雪の武川岳

Photo0 雪の武川岳山頂
記録
日程:2016,01,23 Yさん、安田
1/23 天候 晴れ
コースタイム:名栗げんきプラザ(8:32)→大栗沢林道入口(8:35~8:39)→林道交差点(9:16~9:25)→郡界尾根分岐(9:56~10:02)→武川岳山頂(10:52~11:31)→郡界尾根分岐(11:58)→見晴台(12:17~12:27)→林道横断(13:04~13:18)→展望台(13:28~13:31)→名栗げんきプラザ(13:45) 行程6.9km 累積標高657m
ルートマップは ここ です。
昨日歩いた奥武蔵入口の山、棒ノ嶺 で雪がたっぷりとあったので更に秩父方面に行けばアイゼン、ワカンの練習が出来ると思い今日は武川岳に出掛けた。
飯能から名栗方面に進み昨日訪れた名栗湖入口を過ぎると道路端に除雪された雪が徐々に増し山伏峠を過ぎると一気に増しガードレールも埋もれていた。名栗げんきプラザまで行ってみると幸いなことに駐車場が除雪されていたのでここを起点に武川岳を周回することにした。
舗装道路を山伏峠に向かって少し戻り雪に埋もれたクサリで通行禁止になっている大栗沢林道入口から歩き始めた。

Photo1 大栗沢林道入口
今朝のものと思われる先行者のトレースがあったが積雪量は30cm程度。林道なので然程勾配は無いものの先行者の歩幅が大きく結局は自分でトレースをつけることに。
沢沿いに登って行くとやがてトラバースしている林道と交差。陽射しもあるのでここで休憩し噴出した汗に対応して衣替えし, 林道を更に数分進むと武川山への道標が現れ右折して登山道を登り始めた。
植林帯なので林道歩きよりは雪が少ないが、逆になだらかな雪の下に隠された木の根や岩、あるいは階段と思われる障害物があるので歩きにくい。やがて道は尾根筋を進むようになり、秩父郡と入間郡の境界である郡界尾根に出たところで道標に従い左折。

Photo2 郡界尾根
落葉した樹林越しに横瀬の二子山や武甲山を右手に見て郡界尾根を進みアップダウンを繰り返すと山頂が大きく開けた武川岳山頂に到着。

Photo3 武川岳山頂 後ろのシルエットは武甲山
ベンチの雪が払われて先行者が休憩したことがわかるが既に二子山方面へと立ち去ったようで姿は無かった。
南方面が開けた山頂は殆ど風も無く陽射しがあって暖か。山頂に付いた新しい踏み跡は先行者のものみ。名郷からと思われる古い踏み跡が1人分残されていたので降雪以降の登山者は殆どいなかったようだ。
普段なら一番手ごろな妻坂峠からのルートは林道の積雪で車が入れないためなのかトレースは無かった。
帰路は再び郡界尾根を戻り、登ってきたときの左折した分岐を今度は右折せずに直進。ここからはトレースが無く積雪50cm 程度の軽く表面がクラストした雪面を進み、岩の一部が現れた小ピークで道標に従い右折。
ここからしばらく露岩が現れるので雪の無いときには岩尾根になっているのかも知れない。展望が開けた見晴台で休憩。

Photo4 見晴台
昨日登った棒ノ嶺を良く見ると黒いシルエットの山頂には休憩した雪に覆われた広場が白く見えた。

Photo5 棒ノ峰遠望
ここからは急坂の降りとなるが大岩の下を巻くようなところでは雪が無ければ単なる巻き道に過ぎないのであろうが今は岩の側面から落ちた雪が堆積しているので急勾配となった斜面を木に掴まりながら慎重に通過した。
やがて杉の植林帯に入るとここまでうるさいほどあったテープ類は見当たらなくなり雪が無ければはっきりと登山道か解るのであろうが、いまはどこが道なのか判然としないまま適当に降ると林道に飛び出した。

Photo6 林道横断
降り立ってみれば道標からのずれは10mほど。ここから更に降る登山道の取り付きも間近にあって一安心。林道を横断し更に尾根を降ると今度は展望台に出て

Photo7 展望台
正面に伊豆ヶ岳の姿が現れた。

Photo8 伊豆ヶ岳(左)と古御岳(右)
やがてげんきプラザのオリエンテーリング用の質問が書かれた案内板が各所に現れだした登山道を降ると広場に飛び出した。
広場では焚き火がたかれており、焼きマシュマロとコーヒーを楽しんで雪山遊びを終えた。
歩き終わってみればアイゼン、ワカン未使用で荷物を持ったまま歩き通してしまった。目的は未完であるが埼玉で手軽に行き遊びが出来たので大満足。