2016年11月の全記事一覧
- 11/29 西上州 鋤柄岳・大桁山 周回
- 11/27 西上州 御堂山・雨宮山周回
- 11/24 西上州 立岩
- 11/18 妙義 星穴岳 2016
- 11/15 南伊豆遊歩道
- 11/14 西伊豆 長九朗山
- 11/07 奥秩父西端 天狗山・男山
西上州 鋤柄岳・大桁山 周回

Photo0 大桁山 中腹の岩峰が鋤柄岳

Photo0-1 林道から見上げた鋤柄岳
記録
日程:2016,11,28
メンバー:Mさん、Sさん、安田
11/28日 天候 晴れ時々曇り
コースタイム:駐車スペース(9:13)→鋤柄岳基部分岐(9:41)→鋤柄岳(9:59~10:10)→鋤柄岳基部分岐岐(10:33)→林道横断鉄梯子(10:48)→H652(11:08~11:18)→大桁山(11:47~12:18)→川後石峠(12:52) →駐車スペース(13:45) 行程7.6km 累積標高841m
ルートマップは ここ です。
先日の山行の帰りに立ち寄った下仁田の道の駅で正面に見える大桁山と鋤柄岳も面白いという話を聞いたので出かけてきた。
この前のジジ岩とババ岩に登ったとき見たい風景を狙った時間が良いということに気付いたので今日はコースも短いしゆっくり出発。例によって下仁田ICで降り、道の駅を目指すと右手に大桁山が見えてくる。
道の駅手前で右折し下仁田フィッシュイングパークを目指し上って行き鋤柄山登山口を少し過ぎたところの駐車スペースに車を止め歩き出した。

Photo1鋤柄岳登山口
登山口から古い注連縄の下を潜り真っ直ぐに登って行くと辺り一面黄色いイチョウの落葉に埋め尽くされよく見れば銀杏もいくか落ちていた。黄色い絨毯の先に阿夫利神社が現れ、

Photo2 黄色い絨毯の先に阿夫利神社
横を回ってつづら折れの登山道を進むと林道終点と思われる広場に出た。ここから尾根を少し登ると鋤柄岳の岩の基部に到着。

Photo3 鋤柄岳基部の分岐
指導標は右に進めば鋤柄岳となっているが岩を巻くように降っている大桁山への踏跡もついている。先ずは鋤柄岳を目指し右へ登って行くと程なく鎖の下がった岩場に出た。

Photo4 これから登る鋤柄岳の岩場
鎖を掴んで岩場を登って行くと高度を上げるに従い下仁田方面の視界が開けてすばらしい展望が広がった。岩壁の途中から見下ろせば・・・・スッパリ切れ落ちた岩壁は高度感があってすばらしい。

Photo5 鎖に掴まって岩を登る
基部から稜線まで続く鎖場を登り切ったところで左折し岩リッジを進んで一段上がると鋤柄岳山頂。

Photo6 鋤柄岳頂稜の岩リッジ

Photo7 鋤柄岳山頂
御荷鉾山や赤久縄山のシルエット、右へ目を転じれば山頂が四つに分かれた四ツ又山、さらにニョッキリ二つの頂を持つ鹿岳(かなだけ)、

Photo8四ツ又山と鹿岳(かなだけ)
大型タンカーのような荒船山が良く見えた。登山口から小1時間で岩登りも楽しめる展望がすばらしい鋤柄山はなるほど地元の方が進めるわけだと納得。
鋤柄岳山頂から再び基部へと戻り今度は岩壁基部を左に進みとラバースして下降、登り返すと鋤柄岳の背面に出た。
ここから落葉して陽射しの差し込む尾根を大桁山目指して進むと林道が尾根を寸断。林道に降り立ち横断、正面の鉄ハシゴを登って尾根に復帰。

Photo9 林道を横断し鉄梯子を登る
徐々に高度を上げてゆきやがて植林帯に入ると陽射しが届かず薄暗い。途中陽だまりを見つけて休憩しさらに登って行くと再び林道に出て横断。正面についた踏み跡をたどるとやがて道幅が広くなり遊歩道のような歩きやすい道となり大きく左に曲がる屈曲点に出た。ここからは要所要所に立つ指導標にしたがって大桁山を目指すと長い木段が始まり、

Photo10 関東ふれあいの道 木段
植林帯を抜け出すと大桁山頂稜に着いた。

Photo11 大桁山山頂
左前方に妙義の白雲山が大きく見えたので期待し山稜を少し進むと三角点のある広場に到着。残念ながらここは樹林に囲まれ展望なし。
少し戻ってベンチで休憩しながら陽射しが届くのを待つが早い雲の動きにもかかわらず雲の切れ目からの陽射しがなかなかとどかない。暖をとるのを諦め下山に移り、先ほど登ってきた屈曲点を通過、登りときに飛び出した登山道との合流点を直進すると直ぐに大桁山登山口に到着。
ここからは道幅の広い林道を降って川後石峠で右折し千平駅方面に進み、途中にあるショートカット道への指導標に従い一旦林道を離れ、降って林道に復帰してから谷沿いに降り下仁田フィッシングパークを過ぎ、駐車スペースへと戻った。
西上州 御堂山・雨宮山周回

