天狗岳(北八ヶ岳)

0東天狗と西天狗_7296
     Photo0 東天狗岳(左)と西天狗岳(右)

記録
日程:2015,01,25~26
メンバー: Sさん、安田

1/25日 天候 晴れ
コースタイム:渋の湯(8:20)→パノラマコース分岐(9:25)→唐沢鉱泉分岐(9:50)→黒百合平(110:45~11:25)→東天狗岳(12:30~12:40)→西天狗岳(12:55~13:10)→天狗の奥庭分岐ルート分岐(13:30)→黒百合平(14:35)
1/26日 天候 晴れ
コースタイム:黒百合平(8:50)→渋の湯(10:05)

今シーズンはまだ雪山を歩いていなかったので雪上歩行の慣らしを兼ねて北八ヶ岳の天狗岳に出かけた
スタッドレスタイヤとはいえ2駆動の悲しさで登山口の渋の湯まで登りコーナーでアイスバーンが残っていると大変と思い、道に氷雪が現れだすと直ぐにチェーン装着。到着してみればつけなくても良かったように思うが用心に越したことはない。
1渋の湯_7289
     Photo1 まだ陽がささない渋の湯

日曜日とあって駐車場はほぼ満車。一番奥に止めて歩き出すとトレースがしっかりついており歩きやすいが目的が雪上歩行の慣らしなのでアイゼンを付けてしっかり踏みしめながら黒百合平を目指す。小屋泊まりらしき軽装のパーテーイに追い越されるが、テント泊一式を背負っているので急がずあせらずマイペースで進むとやがてパノラマコースと合流。さらに進み樹林越しに青空が広がり始め樹氷が輝きだした尾根道を進み
2樹氷_7293
     Photo2 樹氷

唐沢鉱泉への分岐を過ぎ樹林帯を飛び出して一気に視界が広がると黒百合ヒュッテに到着。
3黒百合ヒュッテ_7294
     Photo3 黒百合ヒュッテ

ヒュッテの前にはかなりの人が休憩中、さらには正面の斜面では雪上訓練風景が展開している。まだ午前中なのでわずかに空いたテント跡に早々とテントを設営し当初計画ではゆっくり休んで翌日天狗岳の予定であったが時間も早く、翌日の天候も思わしくなかったので身軽になったところで天狗岳を目指した。黒百合平から数分の登りで中山峠、ここから進路を右にとり稲子岳を見ながら左側の切れ落ちた稜線上を眼前の東天狗岳を目指して進む。
4稲子岳_7297
     Photo4 稲子岳

樹林帯を出てトラバース気味に急勾配を登ると東天狗岳の山頂
5西天狗_7302
     Photo5 東天狗からの西天狗岳

ここから一反降ってなだらかな斜面を登り返すと西天狗岳山頂
6東天狗岳_7309
     Photo6 西天狗からの東天狗岳

7赤岳・中岳・阿弥陀岳_7304
     Photo7 赤岳・中岳・阿弥陀岳

さすがに午後のこの時間になると登山者も少なく、山頂では1名の縦走者とであったのみ。西天狗岳から東天狗岳とのコルに引き返し、今度は東天狗を巻くように付けられた冬道を通って一反往路に合流後天狗の奥庭経由で黒百合平へと戻った。
8黒百合ヒュッテ_7326
     Photo8 黒百合平へ戻ってみると

東天狗岳の急斜面を登り始めたころから靄がかかり始め、西天狗山頂では展望が得られたものの天狗の奥庭まで戻ってくるころには西天狗岳は背景と、雪に覆われた山姿の判別がつきがたくなってきたが、東天狗岳の露岩はまだはっきり見て取れるような空模様となってきた。ヒュッテ前の斜面での雪上訓練を避けながら、テントに戻りるとテントはわずか2張となっていた。翌朝は今まで経験したことがないほど朝寝坊し、漸く9時少し前になって出発。やはり目的の天狗岳を既に登ってしまったためモチベーション低下がなせる業か?
登りとは違って1時間少しで渋の湯に下山。
9渋の湯登山口_7328
     Photo9 渋の湯登山口の戻ってきた

