある高速道路のトンネル入口近くの太郎山登山口近くの路上に車を止め、表登山道から登ろうとしたが平日であるにもかかわらず駐車できそうなところは既に車で埋まっていてビックリ。
地元の人のアドバイスで裏参道方面に向かって少し上がったところに駐車場所を確保し、

Photo1 表裏参道分岐
表参道まで戻って登りだすと直ぐに雪道となるがしっかり踏まれており、ツヅラ折れに付けられた登山道は歩きやすい。

Photo2 表参道登山口
徐々に高度を上げてゆくと落葉した樹林越しに上だの街並みの展望が開けてくる。
青葉が茂った時期であればひたすら登ることになるのであろうが、雪を踏んでの季節だからこその展望。
登山道には○○丁石と書かれた道標があり数えながら登ったが・・・・・確か登山口は三丁丁石だったが幾つまであるのかわからず。十丁丁石が早々と出てきてしまったのでそれなら山頂は廿かと思いきや然に非ず。石の鳥居をくぐり

Photo3 石の鳥居
足を進めると廿二丁丁石のところで登山道が合流し、

Photo4 廿二丁丁石みちしるべ
更に上に登って行くとやがて赤い大鳥居が出てきて

Photo5 赤い大鳥居
漸く太郎神社に到着。赤い鳥居に着いたことで丁石のことはすっかり忘れてしまった。最後の丁石は幾つなのか?
石段を上がって神社の前に出ると小さな赤い鳥居。

Photo6 境内には厄除けの小さな赤い鳥居
厄除けにこれをくぐり抜けて神社にお参りし、一段下がったところにある社務所前の広場で休憩。
眼下に上田の街が開けその向こうには塩田平、別所温泉が見渡せたが不勉強で上田のお城がどこにあるのか???
ベンチに腰を下ろし絵を描いているご婦人・社務所の縁側では登山グループが楽しそうに昼食中とこの山の人気が伺われる。一息ついて更におくにある太郎山山頂を目指す。
一旦降って登り返すと大きく開けた山頂に石仏が雪の中に佇んでいた。

Photo7 小さな地蔵がある山頂
ここも展望が開け陽光が降り注ぎ気持ちよいが雪に覆われているので座ることが出来ず。カメラを抱えた先行者と立ち話しの後再び社務所のある広場に戻り登山グループの立ち去った縁側に座ってポカポカの陽光を浴びながら休憩。
降りの裏参道は勾配が緩やかと聞いたがチェーンアイゼンをつけて下山すると、裏参道は道幅も広く、雪がなければ車で登ってくることが出来るのではと思いつつ雪道を進むみ、
途中にある数箇所の案内板に書かれた民話を読みながら降ってきて沢にかかる橋を渡ると裏参道登山口に着いた。
ここから林道を降って行くと次第に雪は薄くなり、舗装道路になるとまもなく車に到着。傍らのりんご園で行われている剪定作業を眺めながら靴を履き替えて太郎山登山を終えた。
上田の街の地図を勉強し、丁石の最後の数を確認すべく雪の無い時期に再訪してみたいものだ。
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