Photo0 ジジ岩(左)とババ岩(右)
記録
日程:2016,11,26
メンバー:安田
11/26日 天候 晴れ一時曇り
コースタイム:駐車場(7:17)→御堂山入口電気柵(7:20)→ミノ滝(8:02)→ジジ岩ババ岩分岐(8:15)→展望岩(8:38~9:01)→高石峠分岐(9:26)→御堂山(9:38~9:44) →本宿分岐(10:00)→高石峠(10:21)→雨宮山(10:33~10:41)→林道終点(11:00)→林道入口(11:47) →本宿(12:09)→駐車場(12:26) 行程11.6km 累積標高1064m
ルートマップは ここ です。
一昨日の記録的な早い時期の雪は西上州の山シーズンを早く終わらせてしまうのかどうか確認に出かけた。
急に思いついた山行だったのでとりあえずわかりやすく道路わきに駐車場があるところをと考えた末に思いついたのがジジ岩とババ岩で面白そうな御堂山。しかしピストンでは短すぎるということでジジ岩ババ岩御堂山それに雨宮山を加えて周回できるコースとした。
R254で下仁田の町を抜け内山峠を目指すと、途中にR254が姫街道と呼ばれていた時代にあった西牧関所の跡が残っている。

Photo1西牧関所跡
西牧関所跡の先で往時の姫街道と現在のバイパスが分かれるところに駐車スペースがあり、ここに車を停め関所跡の横を少し入ったところにある御堂山入口から入山した。
直ぐに動物を防ぐ電気柵が現れこれを跨いで沢沿いの林道を登って行くと荒れた林道はいつしか登山道に変わりやがて涸沢のような道となる。

Photo2 涸沢の様二なった登山道
やがて正面に岩壁が現れるが良く見ると滴る程度の水が落ちているミノ滝。滝の左側に設けられたロープを握って難なくのぼり、更に詰めてゆくといつの間にか正面の樹林越しに青空が見え出し、一登り登りで尾根に上がった。
指導標に従い左折してジジ岩ババ岩を目指すと尾根の先に岩峰が現れ行く手を阻んだ。

Photo3 尾根の先には行く手を阻む岩峰が登場
岩峰を右へ回り込み基部に沿って急斜面をトラバースするが落ち葉の上に積もった雪が残っており立ち木に掴まりながら進んだ。時折現れる岩は苔の上に残雪を纏っているので滑りやすいので神経を使い、岩峰の反対側に出たところで登り返すと陽射しを受けてポカポカ暖かい空気の漂うたんす岩の展望台に出た。
正面にジジ岩とババ岩の岩峰が立っている。休憩しながら写真を撮ったが丁度逆光となり黒い岩陰しかとることができなかった。
ジジ岩を良く見れば基部に立派なものが天に向ってニョッキリ(葉が生茂る夏はちゃんと隠されてしまうかも)。

Photo4 ジジ岩 基部の左に・・・
ババ岩を見ればこれまた奇妙な形で縦にクラックが走っている。

Photo5 今にも落ちそうな岩が乗っているババ岩
なるほどこれがジジ岩ババ岩の名前の由来かと思わず納得感心。昔の人はおおらかだったんだな~。

Photo6 ビビ岩とババ岩の右には荒船山の姿が
陽射しが無く雪の急斜面とラバースの後での日向ぼっこで暖をとり、再び斜面をトラバースして尾根の分岐まで戻り、

Photo7 戻る尾根の途中で見えたピラミダスな雨宮山
更に直進して登って行くと高石峠への分岐に出た。
ここも直進してロープのある急登を登って行くとやがて御堂山の山頂に出た。

Photo8 御堂山山頂
周囲が樹林のため葉を落とした枝越しに表妙義の山々が展望できた。良く見れば先日登った星穴岳の登山口の中之嶽神社の大黒様が黄金色に輝いている。

Photo9 枝の間から見えた表妙義 中央辺りに黄金色に輝く大黒様
御堂山から降って高石峠分岐に戻り、ここで右折して高石峠への道を進みその先にある雨宮山を目指した。尾根伝いに進むと麓の本宿への下降点、次いで根小屋への下降点がある高石峠に出た。

Photo10 高石峠への尾根道
更に尾根を進み、植林の急登を登ると苔むした石の祠のある雨宮山山頂。

Photo11 雨宮山山頂
全く展望が無いので更に少し進むと枝越しに冠雪した浅間山の姿が現れた。

Photo12 冠雪した浅間山
この展望箇所陽射しも無いので早々に引き返し高石峠から根小屋目指して降った。
峠の分岐から直ぐに踏跡が薄くなり夏なら草に隠れてしまうであろうわずかな踏後を探しつつ進むと沢地形になったところで一気に空が開けた。先を見れば植林の伐採作業中で前から聞こえていたチェーンソーの音に納得。更によく見れば木を倒すときに楔を打ち込んでおり、その音を猟銃の音と勘違いしていみたいだ。