装備をまとめた後帰路についた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

カーネルロック

1白い教会_7286
     Photo0 カーネルロックの目印 “白い教会”

記録
日程:2015,01,20
メンバー:Yさん、安田

01/20日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(9:00)→岩場(9:05~15:10)→駐車場(15:15)

比較的近くで寒い季節でも外岩が登れればと思い奥多摩のカーネルロックへ出かけた。初めての岩場ということで調べてみると、どうやら登れそうなところは限られているが体験して見ることに。
岩場の目印は道路沿いの”白い教会”で直ぐにわかったが、今まで何度もここを通っているのにここに岩場があることを知らなかった。白い建物前の駐車場に車を止めて石段を降りさらにロープが張られた急坂を下ると石灰岩の岩場があり。すぐ下には多摩川の流れが見える。
2カーネルロック_7288
     Photo1 カーネルロックの岩場

まだ少々早かったのか岩場に陽がさしていなかったがはやる心でクライミング開始。簡単なところからのぼり始めたが初見とあってなかなか手ごわく、さらに寒さで指先が痛くなってきた。どうにか登って陽光が射して岩が温まるまで休憩し手いると、咲き補ふぉのクライミングで温まった体がすっかり冷え切ってしまったので再度登り温まったところで次のルートに挑戦。今度はグレードアップしたので前にも増して手ごわいがどうにか核心部手前までのぼり、薄被りの核心部越えの一手を探しているうちにパンプしてテンションをかけてしまう。どうにか無理やり核心部を突破したのはいいが終了点寸前で力尽きた。しばらく休憩して今度はトップロープで登るが膝を使って核心部を越えてしまう。どうやら膝を使わずに綺麗に登れるということで再度挑戦するが・・・・核心部でムーブを探しているうちに力尽きてしまった。
被りものは久々であったが筋力が落ちているのを実感。春先までには筋力をアップして簡単なハングを越えられるようにならねば。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

三角山 二子山(横瀬)

0二子山_7264
     Photo0 横瀬の町から見た二子山(写真中央)

記録
日程:2015,01,18
メンバー: Sさん、安田

1/18日 天候 快晴
コースタイム:横瀬駅(9:20)→古御岳神社(10:00)→古御嶽城跡(10:50~11:00)→三角山(11:30)→縦走路(12:35)→二子山(13:15~13:25)→芦ヶ久保駅(14:35) 行程9.6km 累積標高1332m
ルートマップは ここ です。

秩父には2箇所の二子山があり先日小鹿野の二子山に登ったときから気になっていたもう一方の二子山である横瀬の二子山に登った。地図によれば横瀬の二子山への道は芦ヶ久保から2ルートあるが今回は隣駅の横瀬から三角山を通るバリエーションルートを登り、下山時に芦ヶ久保へ一般ルートを使った。

横瀬の駅から秩父34札所8番の西善寺を目指し、ここを過ぎると道標がなくなるが山際の舗装道路を歩き古御岳神社を目指した。古御岳神社の手前を左に曲がり林道を進むと
1古御岳神社a_7268
     Photo1 古御岳神社の分岐 

すぐに日高市にあるセメント工場へと続く武甲隋道の入口がある。
2武甲隋道入口a_7270
     Photo2 武甲隋道の上に出る林道 

その上を進むように延びている林道を進むとやがて廃屋が現れた。
3目印の廃屋a_7271
     Photo3 林道終点の廃屋 

廃屋を過ぎると踏跡らしきものもなくなるが沢を渡渉し尾根を目指して左岸の斜面に取り付く。先日(15日)に降った雪が落ち葉の上にうっすらと積もっており、踏跡らしきものが全くないのでの尾根を目指してのぼり易そうなところを選んで高度を稼ぐ。急登を登りきると尾根の末端の平坦になった古御嶽城跡に出た。
4古御嶽城跡_7272
     Photo4 古御嶽城跡の石碑群 

