西上州 秋葉山 ゴシュウ山

Photo0 ゴシュウ山山頂からの秋葉山山頂 石造物が見えます
記録
日程:2018,01,15
メンバー:安田
01/15 天候 晴れ :
コースタイム:林道奥山六車線舗装終点(7:56)→不動明王(8:06) →秋葉山のコル(9:03)→秋葉山山頂(9:08~9:29)→秋葉山のコル(9:33)→ゴシュウ山山頂(10:00~10:11)→秋葉山のコル(10:33)→東面三角岩窟(10:47)→作業道(11:07)→林道(11:30)→林道奥山六車線舗装終点(11:33)
行程4.7km 累積標高6260m ルートマップは ここ です。
この前 木々岩峠を歩いたとき にゴシュウ山(仏岩山)山頂から秋葉山を探したが何処が秋葉山か解らなかった。しかし下山途中で秋葉山の取り付けだけは確認しておいたので秋葉山を確認しようと出かけた。
下仁田からR254で内山峠に向かう途中、西牧の手前左側の鏑川沿いにある”おかた茶屋"を過ぎたところで左折し橋を渡って林道奥山六車線に入り、道なりに進んで馬居沢集落を過ぎてしばらく進むと林道の舗装が無くなった。
舗装終了点横にある駐車スペースに車を止め、装備を整えて更に林道を進み右側に不動明王のブロック積の小屋が現われると秋葉山への取り付きに到着した。

Photo1 不動明王 (ブロック小屋の中)
不動明王の前から水量が少ない馬居沢に降り、石飛び対岸に渡り急登に取り付いた。
目印テープが沢山あるがかなり怪しげなものもあったので従うことなく踏跡を辿りやがて岩壁沿いをジグザグに登りだすと左岩壁に岩窟が現われた。

Photo2 次々現われる岩窟の1つ
登るに従い次々と岩窟が現われ、中を覗くとそれぞれ石碑があるが知識が無い私には良くわからない。岩壁に沿って4窟ある岩窟群を過ぎ、ザレた急登を登って支尾根に出ると麓の馬居沢集落や沢の対岸の物語山が木の間から見え出した。
尾根の先は岩峰がありのそのまま尾根上を進めそうも無く、踏跡は右へ一旦降りトラバースするように隣の尾根目指して進んでいる。
乗換えた尾根を登って行くとやがて秋葉山のコルに出た。ここで左折し大岩を巻くように登って潅木の中を進むと展望が開けた秋葉山山頂に到着。

Photo3 秋葉山山頂
取り付きからここまで陽射し無かったが山頂には陽光が降り注ぎ石仏や御嶽三座神、2基の石祠があった。浅間山や物語山、

Photo4 物語山(左) 遠くに冠雪した浅間山
妙義山、ゴシュウ山、

Photo5 御嶽三座神の向こうにはゴシュウ山
角が重なって1つの塊に見える鹿岳を見ながら休憩し、コルまで戻って尾根を直進しゴシュウ山を目指した。
コルから急登を登って次の小ピークに出ると日野大権現の石碑と3基の石祠が並んでいた。

Photo6 三基の石祠のうちのニ基
ここから降ってヤセ尾根を通過すると

Photo7 ヤセ尾根
ゴシュウ山山頂までの間の小ピークには石碑や石像が次々祀られていた。(地図参照)
やがて尾根が先日歩いた木々岩峠からの尾根(鏑川・南牧川分水尾根)に突き上げたところで左折し登り詰めるとゴシュウ山山頂に出た。

Photo8 ゴシュウ山山頂
ここからは漸く鹿岳の角が2つの角(一ノ岳・ニノ岳)が認識できた。登ってきた尾根の先に秋葉山山頂のある石造物群が白く見えたが、標高が低い秋葉山は背景に埋もれてしまって山容が解り難く、やはり秋葉山から登ってこないと認識できない。

Photo9 ゴシュウ山山頂からの秋葉山山頂(石造物が見えます)
ゴシュウ山から秋葉山のコルまで戻って右折、登ってきたときとは反対側の斜面(東面)を降った。植林の急斜面を薄い踏跡を辿ってジグザクに降り、やがてカエデの落ち葉で殆ど踏跡が消えた斜面を隠れた石車に注意しながら降り、漸く見つけた目印テープで右折して少し登り返すと東面の三角岩窟に到着した。

Photo10 東面の三角岩窟
中に石碑のある三角洞窟をチョット覗いて引き返し、時折踏跡や獣道らしきものが現われる急勾配を適当に降るとやがてしばらく歩かれていない作業道らしき道形に出た。
ここで左折し道形を進んで秋葉山からの尾根のコルが見えてきたところで作業道から離れてコルを目指して登り尾根に出た。
コルで尾根を乗越し凹地形を降るとやがて涸れ沢となり勾配が緩んで現われた小さな堰堤群の横を降ると林道に出た。

Photo11 林道から見た堰堤群と水路
上手く地形図どおりに歩けたので林道着地点からは駐車スペースまで至近だった。
距離も短く下山したのは正午前だったが生憎他山の地図を持ち合わせなかったので久しぶりにのんびり車を走らせ家路に着いた。