日向山 尾白川渓谷道・錦滝からの周回

0錦滝F1_0592
     Photo0 錦滝F1 滝壷周辺に氷の華が咲き始めているが・・・

記録
日程:2015,12,26 Nさん、安田

12/26 天候 晴天
コースタイム:尾白川渓谷駐車場(8:40)→旭滝(9:36~9:44)→神蛇平(10:09~10:16)→不動滝・滝壺深訪(10:55~11:12)→林道(11:39)→錦滝(11:52~12:13)→日向山(13:16~13:27) →矢立石登山口(14:29)→駐車場(15:13)     行程11.1km 累積標高1391m
ルートマップは ここ です。
 
八ヶ岳ではアイスクライミングが出来るらしいが、ほかの山域ではどうか?と思いあちこちの情報を漁っているがなかなか見つからないので昨シーズン行ったことのあるガンガノ沢の様子を偵察に出掛けた。かといって偵察だけでは勿体無いので尾白川渓谷の竹宇駒ケ岳神社の駐車場に車を停め、尾白川渓谷から錦滝を経由し日向山から矢立石登山口に降り駐車場へと戻る周回ルートを歩いた。

駐車場へ着くとすでに10数台の車が先着。この季節尾白川渓谷を歩く人は多分我々だけだろうし日向山へは矢立石から登るであろう。殆どの車の持ち主は甲斐駒ケ岳を目指す人たちであろうか。
準備を整え駒ケ岳神社を目指して降ってゆくと矢立石への分岐があるが下山時にはここへ戻ってくることになるので、いまは直進し神社を経由して吊り橋を渡る。
程なく甲斐駒へ向かう登山道と尾白川渓谷に沿って歩く渓谷道との分岐があるので渓谷道へ右折して進む。
右足元に尾白川の流れを見ながら進むと千ヶ淵。冬枯れの周囲の景色の中のエメラルドグリーンの水が綺麗だ。ここまでの間登山道には凍結箇所や霜柱は無く、流れの周辺にも結氷の様子も無い。
渓谷道を進むと三ノ滝、
1三ノ滝_0565
     Photo1 三ノ滝 釜はエメラルドグリーン 

その次が旭滝。
2旭滝_0568
     Photo2 旭滝

旭滝では渓谷道から外れ流れの近くまで降り大岩の上で休憩。次に現れたのが百合ヶ淵、
3百合ヶ淵_0570
     Photo3 百合ヶ淵

ここもやはり青葉の季節と違い一際目立つエメラルドグリーの水がすばらしい。
渓谷道は尾白川の流れに沿いつつも滝を高巻くように伸びており進むに従い急登の登り降りとなる。やがて流れがはるか眼下に漸く確認できるかどうかというところにまで登ってくると神蛇平。平らな片隅の岩上に進むと三段になった神蛇滝が見渡せた。
4神蛇滝_0572
     Photo4 神蛇滝

神蛇滝からは深い渓谷を横目に進むとやがて不動大橋の吊り橋が現れ左岸に渡る橋の上から大きな不動滝が良く見える。ここまでは道標、案内板があって進路は迷うことは無かったがこれから先の錦滝への案内は無く、踏み跡を探していると不動滝の滝壺に行けるであろう大岩にロープが掛かっているのを見つけ早速大岩を登った。
5不動滝滝壺へ_0580
     Photo5 滝壷までの大岩 ロープが掛かっているが足掛り無し腕力勝負

大岩の上からは幾つか岩を越えやがて水流近くなると白い岩が苔で赤っぽくなっており滑る滑る。四苦八苦ながら滝壺まで進むが滝からの水滴が舞っているにもかかわらず氷はない。
6不動滝滝壺から_0585
     Photo6 滝壷近くから見た不動滝

不動滝からルンゼを登るとピンクテープ、続いて鉄階段が現れ、急登を登りきるとやがて尾根歩きとなり落葉した木の枝越しに韮崎方面が見え出すと林道に飛び出した。大きな落石がそこかしこに散る林道を進むとやがて大きな崩落箇所に出た。
7崩落した林道_0590
     Photo7 崩落した林道 白い紐のように見えるのはガードレールの残骸

山側に付けられた踏み跡を辿って通過し、かなり古い林道ゲートを通過すると錦滝の東屋。ここで太陽の光を受けながら休憩しながら錦滝を観察するが下のF1は元気良く水流が流れ降っており、わずかに滝壺周辺に氷の華があるのみ。
8錦滝F1滝壺_0593
     Photo8 滝壷近くに氷の華が咲いているが・・・いつになったら凍瀑に?

目を凝らして上段のF2を見るが横に広がった水流が流れており氷の影すらない。確か昨シーズンよりは10日ほど早いが・・・・・やはり今年はいままでのところ暖冬。
錦滝からの急登を登るとやがて目の前に白砂が広がり始め、足を取られながら登りきると分岐の道標。ここを右折し真っ白な雁ヶ原の小ピークを
9雁ヶ原_0595
     Photo9 真っ白な雁ヶ原

見ながら進むと甲斐駒、鳳凰三山の展望が開ける。
10甲斐駒_0602
     Photo10 甲斐ヶ岳

小ピークを過ぎ日向山山頂に出ると甲斐駒方面は樹木に視界を遮られるが今度は諏訪方面の視界が開け八ヶ岳、蓼科山、霧が峰、美ヶ原まで見渡すことが出来る。
11八ヶ岳方面_0606
     Photo11 八ヶ岳方面の展望

霧が峰の辺りはまだ枯れ草色に見えるので雪無いようだ。
日向山から矢立石への道はこれまでの登山道とは一変し歩きやすい。一気に矢立石登山口に降り林道を横切って”駐車場”への案内にしたがって落ち葉が堆積した登山道を降る。
道は途中林道に接触しそうになり、更に降ると林道に出た。林道を少し進み道標にしたがって再度登山道に入り途中で炭焼き窯跡を見ながら高度を下げるとやがて青い屋根が見えだし間の無く朝通過した駒ケ岳神社手前の分岐に出た。
ここで左折し坂道を上ってゆくとやがて駐車場。行程6時間半の偵察周回を終えた。
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