Photo13 林道開削のために伐採中
作業者に道を尋ねると直ぐに林道に出るとのことで地図上で道が不明瞭と書かれていたにしてはあっさり林道に出てしまった。
作業者の車が停まっている林道終点から歩きやすい道を降ると道が分岐していたので左に下る道を進むと重機が現れこの先は林道開削中とのこと。分岐まで戻って右の登って行く道を進み、「分岐が幾つかあるが左へ左へと進めば道路に出る」とのアドバイスに従い林道を歩くが、幾つかの尾根を巻いているので予定していたコースと違っていることに気付くがそのまま進んで漸く道路へ出た。
場所を確認すると車を停めたところから大分離れてしまったが姫街道を歩くのも面白そうと思い旧街道の風情を楽しみながら出発点へと戻った。

Photo14 家が立ち並ぶ姫街道本宿

Photo15 本宿から見えたジジ岩とババ岩
大きく育った植林を伐りだすために林道が開削されているとのことで山と高原地図に載っている登山道は殆ど失われてしまったようだ。
地形図には林道の記載は無いので植林帯で林道を歩くときは注意しなければならない。林道が縦横に延びている奥武蔵の山歩きの経験が始めての山域でも役立った今回の山行であった。
西上州 立岩

Photo0 麓の大上地区から見上げた立岩
記録
日程:2016,11,23
メンバー:安田
11/23日 天候 曇り一時晴れ
コースタイム:線ヶ滝登山口(7:16)→立岩コル(8:09~8:14)→西立岩(8:30)→威怒牟畿不動分岐 (8:56~9:11)→立岩入口(9:34)→経塚山巻き道分岐(9:50)→星尾峠(10:08) →左岸コース分岐(10:31~10:34)→荒船山分岐(11:07)→威怒牟畿不動(11:13~11:29)→線ヶ滝登山口(12:01) 行程10.4km 累積標高1168m
ルートマップは ここ です。
今年の冬も異常気象か?まだ11月だというのに明日は関東地方でも積雪と天気予報が出ている。
今週末辺りにどこかへ出かけようと考えていたが雪が降る前にと思い上州の立岩に出かけてきた。
天気予報では午前中は曇り一時晴れ、午後になると冷たい北風が強くなるとのことだったので5、6時間程度で歩ける線ヶ滝から立岩に登り尾根筋を歩いて荒船の経塚山辺りで折り返して威怒牟畿(イヌムギ)不動を経て出発点に戻る周回コースを選んだ.
道路終点の線ヶ滝駐車場の登山口から歩き出すと

Photo1 線ヶ滝の登山口
直ぐに星尾峠分岐で田口峠への道を分け少し進むと立岩直登コースと威怒牟畿(イヌムギ)不動経由で立岩に至るコースとに分かれる。
直登コースへと進み植林帯の中を登って行くとやがて雑木林となり上空が明るくなってきた。落ち葉の堆積で登山道が隠されてしまっているが多分ここだろうと思うところを登って行くと時たま目印のテープが現れるが落ち葉で道が隠されたときのことは考えられていないようで自分の目と感に頼るしかない。
やがて立岩の岩壁基部に着き右へ回りこむようにしてルンゼを上がってゆくと

Photo2 東立岩と西立岩の間のルンゼ
やがて鎖場となった。岩壁を左上するように登り詰めると稜線のコルに出て踏跡は左へと伸びていた。右へ伸びるかすかな踏跡もあったが東立岩への道と思われる。
麓から見た限り東立岩の山頂は樹林に覆われているようなので今日はパスして濃いい踏み跡をたどって標高が高い西立岩に向った。
コルのベンチで休憩していると小岩峰の上に太陽が昇ってきて周囲は一層明るくなり、落葉した樹林越に陽射しを受けた周囲の山が見渡せるようになってきた。
休憩後稜線を上り詰めて行くと三角点のある西立岩の山頂に出た。

Photo3 西立岩の山頂
ここで右に折れ降って行くと視界が開けベンチも設けられていたが指導標にしたがって左折し尾根から離れて降ってゆくと道の勾配は緩み、やがて前方に立ちはだかるように岩のリッジが現れた。

Photo4 登山道に立ちはだかる岩リリッジ
岩に設けられている鎖を掴んで登りきると再び道は平坦な歩きやすい道となり威怒牟畿不動下降点の分岐に出た。

Photo5 威怒牟畿不動への下降点分岐
ここで休憩を取り天候の様子をうかがいながら思案するがまだ空は晴れているので計画通り荒船山を目指すことにした。
分岐を直進し急登を登って行くと前方の岩壁が近づいてきたところで道は右に曲がり岩壁を巻くよう進んだ。
徐々に高度を上げ尾根に出ると丁度岩壁の反対側の尾根に出て荒船の経塚山が近づき黒滝不動寺からの道と合流する立岩入口の分岐に到着。