急登を登りきると尾根の末端の平坦になった古御嶽城跡に出た。周囲は自然林で枝の間からの陽射しもあるため雪が消えていたので良く見ると我々の登ったルートよりかなり登りやすいと思われる踏跡があったが、どこから登ってきているのか不明。我々はおそらく沢を渡ったあたりで雪で埋もれた道から逸れてしまったと思われるが・・・
古御嶽城跡からは稜線上を進み急登を登りきると三角山山頂。
5三角山山頂_7274
     Photo5 三角山山頂(小さな山名標) 

山頂には目印のテープが何箇所があるがそのうちの一箇所の木に小さな三角形の山名標が取り付けられていた。さらに稜線上を進み700m付近になると雪景色に変わり、動物の足跡を追いながら次第に高度を上げ二子山~武川岳の縦走路に出るころには20cm程度の積雪となった。
6縦走路合流a_7276
     Photo6 二子山~武川岳縦走路に出る 

縦走路は踏跡がしっかりつき、二子山直下の急登まではなだらかな雪道歩きとなるが今までの踏跡なき積雪の急登とは異なり、歩きやすいことこの上なし。
7尾根道_7279
     Photo7 二子山山頂に続く雪の尾根道 

とはいってもここまでくると今度は樹林帯の中にもかかわらず、おそらく15mは越えるであろう強風の洗礼をうけ、飛ばされないように注意深く雪道を進む。やがて急登を登り終えると二子山山頂。
ここは周囲が樹林のため見晴らしは良くないが少し手前の展望台らしきところからは秩父盆地を取り囲む武甲山~両神山~小鹿野二子山さらに背後には雪を戴いた浅間山や榛名・赤城の山々が見渡せた。
8武甲山_7280
     Photo8 現前には武甲山 

9小鹿野二子山a_7282
     Photo91 秩父盆地の向こうには二子山(小鹿野) 


二子山から芦ヶ久保に降るには尾根コースと沢コースがあるが積雪の中に延びているのは駅までの距離が近い沢ルートのみであったので我々も沢ルートを降った。ロープの張られた急坂を下るとだんだん雪は少なくなり、植林帯に入るとほとんど雪は消えた。やがて西武線の線路が見え出し、さらに降って線路下のトンネルを抜けると直ぐに芦ヶ久保の駅に着いた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

三ツ峠 金ヶ窪沢(150113)

0金ヶ窪沢の氷瀑_7256
     Photo0 金ヶ窪沢の氷瀑

記録
日程:2015,01,13
メンバー: Nさん、安田

1/13日 天候 晴天
コースタイム:林道終点(8:00)→氷瀑(8:50~11:30)→堰堤(11:40~12:50)→林道終点 (13.10)

今までの寒さでしっかり結氷しているとの情報があり今日は少し冬型の天候が緩みそうだったのでこのチャンスを捉え、ついでに富士山見物を目論んで三つ峠の金ヶ窪沢の氷幕へ出かけた。
三つ峠の山小屋の情報では登山道の雪が踏み固められてすべり易いとのことだったが晴天続きで林道には雪がなく、トイレのある林道終点から上のほうではアイスバーンとなっていた。
三ツ峠山目指して登山道を登り正面に支沢の堰堤が見えてきところで左側のブッシュに降ると氷壁を持った堰堤が現れる。この堰堤を巻いて上にあがると目的の金ヶ窪沢の氷瀑。
昨日までの連休でかなり登られているようであるが、氷の状態は上々。リードでのぼりトップロープを張って
1 2ピン目をセットN0589
     Photo1アイススクリューをねじ込んで支点つくり

