前日光 薬師岳・地蔵岳・夕日岳

Photo0 夕日岳山頂からの展望 男体山・大真名子・女峰山
記録
日程:2018,10,30
メンバー:安田
10/30天候 曇りのち晴れ :
コースタイム:細尾峠(7:09)→薬師岳(7:43~7:49)→三ツ目(8:55)→地蔵岳(9:11~9:22)→三ツ目(9:35)→夕日岳(9:52~10:16)→三ツ目(10:31)→薬師岳(11:35~11:44)→細尾峠(12:13)
行程10.4km 累積標高1020m ルートマップは ここ です。
日光第二いろは坂の明智平から中禅寺湖の間が紅葉の時期だけ交通規制中(一方通行)ということで混雑が予想されるいろは坂や奥日光の紅葉は諦め、足尾と日光の間にある前日光の薬師岳・地蔵岳・夕日岳に出かけた。
群馬県桐生と日光を結ぶR122の日足トンネル足尾側から旧道に入り地蔵坂を登って細尾峠に着くと紅葉目当てと思われる登山者の車が既に数台路肩に停まっていた。

Photo1 細尾峠登山口
装備を整え薬師岳に向かって尾根を歩き出すと足下を通るR122の日足トンネルの丁度真上あたりに崩落箇所があったがトラロープに掴まって通過。

Photo2 崩落箇所
次第に登山道の勾配が増して高度が上がってくると周囲は既に落葉し樹林越に青空が広がってきた。尾根をほぼ一直線に登りつめると薬師岳山頂に到着。

Photo3 薬師岳山頂
落葉した樹林越しにまだ夏姿のままの男体山を見ながら暫し休憩後、少し戻り地蔵岳へと続く尾根を降ると直ぐに薬師肩に到着。

Photo4 薬師肩からの半月山
良く踏まれ両側の笹が刈り払われた尾根道を

Photo5 快適な尾根道
周囲の景気を見つつ朝の陽光を浴びながら進みアップダウンを繰り返すと1時間強で夕日岳への分岐がある三ツ目に到着。

Photo6 夕日岳への分岐三ツ目
夕日岳には帰路で立ち寄ることにして道を直進し地蔵岳を目指すと直ぐになだらかな山頂の地蔵岳に到着。

Photo7 地蔵岳山頂
ここも落葉した樹林に覆われているが一部には紅葉した唐松があり目を楽しませてくれた。
休憩腹ごしらえの後三ツ目まで戻り、今度は夕日岳を目指して降り登り返すと男体山方面の展望が開けた山頂に着いた。

Photo8 夕日岳山頂
男体山・大真名子・女峰山の展望しながら先行者と山談議休憩を取って再び三ツ目に戻り来た道を薬師岳まで戻った。薬師岳山頂で擦れ違った登山者に夕日岳までの道の様子を聞かれ再び休憩。落ち葉の積もった道をスリップに注意しながら細尾峠まで戻り山行を終えた。
5月にシロヤシオを目指して茶ノ木平から歩いたとき薬師岳から見える夕日岳の姿が気になっていたので紅葉の季節に出かけてみたが、既尾に根筋の紅葉に終わっていた。
しかし落葉した樹林越に周囲の山々が展望でき、季節によって山の雰囲気が変わる様子を楽しむことが出来た。
神子内川に沿ったR122の周囲は紅葉真っ盛りだったので間もなく平地にも晩秋が訪れる。
谷川岳 西黒尾根

Photo0 天神平からの谷川岳
記録
日程:2018,10,23
メンバー:安田
10/23天候 曇り一時晴れ:
コースタイム:谷川岳ベースプラザ(7:05)→西黒尾根登山口(7:13)→ラクダの肩(9:11)→ラクダのコル(9:17~9:24)→トマの耳(10:45~10:57)→オキの耳(11:11~11:17)→肩の小屋(11:35) →天狗の留まり場(12:08)→熊穴沢避難小屋(12:38~12:46)→天神平(13:28~13:32)→谷川岳ベースプラザ(13:44)
行程9.1km 累積標高1653m (ロープウェーは除く) ルートマップは ここ です。
体調不調など諸々の事情により暫く山に出掛けられなかったが、紅葉の頼りを聞き谷川岳に出かけた。
紅葉シーズンの混雑を避けるため週日に出かけたが狙い通り久々の山を楽しむことが出来た。
ロープウェー運行開始前の谷川岳ベースプラザに車を停め西黒尾根登山口目指し坂道を登るが、久々の急斜面登りとあって足が進まない。
痛めた足は80%回復、思い切って新調した登山靴はまだ足に馴染まず尾根を登れるか少し不安であったが登山口から山道に入り、送電鉄塔下に出た頃にはのんびり歩けばどうにかなりそうと少し不安解消。
車の新品タイヤは表面に離型剤が着いているに少し慣らして離型剤取り除かないと路面をしっかりグリップしないが、登山靴のソールも新品はスリップしやすいので、注意深く登るうちに樹林帯から潅木帯に出た。
ここからは尾根の稜線歩きとなり冷たい風が吹き付け、上空は高曇りでところどころ青空が見えた。クサリが設置された岩場を登りきると漸くラクダの背に到着

Photo1 ラクダの背からの谷川岳
ここから少し下がってラクダのコル。ここで漸く先行する登山者を発見したが直ぐ後を追うのも憚られて暫し休憩。
先行者が岩陰に入り見えなくなったところで再び歩き出し、背後の白毛門、笠ヶ岳、朝日岳を振り返りながらザンゲ岩を通過。

Photo2 ザンゲ岩手前からの谷川岳
笹原の向こうに指導標が見え出すトトマの耳はもう少し。

Photo3 西黒尾根天神尾根分岐指導標
始発のロープウェーで登って来たと思われる登山者が天神尾根を登る姿も見え出した。肩の小屋には立ち寄らず直接トマの耳に至り、

Photo4 トマの耳
笹の緑と色あせた草紅葉のマナイタ嵓とオシカ沢ノ頭、

Photo5 マナイタ嵓とオシカ沢の頭
ゼニイレ沢の白い糸を山頂からたらした白毛門を見ながら休憩し

Photo6白毛門、笠ヶ岳、朝日岳
オキの耳へと向かった。

Photo7 オキの耳
オキの耳山頂から

Photo8 オキの耳山頂
一ノ倉岳、茂倉岳にまで足を伸ばそうと思ったが、

Photo9 トマの耳を振り返って
今日は足の試運転と新しい登山靴の慣らしなので思いとどまりトマの耳まで引き返し肩の小屋を通過して天神尾根を降った。雪の季節なら降りはスイスイだが今の季節登山道は岩ゴロゴロで歩きにくい。こんなに歩きにくかったかと思い出しつつ降ると若者集団にあっけなくパスされた。
天神ザンゲ岩、天狗の留まり場を通過し熊穴沢避難小屋で休憩、ここからは勾配も緩み木道を伝って天神平に到着。田尻沢の紅葉を見ながらロープウェーでベースプラザに戻り山行を終えた。
谷川岳山頂付近は既に紅葉が終わりナナカマドの赤い実が少し残るのみ。天神平から下のほうは紅葉が移り行く様が美しい。
今シーズンの天候は変わりやすく、前日晴れ予想が出ていても当日早朝には晴れから曇りに変化、逆の場合も。
7月は雨が少なかったが8月以降は晴天が極めて少ない。まぁこんな年もあるわなぁ~。