雲取山 2017

Photo0 雲取山山頂の2017記念柱
記録
日程:2017,02,01
メンバー:安田
2/01日 天候 晴れ
コースタイム:小袖乗越駐車場(7:36)→堂所(8:55)→ブナ坂(10:06)→奥多摩小屋(10:35~10:46)→雲取山(11:33~11:43)→避難小屋(11:45~12:02)→ブナ坂(13:06)→七ツ石山(13:19~13:32)→七ツ石小屋(13:49)→堂所(14:20~14:26)→小袖乗越駐車場(15:22)
行程21.5km 累積標高1574m ルートマップは ここ です。
雲取山の標高2017mと同じ今年の西暦2017年を記念して標柱が立てられているとのネット情報を知り久々に雲取山に出かけた。
この前青梅街道の鴨沢を通過した折、小袖乗越の駐車スペースへの登り口が通行止めとなっていたので鴨沢より先の所畑から駐車スペースまで延々坂道を上らなければならないのかと思っていたが、鴨沢に差し掛かったところで登り口への道を確認してみると通行できそうだったので小袖乗越へ向った。
途中擁壁が新しくなっているところがあったのでその工事で通行止めになっていたようだ。
小袖乗越の駐車場は以前は私有地で駐車禁止となっていたが今回訪れてみると整地され村営駐車場になっており新しくトイレも新設工事中であった。

Photo1 整地された小袖乗越駐車場と建設中のトイレ
小袖乗越から舗装路を進み左側の擁壁に付けられたなだらかな登山道を登って行くと

Photo2 登山口
廃屋の前を通過しやがて左の稜線が迫ってきて稜線に出たところが堂所(どうところ)。
しばらく稜線歩きが続きトラバースするようになると登山道が折り返し再び稜線歩きになる。
少し行くと右側に七ツ石小屋へと向う標識の無い分岐があるがここは踏跡の濃い左側のトラバース道を進み、七ツ石小屋への指道標がある分岐、水場への分岐と現れるが雲取山方面へとトラバース道を進んだ。
標高1500m辺りから日陰になった登山道に雪が残っているが踏み絡められ夏道のように歩くことが出来た。
尾根を回りこんで進むとブナ坂に出てここからは石尾根を歩くが防火帯のおかげで陽光燦燦微風で気持ちよい。
ただし往路ではまだ凍っていて歩きやすいが日当たりのおかげで帰路では解けた霜と雪でドロドロになりあちこち道を選びながらの通行となった。石尾根を登り詰めてゆくとやがてヘリポートの横を通過し奥多摩小屋に出た。
丸太のベンチで正面に笠雲がかかった富士山を見ながら休憩。

Photo3 笠雲がかかった富士山
途中で追い越した登山者が到着したところで出発。ここからはこのルートでもっとも勾配がきついP1813への登りとなるが雪と霜が解け始め登山道はドロドロ。水気の無いところを選んで直登し小雲取山目指して勾配の水平歩きとなるが樹林帯の中で陽射しが無く路面は凍結状態。
小雲取山を過ぎると前方に視界が広がり頭上の木の枝に残っている白く輝く霧氷を見ながら

Photo4 霧氷が輝く木々の枝
一登りで雲取山避難小屋に到着。

Photo5 雲取山避難小屋
小屋前を通過すると直ぐに雲取山山頂。目当ての真新しい2017記念柱とともに前には無かった石製の立派な山名柱も建っていた。
富士山は霞んでいるものの奥多摩小屋から見たときにあった笠雲は消えていた。雲取山の隣の飛龍山の見時奥には南アルプス、

Photo6 遠くには冠雪した南アルプスの山々が
更の右の白樺の梢の中には浅間山の展望を楽しんで非難小屋まで戻り一休み。前に泊まったときはトイレが古かったが新しくなっており、掃除をしている方がいたので話を聞くと毎週ボランティアで登ってきて整理整頓をしているとのこと。気持ちよく避難小屋で過ごせることに感謝。
避難小屋を後に石尾根を降り、

Photo7防火帯にところどころ雪が残る石尾根
P1813は巻き道を通って通過、

Photo8 石尾根の先には七ツ石山が
ブナ坂まで戻ってさらに直進して急坂を登り七ツ石山山頂で休憩。

Photo9 七ツ石山山頂 雲取山山頂と同じような山名柱
見渡せばここにも雲取山山頂にあったのと同じ真新しい石製の立派な山名柱が立てられていた。七ツ石山からさらに石尾根を進み降り終わったところで七ツ石小屋目指して右折、千本ツツジへ向う分岐を通過してさらに降り水場から少し降ると七ツ石小屋前に出た。
更に登山道を降り指道標の無い分岐は落ち葉に覆われた左への道に進みしばらく降ると往路に歩いた雲取山へのトラバース路に合流。ここからは途中堂所で休憩して往路を小袖乗越の駐車場へと戻った。