Photo6 黒瀧不動から荒船山への登山道との合流点 立岩入口
尾根上を進むと左側の樹林越しにローソク岩を従えた兜岩山の姿も近づいてきた。

Photo7 落葉した樹林越しに見える兜岩山・御岳山
木段を登りきるとあっけなく経塚山の巻き道分岐に到着。前回荒船不動から登ったときに経塚山の山頂は展望が無かったし、予報どおり冷たい風も吹き始めたので巻き道を選択し星尾峠を目指した。
巻き道は相変わらずの悪路であるが落ち葉が堆積しガレた道は一層歩きにくい。星尾峠手前の頂稜への分岐前後では道が崩落しトラロープも手が届くところからは離れてしまっていた。

Photo8 崩落した登山道
前回から補修がなされていないようだ。
今日はここまで登山者の姿を見なかったが、この崩落箇所を渡っているときに数人のパーティが荒船の頂稜を目指して登って行く姿を見かけた。これまで踏跡が無かったので荒船不動のほうから登ってきたのであろうか。
星尾峠からは麓の星尾を目指して漸く差し込んできた陽光で明るく暖かい谷筋に沿って降り、

Photo9 陽光の差し込む谷間の登山道 途中には鍋のオブジェも
やがて水音が聞こえ始めると右岸へと道が上がってゆくと田口峠への分岐で,
直接登山口に戻る道(右岸コース)にするか威怒牟畿不動を通る道(左岸コース)にするかまたここで思案。
威怒牟畿不動を通る道のほうは少々時間が掛かるかお昼ごろには駐車場に戻ることが出来そうなので左岸コースを選択。一旦谷に降り左岸尾根の登り返しイモリ滝を経て今にも崩れそうな木橋を渡ると東屋の広場に出た。

Photo10 東屋
東屋を通り越し下って行くと濃い踏跡の登山道は右へ進んでいるかが左に分かれる薄い踏跡もあったので地図で確認するが記載無し。やがて植林帯へ入り薄暗い中を進んでいくと威怒牟畿不動への分岐に出た。
左折して登って行くと荒船山近道の指導標が現れた。どうやら先ほどの地図記載の無い薄い踏跡は近道の出口だったようである。やがて東屋を過ぎると威怒牟畿不動のある白い岩壁見え出し、近づいてみると崩れかかったお不動様の建物が岩屋の中に見え出した。また修行に使われたという滝はといえばハングした白い岩壁の上部から水量が少なく流れとならず水滴になって落ちていた。

Photo11 岩屋の中に威怒牟畿不動
威怒牟畿不動の陽だまりで休憩し分岐へと引き返し、更に星尾目指して登山道を降り、やがて朝通過した立岩直登ルートとの分岐を過ぎる頃には駐車場が見え出しまもなく登山口へと到着した。
ほぼ予定通りに周回し、天候が崩れる前に下山できた。朝は1台だった駐車場には数台の車が停まっており、落葉した樹林越しでの展望が開ける今頃がやはり上州の山のベストシーズンだね。
おまけ・・・・・・・・・・帰りに立ち寄った線ヶ滝です。

Photo12 線ヶ滝
妙義 星穴岳 2016

Photo0 紅葉に囲まれた星穴岳岩峰群
記録
日程:2016,11,17
メンバー:Nさん、 Sさん、安田
11/17日 天候 晴れ
コースタイム:中之嶽神社駐車場(7:03)→ルンゼ下(7:52~7:59)→西岳(8:36~8:39)→泥ルンゼ(8:42~9:13)→岩屋(10:00~10:11)→星穴岳(10:46~10:48)→射抜穴テラス(11:31~12:11) →結び穴(12:36~12:43)→炭焼き窯跡(13:40)→中之嶽神社(13:55~14:05)→轟岩(14:14~14:25)→中之嶽神社駐車場(14:47) 行程5.7km 累積標高910m
ルートマップは ここ です。
前回(22014)の記録は こちら です。
星穴新道からの登山記録は こちら です。
低山紅葉を求めて2年ぶりに妙義の星穴岳に出かけてきた。
松井田妙義ICで降りて集合場所の中之嶽神社前の駐車場に向う途中の道路脇の駐車スペースでカメラを構えている人を見かけたので空を見上げると、先日のスーパームーンの名残で表妙義の稜線の上に沈み行く大きな立待月が。
晴れ渡った空に白い月とその下には紅葉。なるほどなるほどと思ううちに集合場所に到着。
前回のことを思い出しながら中之嶽神社の横を通り中間道を登って途中から表妙義の稜線縦走ルートに入り、中ノ岳と西岳のコルに上がる鎖の設けられたルンゼ下で装備をつけ、

