御荷鉾山三山(東・西御荷鉾山 オドケ山)周回

Photo0 西御荷鉾山からの二子山と股峠 遠くに八ヶ岳横岳
記録
日程:2016,10,30
メンバー: Sさん、安田
10/30日 天候 曇り
コースタイム:中央登山口(9:24)→西御荷鉾山(9:47~10:00)→西登山口(10:26)→オドケ山(11:04~11:24)→オドケ山登山口(11:38)→秋葉峠(11:50)→桐ノ城山(12:12~12:27)→中央登山口(13:09)→投石峠(13:27~13:39)→東御荷鉾山(14:19~14:44)→石神峠(15:15)→投石峠(16:00~16:07)→中央登山口(16:27) 行程16.7km 累積標高1138m
ルートマップは ここ です。
西上州は木々が落葉するとシーズンイン。落葉前の今頃紅葉がどの程度進んでいるかちょっと確認に出かけた。妙義とか西上州の奥のほうは出かけたことがあるが今回はあっさりハイキングをしようと目指したのは古くから秀峰と呼ばれる御荷鉾山三山を巡り。
車のナビに従うと当初頭の中に描いていたルートとは異なり花園ICで高速を降りることに。ここから一般道を走って鬼石を過ぎるとやがて下久保ダムの堰堤が見え出し、交通量が少なく緩い勾配の快適な道を登って神流湖を左に見ながら進み、湖面が見えなくなると程なく万場に着いた。ここで右折し県道71を登って高度を上げてゆくと御荷鉾スーパー林道に合流。道なりに進むと西御荷鉾山中央(南)登山口のある大きな駐車場に到着。

Photo1 西御荷鉾山中央(南)登山口のある大きな駐車場
ここを起点に御荷鉾三山を周回した。
西御荷鉾山中央登山口から最初に西御荷鉾山を目指し出発。所どころ雑草の茂った廃林道らしきものが現れるが明瞭な踏跡を辿ってゆくと尾根に出た。ここで右折し登って行くとすぐに不動明王が祀られた西御荷鉾山。

Photo2 不動明王のたつ西御荷鉾山山頂
見晴らしは得られるものの上空の雲で秩父方面がどうにか確認できる程度の視界。よく見れば小鹿野の二子山とその間の股峠は認識できた。その上には両神山もかすかに。ここでこの先どこへ進むか検討に次は西にあるオドケ山を目指すことにした。
来た道を戻り、先ほど右折した尾根道を今度は直進し西御荷鉾山西登山口に出た。ここから御荷鉾スーパー林道を西進し秋葉峠のところから指道標にしたがって林道に平行した登山道を進むと

Photo3 樹間に見え隠れするオドケ山
オドケ山登山口からの登山道と合流しオドケ山山頂を目指した。途中右手に東・西荷鉾山の姿が樹間に見え隠れしたが色好き始めたもみじに気をとられて写真を撮り忘れた。オドケ山山頂には石の祠があるものの樹林に覆われ展望は得られなかった。

Photo4 オドケ山山頂
山頂から更に先へ進む道もあるようであったが踏まれている様子が無いので引き返し先ほどの合流点を通過し御荷鉾スーパー林道の駐車スペースがあるオドケ山登山口へと降った。
オドケ山登山口からは御荷鉾スーパー林道を秋葉峠目指してまで戻り、峠直前で目印テープと踏跡を発見したので右折しバリエーションに突入し濡れた泥斜面をトラバーして行くと前方の尾根に赤い鳥居を発見。

Photo5 バリエーションルートから抜け出したら鳥居が
左手からの登山道に合流し、アップダウンしながら尾根を進んだ先のピークを登りきると桐ノ城山山頂へ出た。

Photo6 桐ノ城山山頂
桐ノ城山から来た道を戻り、鳥居を過ぎたところで右に進路をとり歩きやすい道を進むと車で登ってきた道の中にあった桐ノ城山登山口に出た。
桐ノ城山登山口からは県道71を歩いて車を駐車した中央登山口を通り越し、更に御荷鉾スーパー林道を東に進んで東・西御荷鉾山を分ける投石峠で休憩。

Photo7 投石峠
投石峠から更に東へ少し進んだところにある東御荷鉾山西登山口から東御荷鉾山ヲ縦走する登山道に入った。登り始めは急登であるが尾根に上がったところで勾配は緩みやがて登山道は釜伏山(P1184)を巻き、やがて東御荷鉾山続く尾根へと出た。
尾根道を登って行くと前方に大きな石像の背面が見え出し、石像を回り込んだところが東御荷鉾山山頂。

Photo8 東に向いて不動明王がたつ東御荷鉾山山頂
南方面は樹木が伐採され見通しが良いが相変わらずの雲で埼玉群馬県境の父不見山辺りまでしか見えず。西のほうでは時折雲が切れ八ヶ岳の赤岳と横岳のシルエットが現れることもあった。東御荷鉾山山頂からは更に東へと続く尾根を進み東登山口のある石神峠へと降った。
石神峠からは御荷鉾スーパー林道を戻り投石峠を経て途中西御荷鉾山山腹にある"大の字”をしたから眺め、

Photo9 西御荷鉾山斜面の草が刈り取られた"大ノ字“
車が停めてある西御荷鉾山中央登山口へと戻った。
御荷鉾三山は大雑把に見ると御荷鉾スーパー林道より標高が高いところは広葉樹林、低いところは針葉樹の植林帯となっているが紅葉が楽しめる広葉樹林は漸く色付き始めたばかり。かえでの葉はオレンジ色、カラマツも色付いてはいたが未だ落葉せずといったところですっかり落葉し、バリエーションを歩くために見通しが利くようになるにはもう少し時間がかかりそうであった。