北八ヶ岳 白駒池・高見石

Photo0 高見石から見下ろした白駒池
記録
日程:2017,02,15~16
メンバー:Nさん、Sさん、安田
1/15日 天候 晴れ
コースタイム:メルヘン街道冬期ゲート(10:07)→日向木場(11:09~11:24)→麦草ヒュッテ前(12:52~13:01)→白駒池駐車場(13:23)
1/16日 天候 晴れ
コースタイム:白駒池駐車場(7:23)→青苔荘(7:40)→白駒荘(8:00)→高見石(8:30~8:54)→中山展望台(10:00~10:18)→高見石小屋(10:55~11:00)→白駒池駐車場(11:36~11:59)→麦草ヒュッテ前(12:24)→日向木場(13:37~13:56)→メルヘン街道冬期ゲート(14:30)
行程23.1km 累積標高1189m ルートマップは ここ です。
しばらく動かなかった大陸の高気圧が東に移動してくるとの予報を信じて今シーズン初めて北八ヶ岳に出かけた。
北八ヶ岳はなだらかな山々でスノーシューで歩き回るには最適。 シーズン初のスノーシュートレーニングのつもりであまり人が入っていないメルヘン街道(R299)茅野側の冬期ゲートに車を停め白駒池とその周辺を目指した。
15日
冬期ゲートまでは除雪されているもののそれ以降は山小屋のスノーモービルの走った跡のみで両側は7、80cmの積雪。
草麦峠までの登りは車道で勾配が緩いとはいえ距離は6km強あるので少しでも楽をしようとスノーモービルの轍を進んだ。
気温は-5℃ぐらいと思われるが太陽を背中に受け直ぐに汗が噴出し上着を脱いだ。1時間ほどの歩きで日向木場の展望台に到着。

Photo1 日向木場 左上に展望東屋があります
南アルプスの山々や中央アルプスを見ながら休憩を取り、五辻への分岐で漸くピラタスの丘方面からのスノーシューのトレースが現れた。
コケモモの庭への分岐を過ぎ漸く麦草峠に到着。

Photo2 麦草峠
麦草ヒュッテへの分岐で一休みし、平坦な道を進むと麦草峠最高点2217mに到達。
ここから少し降ると道の両側が大きく開けた白駒池駐車場へたどり着いた。

Photo3 駐車場横の白駒池入口
スノーモービルの轍意外何も無い雪面を踏み固めテントを設営して本日の行動終了。
16日
早寝でたっぷり睡眠をとりテントを撤収して荷物をデポして白駒池入口より青苔荘を目指して歩き出した。
青苔荘は準備中との看板が下がっており宿泊客はいないようだ。

Photo4 青苔荘
青苔荘前から白駒池に降り立ち結氷し雪の積もった湖面を歩いて白駒荘に向かい、

Photo5 白駒池の向こうに白駒荘が見える
白駒荘前で上陸し高見石を目指して登るがトレースがあり歩きやすい。
もうそろそろ高見石小屋と思い歩いていると突然右手の樹林の中に露岩が見え出し、程なく高見石小屋に到着。
小屋前でスノーシューを外し、高見石のピークに登って展望休憩。

Photo6 高見石小屋
浅間山の上部露岩帯が黒く見えているのでやはり雪は少なそうだった。

Photo7 浅間山
眼下に見える白駒池には我々のトレースがくっきり。
こんなにはっきり見えるのであれば湖面を歩き回って模様をつけてくるのも一興と思ったが残念!
高見石小屋前まで戻り再びスノーシューをつけて樹林の中のなだらかな坂を登ると

Photo8 雪の着いた樹林の中を進むと
展望が開けた中山展望台に到着。

Photo9 中山展望台からの東天狗と西天狗
然程風が強くないので岩陰に腰を下ろして南・中央アルプスの展望を楽しみ、来た道を引き返して

Photo10 中山展望台を後に
高見石小屋経由で白駒池駐車場へと戻った。
駐車場でデポしてあった荷物を回収後メルヘン街道を麦草峠まで登り、

Photo11 麦草峠R299標高最高点(2127m)
途中2回の休憩で冬季ゲートまで戻った。

Photo11 R29からチラリと見える麦草ヒュッテ
ラッセルは無かったがスノーシューで2日間23kmほどの雪上歩きは良いトレーニングになった。
もっとも歩き回ったところはかなり踏まれていたのでアイゼンならかなり楽だったであろうが・・・・・トレーニングにはならないよね。