Photo1 中岳-西岳へのコルへと上がるルンゼ
ルンゼを登ってコルに出ると鉄ハシゴ修理中で登山できないはずの中ノ岳方面への登山道には注意書きも無い。コルで左折しロープを跨いで星穴岳へのルートに入った。

Photo2 西岳へと伸びる星穴岳コース入口
リッジ上を進むと最初の岩壁が現れる。

Photo3 西岳東ピークへの岩場
正面から取り付きバンドを右にトラバースしながら登って尾根に出て折り返すと西岳東のピーク。

Photo4 白雲山と相馬岳北稜
ピークから西に進んで細い岩リッジを通過して進むと再び西岳山頂直下の岩壁が正面に現れた。

Photo5 西岳ピーク直下の岩壁
ロープに沿って直上し左に出ることも出来るが岩壁を右上し尾根に出てから左に進みピークに出た。

Photo6 西岳山頂から見た中ノ岳と東岳
西岳のピークから樹林の尾根を降ると右(北側)に降りる支点があり、そこから湿った泥ルンゼを下降。

Photo7 懸垂で降りた泥ルンゼ
前回は50mロープだったので懸垂2回で下の登山道に降り立ったが今回は30mロープということもあり懸垂3回で降り立った。
着地点からは北側でじめじめした滑りやすい泥のバンドを伝って尾根に戻り樹林の尾根を進むとまたもや岩が立ちふさがった。
地面に刺さった廃ステッキを目印に左に回りこみ炭団岩の岩壁をトラバース。

Photo8 南面岩場のトラバース
岩の基部に沿って少し上がってリッジを進むと正面の岩に岩屋が現れた。

Photo9 岩屋
ここで休憩し岩屋の前を通って進むと再び南面の岩壁トラバースとなり、

Photo10 高度感のある南面岩場のトラバース
やがて泥バンドが行き止まりとなったところで右側の岩壁を

Photo11 バンド行き止まりの右側岩壁

Photo12 岩壁を登る
登ると岩リッジに出て一気に裏妙義の展望が広がった。
リッジ上を西に進むと射抜き穴への懸垂支点が現れた。支点を通り越すと正面に行く手を阻むように炭団岩のリッジが立ち上がり、

Photo13 星穴岳山頂直下の岩リッジ
これを登り切って尾根を進んだところが星穴岳山頂。この立ち上がったリッジを登らずに左に進むと星穴新道ルートとなる。
山頂から引き返し炭団岩リッジは懸垂で降って、射抜き穴への下降点まで戻り懸垂20mで

Photo14 射抜き穴への空中懸垂
射抜き穴のテラスに降り立った。

Photo15 射抜き穴
東に進んだテラス末端の支点から今度は40mの懸垂でテラスに降り立ち

Photo16 射抜き穴からの懸垂(40m)
左(西側)の泥ルンゼを登り詰めて支尾根を越えて登り返し大きな結び穴へ出た。

Photo17 結び穴
前回は落ち葉に埋もれた泥ルンゼで苦労したが今回は途中までステップが切られトラロープも張られていた。
結び穴からは支尾根巻くように降り

Photo18 結び穴をあとに
先ほど登った泥ルンゼの途中に出て、ロープを伝ってルンゼを更に降り、懸垂着地点へと戻った。
懸垂着地点からは正面のルンゼをロープに頼って降り、やがて現れだした目印テープに導かれて右(東)へと幾つかの支尾根と沢形をトラバースするように進み徐々に高度を下げやがて足元に炭焼き窯跡が現れたところからは沢に沿って下降。
1時間ほどで一般道出た。
一般道を右に進むとすぐに中之嶽神社に出てここで装備を解いた。
今日登った星穴岳と表妙義を展望するために神社前を通って登山道に入りステップの切られた岩斜面を登ってゆき、
鎖を握って狭いルンゼをのぼり最後は鉄ハシゴを登りきると中之嶽神社のご神体の轟岩のピークに出た。
紅葉を纏った表妙義や星穴岳。

Photo19 星穴岳岩峰群
とんがり三角州の筆頭岩、それに連なる金鶏山

Photo20 筆頭岩と金鶏山
さらには富岡方面の家並みまで見割らせる大展望を楽しんで下山し途中真っ赤なカエデの紅葉に囲まれた金色の大黒様に無事を感謝し駐車場へと戻った。

Photo21 カエデの紅葉に囲まれた大黒様
再登してみると中ノ岳と西岳のコルから星穴岳への稜線、星穴岳から2回の懸垂での着地点までは少し整備されたかなという程度の変化であったが、
懸垂着地点以降の中之嶽神社までの巻き道ルートが整備されていることには驚いた。
人気の星穴岳、やはり登山者が増えているのか?
南伊豆遊歩道