2終了支点をセットN0599
     Photo2 立ち木に確保支点を作って準備完了

思い思いにルートを選んで登るがさすがに2人だと休む暇もなく登るので数本ずつ登って休憩。
次いで下の堰堤に移り広い堰堤上から立ち木を支点にロープを垂らし、下に降り立ち思い思いに氷壁登る。
小さなツララが重なり合ったグズグズの氷壁、あるいは堰堤のコンクリートが透けて見える透明な硬い氷壁、堰堤の壁を伝わり降りる水流が透けて見える氷壁とさまざまな種類があり登ってみると皆違う。傾斜角度が同じでも氷の状態によってこれほど違うのかと実感。難易度もやはりかなり違う。
氷の状態に合わせたパイルの打ち込み方、アイゼンの蹴りこみ等々良い勉強になった。早く安定して打ち込みが出来るようになりたいと思うが・・・・・やはり場数を踏まねばダメか?
谷間に陽射しが差し込む時間になると急に気温が上昇、休憩間隔の間隔も伸びてきたのでそろそろ体力限界。
本日出会ったのは沢を遡行していったソロクライマーのみであった。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

槙ノ尾山 棒ノ嶺(仙岳尾根から)

0白石沢左岸尾根下部_7253
     Photo0 木漏れ陽の白谷沢左岸尾根

記録
日程:2015,01,11
メンバー:安田

1/11日 天候 晴れ
コースタイム:白谷沢登山口(9:35)→名栗湖奥の橋(9:55)→仙岳尾根取り付き(10.00)→破線ルート合流(10:45)→林道(11:05)→槙ノ尾山(11:25)→棒ノ嶺(11:45~11:55)→林道(12:15)→白谷沢左岸尾根取り付き(12:40)→白谷沢登山口(12:45) 行程8.6km 累積標高977m    
ルートマップは ここ です。

槙ノ尾山から名栗湖方面に降る地図に破線で載っている仙岳尾根コースは、冬になると登下山口のある落合の釣り場が閉鎖されているため取り付くことが難しい。今回は落合の手前にある鉄橋を渡って尾根に取り付き、途中で仙岳尾根に乗るルートを登った。
名栗湖の一番奥の橋から落合方面に400mほど進むとガードレールが途切れたところがあり、
1仙岳尾根ルート入口_7232
     Photo1 仙岳尾根取り付き 

そこから踏跡が谷底へとのび、その先に鉄製の橋が架かっている。
2名栗川の橋_7233
     Photo2 沢を渡る鉄製の橋 

これを渡り対岸に移り、さらに続く踏跡を登ればやがて植林帯と自然林の境界をなす尾根に乗ることが出来る。橋を渡ってから尾根に乗るまでは複数の作業道らしき踏跡があるがとにかく尾根を目指して上へ上へと進む。やがて急登が終わると、地図上では破線で示される広い登山道に出た。ここを降る場合は破線ルートを横切るように途中で折れた木が目印となる。
3破線ルートと合流_7235
     Photo3 破線ルートとの合流 

破線ルートを進むとやがて林道に出て、林道を左へ20mほど進むと取り付きがあり林道で切断された尾根に再び乗ることが出来る。
4バリエーション入口_7247
     Photo4 林道横断 

尾根に乗るとすぐに見晴台の分岐があり、ここを棒ノ嶺方面に進むとまもなく槙ノ尾山山頂。
5槙之尾山_7244
     Photo5 槙ノ尾山山頂 

槙ノ尾山からは稜線上の快適な道を進むとやがて大きく開けた棒ノ嶺山頂。
6棒ノ嶺山頂_7245
     Photo6 棒ノ嶺山頂 

ここでしばらく休憩の後、山頂から100mほど引き返し、右側のブッシュに入り
7白谷沢左岸尾根取り付き_7255
     Photo7 白谷沢左岸尾根入口(ブッシュ) 

