大雄山から雪の明神ヶ岳へ

0丸山と富士山_0860
     Photo0 明神ヶ岳からの富士山

記録
日程:2016,01,27 安田

1/27 天候 快晴
コースタイム:最乗寺駐車場(8:15)→見晴小屋(9:08)→神明水(9:36)→H935(9:57~10:06)→明星ヶ岳への分岐(10:36)→明神ヶ岳(10:49~11:18)→分岐(11:30)→林道終点(12:46)→最乗寺奥の院(12:49)→最乗寺駐車場(13:02)     行程10.5km 累積標高975m
ルートマップは ここ です。

今週末も天候が芳しくないとの予想。それならば気温が上がり晴天予想の週半ばは絶好の狙い目と思い今回はあまり馴染みのない箱根に出掛けた。幾度と無く箱根には来ているが殆ど車で通過、昨年 金時山 に登ったのがこの地域での初登山。今回が2回目ということになる。
東名高速の途中から見える富士山は・・・・とにかく雪が少ない。南斜面の上部は黒く見えるので森林限界も越えていることだし、おそらく雪がなく岩が出ているのであろうなどと思いながら南足柄の最乗寺に到着。
境内に雪は無く、急登の登山道を登って尾根筋に出ても乾燥した泥道が上に向かって伸びているだけ。
1登山口_0845
     Photo1 登山口

砂利道の林道を横断し更に植林の中を登って行くと今度は舗装された林道に出た。この辺りも雪はなし。更に登山道を登って行くと見晴小屋手前で雪が現れ始めほんの少しの高度差で雪道となった。
2見晴小屋_0847
     Photo2 見晴小屋

南斜面が開けた登山道を進み水が涸れている神明水を過ぎると
3神明水_0849
     Photo3 神明水

後方には南足柄の町並みから大井松田、丹沢の山々。湘南の海岸線も見え江ノ島の島影も見渡せるようになってきた。
4湘南_0850
     Photo4 湘南の海岸線

振り返って景色を見ながら休憩していると、樹林の端にリフトの支柱らしきものが立っている。そういえば登ってきた登山道の横には大きな歯車も放置されていた。
帰宅して調べてみると建設途中で断念された最乗寺から明神ヶ岳を経て宮城野へのリフトの残骸らしい。いまは雪原となっている帯状に開けたところはリフトのルートにあたり樹木が伐採されたのであろう。
5登山道_0852
     Photo5 開けた登山道 後方には大山

やがて道は樹林の中に入り、これまでの直線的に高度を稼ぐような道から水平移動のトラバース道になり再び上りだすと明星ヶ岳への分岐が現れた。ここを過ぎ外輪山の尾根に出ると一気に箱根の展望が開けた。
この前の金時山ではガスが掛かっていて見えなかったが大涌谷からは噴煙が立ち上り、
6神山と大涌谷_0859
     Photo6 噴煙を上げる大涌谷

左に目を移すと伊豆大島の姿も見える。富士山はといえば樹林帯のはるか上まで黒々としており、白くなっているのは宝永山・双子山くらい。
時折響いてくる演習の防弾の音の源、自衛隊の演習場は枯れ草色になっている。尾根の合流点で右折し明神ヶ岳の山頂で快晴の空から降り注ぐ陽光を浴びながら大休止。時折のそよ風が心地よい。
7富士山_0858
     Photo7 明神ヶ岳山頂

富士山の右に見える北岳にも黒い筋が見えるし甲斐駒、赤岳も同様。鳳凰三山にいたっては黒々としている。山頂で数名の登山者と出会うが皆、最乗寺から同じルートを登ってきたとのことであるが休憩後の行き先はそれぞれ違うようである。
明星ヶ岳に向かうという人がいたので後をついて明星ヶ岳ピストンを考えたが車を置いた最乗寺まで戻るのに高原地図には載っていない道があると聞き周回できることがわかったので最乗寺奥の院へ降るルートを進むことにした。
明神ヶ岳から金時山方面に10分程進んだところに分岐があり、
8分岐_0862
     Photo8 最乗寺奥の院への分岐

そこから尾根を降りだす。確かに話に聞いたとおり歩きやすい道であったが難点といえば展望が殆ど得られないこと。降りに使う分には申し分の無い道であった。
登ってくるときに横断したのと同じ舗装林道を横切るとまもなく登山道は終わり、その先には舗装道路となっていたが奥の院を目指して泥道を下ると直ぐにお香の香りが漂う奥の院に到着。ここからは石段を降り、本堂前を通過して駐車場へと戻った。
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