Photo0 千畳敷から入間方面を望む
記録
日程:2016,11,13
メンバー: Sさん、安田
11/13日 天候 晴れ
コースタイム:妻良起終点(7:13)→夫婦岬(7:32)→林道終点(7:40)→H74(8:05~8:16)→吉田起終点(9:24)→吉田の浜(9:35~9:42)→富戸の浜(10:30~10:46) →千畳敷入口(11:23)→千畳敷(11:32~11:43)→千畳敷入口(11:54)→遊歩道入口(12:08)→入間起終点(12:22~12:27)→石仏(12:56~13:04)→念仏洞(13:36)→中木起終点(13:56~14:05)→石切場跡(14:14)→舗装路(14:16)→遊歩道入口(14:19)→方角石(14:30)→舗装路(14:41)→ジャングルパーク入口(14:54)→石廊崎灯台(15:11)→石室神社(15:15~15:26)→石廊崎港(15:50)→石廊崎港口(15:57) 行程18.9km 累積標高1770m
ルートマップは ここ です。
少し寒い季節になってから暖かい南伊豆を歩こうと思い前々から計画していたが
積雪の影響で東北の山に出掛けられなくなったのでその代替として急遽南伊豆遊歩道を歩くことにした。
距離が長いし周回ではないのでどうしても車を停めた出発点に戻る必要があり
交通機関(といってもバスだが)の検討を行い遊歩道の西端妻良から石廊崎に向って歩いた。
下賀茂の道の駅で車中泊し南伊豆遊歩道からは少し外れているので行程によっては時間的に無理な場合省略せざるを得なくなる”あいあい岬”に寄り道して日の出を見てから妻良に移動。

Photo1 あいあい岬の日の出

Photo2 朝日を受けるあいあいの鐘と奥石廊
西伊豆遊歩道 妻良~吉田
妻良の遊歩道の起終点から遊歩道歩きを開始。国道を下賀茂方面に戻って道標にしたがって右折し。舗装された林道を登って行くと夫婦岬への道標があり夫婦岬に登るが展望なし。

Photo3 夫婦岬入口
再び道標まで戻り林道を歩くとやがて終点となりいよいよ遊歩道歩きとなる。
最近刈払いされた遊歩道は道筋がしっかり解るが踏跡は殆ど無し。二十六夜山を巻いて海岸線に沿って進むが樹林に覆われた道からは時折海が見えるのみ。遊歩道のパンフレットによるとジャングル景観コースとあり納得。
この季節としてはかなり暖かく歩いているうちに汗が噴出し、
半袖シャツ1枚になり急斜面のトラバースを進むと三角頭の蛇が待ちうけていた。石を投げても長い枝を手折ってつついてみても動かず。しばらくにらめっこをするうちに遊歩道横へと去っていった。
なるほどジャングル!
やがて遊歩道の両脇の木々も少なくなり草原コースを進むと遊歩道は広葉樹林の中の沢地形の中を降りだした。前夜の雨で滑りやすい黒槌の道を降って行くと沢の右岸歩きとなり吉田の舗装路に出た。
西伊豆遊歩道 吉田~入間
吉田の起終点から少し舗装路を進み途中から左に逸れてアロエの小径を進むと白鳥神社前に出て

Photo4 白鳥神社
天然記念物に指定されているビャクシンの巨木のところで右折。ここから直進し吉田の浜の防波堤で休憩を取った。

Photo5 吉田の浜から富戸方面を望む
吉田の浜の防波堤の東端から急坂を登り断崖の斜面につけられた道を進んで急坂を降ると富戸の浜に出た。
ゴロタ石と流木、漂着したゴミを避けながら東端の大岩の陰で陽射しを避けて休憩し、
再び急坂を登って行くとカヤの原となりやがて吉田の浜が一望できるようになった。

Photo6 吉田の浜を振り返る
やがて道は篠竹のヤブの中を降りだし、舗装路に飛び出したところが千畳敷入口。

Photo7 千畳敷入口
ここから急な石段を降って行くと千畳敷。

Photo8 千畳敷
丁度ベンチになりそうな岩棚を探し、心地よい風に当たりながら休憩して降ってきた急な石段を登り返して
千畳敷入口に戻りしばらくの舗装路歩きののち道標に従い右折して遊歩道に入る。降って行くとやがて入間の舗装路に出たところが
入間の起終点。

Photo9 入間の起終点
西伊豆遊歩道 入間~中木
入間の起終点から回り込みように港を見下ろす大きな駐車場を横切って進み、案内板にしたがって潅木林の中を登って行くが前日の雨で地面が軟らかくなったのか
登山道はイノシシが餌のミミズを探すために掘り起こしたらしく、まるで耕したばかりの畑のようになっていた。
遊歩道から少し奥まったところに祀られた石仏ある遊歩道横のベンチで休憩し、