かなり薄い踏跡をくだるとすぐにブッシュは薄くなり白谷沢左岸尾根の尾根筋を降るとやがて防護柵が現れる。
8防護柵_7249
     Photo8 防護柵 

防護柵に沿ったしっかりした踏跡を降るとやがて林道に出る。
9林道横断_7250
     Photo9 林道 

1.5mほどの擁壁になっているので立て掛けられた2本の木を使って道路に降り立つ。
林道を横断し、踏跡に従って降るとやがて名栗湖の湖面が見え出し、周回道路の上に出る。ここも高い擁壁となっているが一箇所階段状に切れたところがあり、ここを使って周回道路に降り立った。
10白谷沢左岸尾根取り付き_7255
     Photo10 白谷沢左岸尾根取り付き 

道路を右へ進むとまもなく、白谷沢登山口へ着いた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

日向山 ガンガノ沢

0甲斐駒ケ岳_7227
     Photo0 尾白川林道からの甲斐駒ケ岳

記録
日程:2015,01,05
メンバー: Yさん、安田

1/5日 天候 晴れ
コースタイム:尾白川林道冬季ゲート(9:55)→錦滝東屋(10:40~11:10)→F2(11:20~15:00)→錦滝東屋 (15:10)→ガンマルンゼ(15:20)→林道冬季ゲート(16:20)

例年と異なり八ヶ岳方面は結氷途中で雪が積もり、氷の状態が思わしくないとのことで今シーズン初めてのアイスクライミングは日向山ガンガノ沢に出かけた。日向山登山口の
1日向山登山口_7228
     Photo1 日向山登山口

ほんの少し前に設けられた冬季ゲートまで雪が多少あるものの林道を車で上がることができたが途中に頭大の落石が道路の真ん中に落ちており、路面の轍を見る限り最近通行した跡が多数あるので日常的に落石がありそうなので要注意。
ゲートを入り等高線に沿った落石、崩壊でズタズタの林道を4、50分進むと東屋が現れた。
2錦滝東屋_7226
     Photo2 錦滝東屋

案内板を見るとここが目的の錦滝。東屋正面に見えるF1は結氷途中でまだツララが独立しておりアイスクライミングにはちょっと無理。(F2でのクライミング中に氷の崩落音が聞こえた)
3錦滝F1_7221
     Photo3 錦滝F1

東屋の横から日向山登山道を登り、F1の落ち口を目指してトラバースしF2に行ってみると氷は薄いもののどうにか登れそうとのことでトップロープを張って練習開始。
4錦滝F2_7220
     Photo4 錦滝F2

今シーズン初めてなので氷の感触、アイゼンの前爪の懸かり具合を確認しながら登ってみると氷の薄い部分では内部透けて、岩を伝って落ちる水が見える。さらに氷が厚そうなところでもアックスを打ち込むとまるで太鼓をたたいているようにボコボコ鳴り、内分が空洞になっているようだ。もう少し日数がたてば、やがて内部も凍りつき、最適な状態になると思われるが・・・・・まだ少し時期が早かったか?いろいろルートを違えて何本か登り終えたところでF2でのアイスクライミングを終え東屋に戻り、林道を先へ進んでベータルンゼとガンマルンゼの偵察に向う。ベータルンゼは水が涸れており、林道から見た限りでは上部に細い氷柱が見えるもののアイスクライミングには???
5ベータルンゼ_7225
     Photo5 ベータルンゼ

さらに林道を進んだガンマルンゼは結氷しているものの高さが低く、
6ガンマルンゼ_7223
     Photo6 ガンマルンゼ

リード練習向き???という次第で錦滝F2のアイスクライミングとその周辺見学を終え、冬季ゲートのところに止めた車に戻るころには陽がかげり、夕闇が迫る時間となっていた。ガンガノ沢の錦滝F1、F2さらに上部にはシークレット滝というのがあり、完全に結氷すれば登れるようなので、チャンスがあれば良い時期に再チャレンジしたいものである。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

倉岳山

0富士山_7204
     Photo0 倉岳山山頂からの富士山

記録
日程:2015,01,04
メンバー:安田、他数名

1/4日 天候 晴れ
コースタイム:鳥沢駅(8:20)→鳥沢登山口ゲート(8:50)→小篠貯水池(9:00)→石仏分岐(9:35)→穴路峠(10:35)→倉岳山山頂(11:5~12:05)→立野峠(12:35)→水源水場(12:55)→梁川登山口(13:55)→梁川駅(14:20) 行程11.5km 累積標高851m

