日向山 ガンガノ沢

Photo0 尾白川林道からの甲斐駒ケ岳
記録
日程:2015,01,05
メンバー: Yさん、安田
1/5日 天候 晴れ
コースタイム:尾白川林道冬季ゲート(9:55)→錦滝東屋(10:40~11:10)→F2(11:20~15:00)→錦滝東屋 (15:10)→ガンマルンゼ(15:20)→林道冬季ゲート(16:20)
例年と異なり八ヶ岳方面は結氷途中で雪が積もり、氷の状態が思わしくないとのことで今シーズン初めてのアイスクライミングは日向山ガンガノ沢に出かけた。日向山登山口の

Photo1 日向山登山口
ほんの少し前に設けられた冬季ゲートまで雪が多少あるものの林道を車で上がることができたが途中に頭大の落石が道路の真ん中に落ちており、路面の轍を見る限り最近通行した跡が多数あるので日常的に落石がありそうなので要注意。
ゲートを入り等高線に沿った落石、崩壊でズタズタの林道を4、50分進むと東屋が現れた。

Photo2 錦滝東屋
案内板を見るとここが目的の錦滝。東屋正面に見えるF1は結氷途中でまだツララが独立しておりアイスクライミングにはちょっと無理。(F2でのクライミング中に氷の崩落音が聞こえた)

Photo3 錦滝F1
東屋の横から日向山登山道を登り、F1の落ち口を目指してトラバースしF2に行ってみると氷は薄いもののどうにか登れそうとのことでトップロープを張って練習開始。

Photo4 錦滝F2
今シーズン初めてなので氷の感触、アイゼンの前爪の懸かり具合を確認しながら登ってみると氷の薄い部分では内部透けて、岩を伝って落ちる水が見える。さらに氷が厚そうなところでもアックスを打ち込むとまるで太鼓をたたいているようにボコボコ鳴り、内分が空洞になっているようだ。もう少し日数がたてば、やがて内部も凍りつき、最適な状態になると思われるが・・・・・まだ少し時期が早かったか?いろいろルートを違えて何本か登り終えたところでF2でのアイスクライミングを終え東屋に戻り、林道を先へ進んでベータルンゼとガンマルンゼの偵察に向う。ベータルンゼは水が涸れており、林道から見た限りでは上部に細い氷柱が見えるもののアイスクライミングには???

Photo5 ベータルンゼ
さらに林道を進んだガンマルンゼは結氷しているものの高さが低く、

Photo6 ガンマルンゼ
リード練習向き???という次第で錦滝F2のアイスクライミングとその周辺見学を終え、冬季ゲートのところに止めた車に戻るころには陽がかげり、夕闇が迫る時間となっていた。ガンガノ沢の錦滝F1、F2さらに上部にはシークレット滝というのがあり、完全に結氷すれば登れるようなので、チャンスがあれば良い時期に再チャレンジしたいものである。