Photo10 石仏
歩いてきた千畳敷を振り返りながら進むと

Photo11 千畳敷を振り返る
岩に穿たれた念仏洞の前に出た。

Photo12 念仏洞
前方に見える奥石廊の景色を見ながら授受に降りやがて土が流され不安定な石が積み重なった
急坂を降って墓地の中を更に降るとやがてお寺の境内を横切り、
中木の舗装路に出て海岸沿いに進み中木の起終点に着いた。

Photo13 中木の起終点
中津呂歩道 中木~石廊崎港口
中木起終点から舗装路を東端まで進み案内板にしたがって刈払われたばかりの遊歩道を登って行くと石切場横を通り再び舗装路に出た。
右折し舗装路を少し進み案内板にしたがって道路左側にある遊歩道に入りイノシシに荒らされた道を登って行くと
正面に四国四十ヶ所供養塔が現れ道なりに進んで峠に出ると昔航海に使った方角石跡で右にカーブし、

Photo14 方角石跡
広くなった道を降ると舗装路に出た。

Photo15 長津呂歩道石廊崎側入口
舗装路を進み右にジャングルパークの入口が見えたところで右折。
閉園したジャングルパークのゲートに張られたロープを跨いで

Photo16 閉園したジャングルパークのゲート
道なりに降って行くとやがて石廊崎港からの道と合流し、更に進むと石廊崎の測候所、灯台横を

Photo17 石廊崎灯台
通って降ると岬先端の石室神社に到着。ここで目標の到着時間に余裕が出来たため
夕日を見ながら休憩をと思うがまだ日没までには時間があり、

Photo18 奥石廊に傾いた太陽
最終目標の石廊崎港を目指して出発。
石廊崎港からバス発着点のある石廊崎港口まで歩くと丁度予定していたバスより一本早いバスがあるとのことで即乗車。
途中日野(ひんの)で乗り換えて出発地地点の妻良へ戻った。
GPSのログを見ると距離、累積標高ともにハイキングにしてはかなり高度なものとなっており、
遊歩道とはいえ4区間を連続で歩くにはそれ相応の体力が必要。

Fig-1 妻良-石廊崎港口の標高-距離グラフ
西伊豆 長九朗山

Photo0 長九朗山展望ヤグラからの富士山
記録
日程:2016,11,12
メンバー: Sさん、安田
11/12日 天候 晴れ
コースタイム:宝蔵院駐車場(13:32)→宝蔵院(13:36)→長九朗山3.5km(14:16)→出合(14:41~14:46)→八瀬峠(15:09)→長九朗山(15:44~15:52)→八瀬峠(16:23) →出合(16:51)→長九朗山3.5km地点(17:18) →宝蔵院(17:52)→宝蔵院駐車場(17:56) 行程11.2km 累積標高636m
ルートマップは ここ です。
いち早く冬に出会おうと少し雪化粧をした東北の山を目指していたが前日に積雪があり登山口までの道路も予定より早く閉鎖されてしまったので急遽転進先を探した結果一転して暖かい伊豆方面を目指すことにした。
いつもよりかなり遅い出発で西伊豆の長九朗山登山口、宝蔵院駐車場にたどり着いたのはお昼を過ぎてしまった。
綺麗に整備された駐車場に車を停め宝蔵院を

Photo1 宝蔵院
目指して歩き出しお寺の境内左手の案内板のところから登山道に入るが付近一帯が”富貴野山21世紀の森”ということで遊歩道が縦横に伸び、長九朗山への順路はわかりづらい。案内板にも長九朗山は示されておらず長九朗山遊歩道というのがあるのでこれを進むことにした。
途中番号を打った道標が出てくるが1、2・・・・と追って行くと大沢からの登山道と合流する出合で30番台となり良くわからなくなってしまった。
道は最初P695を巻くように進むトラバース路であったが"宝蔵山2km長九朗山3.5km"の標識からは

Photo2 宝蔵山2km長九朗山3.5kmの標識
少しの間尾根歩きとなりやがて再びP815.7を巻くようになった。道は最初P695を巻くように進むトラバース路であったが"宝蔵山2km長九朗山3.5km"の標識からは少しの間尾根歩きとなりやがて再びP815.7を巻くようになった。少し下降するともう一方の登山道に出てミスを修正して進むと出合に到着した。
出合で左折し登山道を進み池代への道を分け更に進むと”左 健脚コース 右 長九朗遊歩道”の道標が出てきたのでここは健脚コースを進む。

Photo3 左 健脚コース 右 長九朗遊歩道
植林の伐採跡の中に延びる埋もれかかった丸太の階段を登って廃林道を横断、もう一段登って林道に出たところで右折。
途中山の神の祠を往復して長九朗林道の八瀬峠に出た。