久々に中央沿線の山へ電車を利用してハイキングに出かけた。
暗いうちに電車に乗って8時過ぎに倉岳山登山口のある鳥沢に着く。
1鳥沢駅_7197
     Photo1 鳥沢駅

駅前からR20にでて右折ししばらく進むと倉岳山への小さな道標が現れるので道標にしたがって路地を進み、天井が背丈ほどの中央線の横断トンネルを抜けた。霜で白くなった鳥沢の町を進み桂川を越え対岸の坂道を登ってゆくと山が迫り民家が終わったところにゲートがあり、横を通り抜けて進むと堰堤が見て路は登山道らしくなってきた。堰堤の上には小篠貯水池となっており一部氷が張っているものの静かに水を湛えている。
2小篠貯水池_7198
     Photo2 小篠貯水場

道は貯水池に流れ込むオシノ沢の沢筋に沿って延びており520mに達すると高畑山と穴路峠・倉岳山の分岐の石仏が現れる。
3石仏_7200
     Photo3 石仏のある分岐

左側の穴路峠・倉岳山方面に進むとやがて道は沢筋から離れ急登となり前方に空が見え出すと穴路峠に飛び出した。
4_穴路峠_7201
     Photo4 穴路峠

穴路峠から前方を見ると懐かしい煙地は見え、煙の下には無生野の民家がちらほら見えた。穴路峠から左折し縦走を進み急登を登ると一気に視界が開けた倉岳山山頂。
5倉岳山山頂_7203
     Photo5 倉岳山山頂

下には鳥沢の町が良く見えた。
6梁川の町_7205
     Photo6 眼科に広がる鳥沢の町

富士山方面は樹木が伐採され、富士山の展望がすばらしい。山頂で昼食大休止の後、さらに縦走路を進み急坂を下ると立野峠。
7立野峠_7207
     Photo7 立野峠

ここからは樹木の枝越しにわずかに富士山が見えるが、今回の山行での見納めとなる。
植林帯の暗い路を下って行くとまもなく月尾根沢の水源水場に着き皆音が聞こえるようになってきた。
8水源水場_7209
     photo8水源の水場

月尾根沢の右岸につけられた道を下り、路面が板で出来た橋を渡って左岸に移り勾配に緩くなった路を下ると梁川の登山口に出た。
9梁川登山口_7210
     Photo9 梁川登山口

ここからは舗装道路を降って桂川に架った梁川大橋を渡るとR20、右に進むと程なく梁川の駅に到着した。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

飯能アルプス Ⅰ(正丸~天覚山)

0東京方面の展望_7171
     Photo0 写真では見づらいが・・・・・東京方面

記録
日程:2015,01,03
メンバー: Nさん、安田

1/3日 天候 快晴
コースタイム:正丸駅(6:50)→伊豆ヶ岳登山口(7:10)→伊豆ヶ岳(8:05~8:20)→古御岳(8:40)→高畑山(9:05)→天目指峠(9:45)→子の権現(10:30~11:15)→スルギ(11:45)→堂平山分岐(12:10)→林道(12:50)→バリエーション入口(12:55)→前坂(13:15)→大高山(13:50~14:10)→大岩(15:20)→天覚山(15:05~15:25)→東吾野駅(16:10) 行程19.4km 累積標高2031m    飯能アルプス後半は 飯能アルプスⅡ の記事をお読みください。   ルートマップは ここ です

