小川山(20151023)

Photo0 廻り目平のキャンプ場
記録
日程:2015,10,23~25 Tさん、Aさん、Sさん、YOさん、YAさん、安田
10/23(金)~25(日)日 天候 快晴
今年は殆どクライミングをやらなかったのでそろそろ再開しておかないとこのまま終わってしまいそうという思いに取り付かれて久々に小川山のクライミングに出かけた。
ほぼ1年ぶりとなる廻り目平は既に白樺の紅葉は終わり唐松の紅葉が真っ盛り。途中の川上村の農園もわずかに白菜が散見されるまで季節は進んでいた。キャンプ場サイドの駐車場は金曜日にもかかわらずほぼ満車。漸く隙間を見つけて車を停め、既に仲間が張っているタープを発見。漸く合流することが出来た。
23日
一息入れ早々に2泊のねぐらとなるテントを張ってクライミングにエリアに向かって出発。今回はどうやらクラックを中心に登ろうということらしく、金峰山荘前を通ってとことどころショートカットしながらカモシカ登山道を進み、藐姑射岩(はこやいわ)の基部に到着。藐姑射岩下部の二筋のクラックが本日の課題となった。
メンバーが岩の上のテラスまで登りトップロープを張って

Photo1 ロープを張り終わってクライミング開始
各自登りだすが・・・・・クラック初めての私はどうしたらよいのか解らず無我夢中。とにかく登ってみれば久々のクライミングとあって筋肉がパンパン。

Photo2 カムの練習をするメンバーも
さらに隣の1グレード高いルートに取り付きカムを使って支点を取り登っているが・・・・これは見学。

Photo3 リードで登る
陽も西に傾き、岩の基部は日陰になって肌寒くなってきたあたりで本日のクライミングを終了し、キャンプ場に戻って夕食準備。腕自慢のメンバーのスペシャル料理が出来上がれば後は焚き火を囲んで歓談。
24日
目覚めるとやはり廻り目平は標高が高いので寒い。とは思えどもじっとしていては朝食にありつけないのでテントから抜け出して昨晩の熾きを掘り起こして火を焚き、暖をとりながら朝食準備。

Photo4 まだまだ陽がささないキャンプ場は寒い
金峰山へ向かう登山者を見送りながらゆったり朝食をとっていると漸く8時ころになって谷間に陽がさしてきた。まだ岩が冷たいということでコーヒータイムを過ごし、9時近くになって本日のクライミング課題のマラ岩目指して出発。
金峰山への林道を進み堰堤が見えたところで左折、沢を渡渉して急斜面を登りマラ岩の基部に近づくと既にクライミングを開始しているクライマーの声が聞こえ出した。隣の妹岩のクラックを登るメンバーとマラ岩西壁に取り付くメンバーに分かれクライミング開始。

Photo5 マラ岩西壁のスラブを登る
最初西壁のスラブに取り付いてみるが・・・・私のレベルでは核心部までたどり着くのが精一杯。そうこうするうちに場所を交代し今度は妹岩のクラック”龍の子太郎”に移るがメンバーは既に登ってしまっているので最後の私がロープ回収することになってしまった。クラック登りは昨日が始めて、更に”龍の子太郎”はトップロープとは言え、初めてなのでロープを回収するまで登れるかどうか?

Photo6 これからロープ回収
意を決して登りどうにか終了点までたどり着き、ロープ回収準備をして懸垂で降りてきてもうお腹一杯。
再び西壁に戻りメンバーのクライミングを見学して皆さんお腹一杯になったところでキャンプ場に戻った。
25日
昨日以上に今日の朝は冷え込むが日曜日とあってそこかしこで焚き火が燃え出し、早いグループは既に金峰山を目指して出発したようだ。昨日同様、岩場に陽がさして暖かくなるのを待ってクライミングに出発。
今日は岩が陽射しを受けるスラブ状岩壁を登ることに。ここは昨年良くお世話になったのでブランクの影響を見るには丁度良いと思っていたが岩場は既にロープが簾状態。どうにか隙を見つけてロープを張ってもらい岩に取り付いてみるとブランクの影響は殆ど無し。
とはいえリードで登る元気も無い。まぁ元の実力がたいしたことが無いのでブランクがあったところでそれほどレベルダウンすることは無いと思っていたが・・・・とにかくよかった。
そうこうして楽しんでいるうちに陽が傾き始めたのでクライミングを終了。キャンプ場へ戻ってコーヒーの香りを楽しみ、テントやタープを撤収し帰路についた。