Photo4 長九朗林道 八瀬峠
長九朗林道を横断して広葉樹の原生林の中に入って行く登山道を進むと

Photo5 広葉樹の原生林の中を進む登山道
やがてシャクナゲの群生地となり登り詰めると長九朗山山頂に出た。

Photo6 広葉樹に覆われた長九朗山山頂
周囲は広葉樹林で全く展望なし。鉄製の展望ヤグラに登ると一気に展望が広がり

Photo7 長九朗山展望ヤグラ
紅葉の始まった周囲の山々の向こうには冠雪した富士山、目線を右に振ると天城の山々が展望できた。

Photo8 紅葉が始まった山々と天城山
山頂からは来た道を戻り八瀬峠のところから長九朗遊歩道があると思い廃林道を下るがすぐ行き止まり、ツヅラ折れの道を右往左往。どうも怪しいので往路に復帰し出会いまで戻った。
往路で見た"健脚コース”の道標からより楽な道があると思い込んでしまったが・・・・・・
帰宅して地図をネット検索し、松崎町発行の”長九朗登山道map”を見ても分岐はあるもののルートが描かれていないのでこの先の”長九朗遊歩道”そのものが無くなっているのでは?
出合を過ぎると周囲が暗くなってきたのでヘッデンを灯し宝蔵院までの往路を戻り駐車場へ戻った。
奥秩父西端 天狗山・男山

Photo0 南相木村から見た紅葉を纏った男山
記録
日程:2016,11,05
メンバー: Sさん、Mさん、安田
11/05日 天候 快晴
コースタイム:馬越峠登山口(8:32)→天狗山(9:30~9:44)→P1797(10:32~10:40)→男山(11:30~12:01)→H1706(13:04~13:11)→天狗山(13:48~13:59)→馬越峠登山口(14:48) 行程7.5km 累積標高1026m
ルートマップは ここ です。
小川山でのクライミングのときに通過する川上村中心部から北の方に見上げるように連なる男山天狗山へ、気持ちよい秋空が広がるという天気予報を信じて出掛けた。
中央高速を須玉で降り、いつものようにR141を進み野辺山の駅を過ぎたところで右折、しばらく走ると千曲川に沿って家が立ち並ぶ川上村に到着。千曲川を渡って舗装路を登って行くとやがて馬越峠。
駐車場には先行車が既にあったが登山準備をしているうちに次々に車がやってきて駐車スペースはすぐに満杯。
道標にしたがって落ち葉の堆積した急坂を登り始めるがすぐに稜線に出た。ここからは天狗山を経て男山まで登山道は稜線上に伸びている。
唐松混じりの広葉樹林は殆ど落葉し樹間に展望が広がり始めると天狗山への一気の登りとなり最初のロープ場が登場。
登山道脇の岩場に立って登ってきた尾根を振り返ると御陵山の姿が見えた馬越峠はどこだったのか確認できなかった。

Photo1 登ってきた尾根を振り返ると御陵山
右手(北側)には御座山、左手には小川山の姿が見え出し、登り詰めてゆくと天狗山山頂に到着。

Photo2 天狗山山頂
露岩の山頂からは遮る樹木も無く展望が広がり、これから進む男山の先には野辺山の高原の上にかかったわずかな雲の向こうに八ヶ岳がくっきり。

Photo3 男山の向こうには八ヶ岳
赤岳の左側には天狗尾根の岩塔の列まで認識できた。
天狗山山頂からは岩場を伝って一気に下降し、なだらかな尾根のアップダウンを繰り返すとやがて天狗山と男山の中間点標識が出現。
半分を過ぎたところで休憩を取り、尾根道あるいは北側斜面をトラバースして行くと距離が進んだ分今まで見えていた景色も変化し、金峰山の五丈岩、ミズガキ山の岩塔群も姿を現しやがて富士山も見えてきた。小ピークで前方の視界が得られるところでは徐々に男山の見え出し最初は双耳峰のように見えたが

Photo4 男山
進むに従い一塊となって2つのピークが判別にくくなった。
男山直下で御所平からの道と合流し、男山までの距離0.6kmの案内板から急を登ると60m程度で男山山頂に到着。

Photo5 天狗山山頂
いろいろな人が距離の間違いを書き直すのか我がパーティもご他聞に漏れず修正書き直した。
天狗山から見たときは野辺山高原の上にわずかに雲がかかっていたが男山山頂に着いたころには消え去り赤岳の山頂辺りの小屋の反射した光も目に入った。

Photo6 八ヶ岳 手前に山脈のように見えるのが森林限界
先日登った稲子岳南壁の岩場も白く見えた。
快晴の空の下で冠雪した北岳、地蔵岳のオベリスク、甲斐駒ケ岳、ギザギザの鋸岳、

Photo7 南アルプスの山々 冠雪した北岳
金峰山の五丈岩等々特徴ある姿で山座同定を楽しんだ後、

Photo8 金峰山瑞牆山と続く稜線の右のほうに写真ではわかりにくいが富士山
来た道を戻り天狗山男山縦走を終えた。

Photo9 男山からの復路途中で見えた天狗山
今日は平年より少し高めの気温だったようであるが稜線での風も弱く過ごし汗ばむ場面もあったが快適な山歩きを楽しむことが出来た。