新しい年の初歩きと初詣をかねて正丸から天覚山までの飯能アルプスを歩いた。飯能アルプスの始点終点は諸説あるようだが、いずれにしろ今回のルートは破線部分も含まれ縦走路の核心部となる。距離が長いため往路帰路いずれか電車利用となるが、今回は正丸駅に駐車して伊豆ヶ岳に登り稜線上を下ったとはいえ累積標高は2000mを越えて降りなかなかハードなハイキングとなった。
正月中にもかかわらず早朝の正丸駅には既にハイカーがおり、伊豆ヶ岳への登り抜きつ抜かれつで進むがやはり天気予報どおり午前中は北風が強く指先に痺れを感じるほどであった。しかし伊豆ヶ岳山頂で休憩をとった後には収まってきて、小ピークの登降坂を繰り返すうちに汗が噴出してきた。
伊豆ヶ岳山頂からは時間が早く太陽の高度が低いため、東京湾の水面が光を反射してオレンジ色に輝いているのが見え、北風に尾中を登った甲斐があった。
1伊豆ヶ岳山頂_7158
     Photo1 伊豆ヶ岳山頂 

古御岳山から高畑山を越え天目指峠までは幾つかの小ピークを越えながらも全体で見れば降り。
2古御岳山頂_7161
     Photo2 古御岳山頂
3高畑山山頂_7162
     Photo3 高畑山山頂

天目指峠から初詣の目的地である”子の権現”まではこのルートにしては比較的急坂となる。
4天目指峠_7165
     Photo4 天目指峠

やがて"子の権現”の鐘の音が聞こえだし南斜面が開けると太陽が降り注ぎ、気持ちよい尾根歩きとなる。
足腰に霊験あらたかな”子の権現”で初詣を済ませ、
5子ノ権現_7168
     Photo5 子の権現

一段高い鐘楼のあるピーク(スカイツリーの高さと同じで標高634mとか)に登れば東南方向の植栽が伐採されスカイツリーを含め東京の高層ビル群が一望。さらに右のほうには川崎横浜方面、空と陸の境界辺りには房総半島と三浦半島がつながって見えた。
”子の権現"からは破線ルートとなるため入口を探すのに苦労するかと思われたが標識はないものの駐車場下にそれらしき踏跡があり難なくは破線ルートに乗ることが出来た。
6子ノ権現バリエーション入口_7172
     Photo6 駐車場横の破線ルート入口

薄暗い植林帯の中に続く明瞭な踏跡をたどって行くとスルギの分岐。
7スルギ分岐_7173
     Photo7 スルギ

さらにアップダウンを繰り返し小ピークではしばしば巻き道が現れ戸惑うが丹念にピークを拾い徐々に高度を下げると舗装された林道に飛び出す。
8林道に出る_7179
     Photo8 尾根から林道に下りる

林道で左折し、200mほど降ると再び左側にブッシュの中に入る踏跡があるのでトレースしてゆくと
9前坂側取り付き_7180
     Photo9 林道から破線ルートへ

尾根に出るが踏跡が錯綜しており行きつ戻りつしながら進行方向を確認。下のほうにはR299や民家が見えているので道に迷ったところでたいしたことはないのだが、やはり予定のルートを進みたい。少し進むと道標が現れ、"前坂”と確認でき一安心。
10前坂竹寺吾野方面分岐_7182
     Photo10 前坂分岐

ここから再び実線ルートとなり、降ると先ほどの林道に再び出て横断。大高山への道標に従って反対側の斜面を登り全体的には降り基調であるが小ピークを越え急坂を登りきると大高山山頂。
11大高山山頂_7186
     Photo11 大高山山頂

一反降って尾根を進み、尾根上に道をふさぐような大岩を左に巻き、
12大岩_7187
     Photo12 大岩

しばらく行くと目前のピークの急登が始まるところに分岐道標がありピークに登れば天覚山。
13天覚山山頂_7188
     Photo13 天覚山山頂

暫し休憩後、再び分岐道標に戻って尾根道を下ればやがて舗装道路に出て
14道路林道分岐_7195
     Photo14 東吾野ももう間近

少し歩いたところで東吾野駅に着いた。東吾野からは電車で正丸駅に戻り新春初詣ハイキングを終えた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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安田 和弘

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