有間山 バラ尾根(奥武蔵)

0バラ尾根_7140
     Photo0 逆光のバラ尾根

記録
日程:2014,12,28
メンバー: Nさん、安田

12/28日 天候 晴れ
コースタイム:落合登山口(8:55)→林道大名栗線横断(10:32)→P1016(14:46~14:50)→林道広河原逆川線横断(11:12)→タタラノ頭(11:40~12:02)→橋小屋の頭(12:26)→逆川乗越(12:42)→蕨山展望台(13:06~13:30)→通行止め看板(13:40)→林道西名栗線交点(14:44)→中登坂(15:03)→小ヨケの滝登山口(14:33)→駐車場(15:42)  行程13.km 累積標高1272m
ルートマップは ここ です。


昼間の時間が短いので長時間の行動は無理だし、周回可能なところで思い当たったのが奥武蔵名栗の有間山のバラ尾根。ここなら登ってから下山は一般道を降れば周回できるので出かけた。
名栗の有馬ダムの一番奥にある釣り場の駐車場に車を止めると、すぐ目の前がバラ尾根取り付きで非常に便利。道路からウッドチップの敷かれた遊歩道を右上しすると次第に道が細くなって記の階段となりやがてカヤトの間へと消えそうな踏跡をたどる。
1バラ尾根取り付き_7103
     Photo1 バラ尾根取り付き

左上に尾根が見えたところ(地形図では道が左にターン少し戻り気味に登っているところ)から急斜面を登り植林帯へ入ると尾根になり、後は尾根上を登って高度を稼ぐ。尾根に乗るまでがバラ尾根ルートの核心部。
途中熊の生々しい爪あとがあり、
2 H830_7105
     Photo2 熊の爪あと(830m付近)

熊との出合を避けるために話声を張り上げて進む。いつの間にか地図上にあるH834を通過し、登り詰めてゆくと林道に飛び出した。道路の向こう側はコンクリートの擁壁となっているが左前方に石段が設けられており、ここを登って再び尾根に乗る。
3取り付き_7108
     Photo3 林道横断

しばらく進むとP1016に達しここで休憩を取り、尾根が広くなっているツサ平をピンクテープに導かれて進むと舗装された林道に出た。ここも林道の向かい側はコンクリートの擁壁となっているが正面に切れた部分があるのでそこを登り擁壁の上にでて、トラバースしながら尾根に上がる。
4尾根への取り付き_7116
     Photo4 林道横断

尾根を進むとやがて踏跡が消えて急登になるが登りきると、有馬山の最高点タタラノ頭へ飛び出した。
5タタラの頭_7117
     Photo5 有間山 タタラノ頭

ここまで尾根をはずさないように登れば、迷うことなく登れる。タタラノ頭で昼食休憩をとり、尾根上の一般道を進み橋小屋の頭で蕨山方面へ右折、急坂を降ると広場のある林道へ飛び出した(逆川乗越)。
6蕨山への登り口_7126
     Photo6 逆川乗越

登山道は登り返して稜線上を蕨山方面へと続いているが、右側にある車の進入防止クサリが張られた林道を進むことにした。快適に林道を進むとやがて蕨山最高点直下あたりで行き止まりになったため先に延びている薄い踏跡をたどると小尾根に差し掛かったところで踏跡が消えてしまったので縦走路の通る尾根を目指して急登を登ると蕨山展望台に出た。
7蕨山展望台_7130
     Photo7 蕨山展望台”

ここからはまた一般道を降るが、途中に前回気になっていた通行止め看板のところで右折し
8通行止看板_7132
     Photo8 通行止め看板

林道を下るとすぐにトラバース気味に延びている林道に出てしまった。しかし下ってきた林道は合流点で段差が1m以上あり、
9林道との合流_7133
     Photo9 林道合流点

人の通過には問題ないが車の通過は無理。ここで漸く通行止め看板に意味が解った。合流した林道を下ってゆくと再び別の林道に行き当たった。この林道はガードレールが設置されており車の轍も確認できたので、おそらく金比羅尾根を横切っている林道だろうということで左折し暖傾斜の道をしばらく進むと予想通り金比羅尾根横断地点に出た。ここから再び登山道にもどりピークを一つ越えたところで中登坂の分岐に出た。ここで右折し大ヨケの滝入口を目指して急坂を下り小ヨケ滝分岐を過ぎて下に道路が見えるようになったところからは薄い踏跡のほうへ進み、小ヨケの滝への登山口へ降り立った。
10小ヨケの滝登山口_7145
     Photo10 小ヨケの滝登山口

ここから右折して舗装路を進とまもなく駐車場に戻った

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

幕岩正面壁(湯河原)

0正面壁を登るクライマー_7101
     Photo0 正面壁を登るクライマー

記録
日程:2014,12,27
メンバー:Tさん、Kさん、Nさん、安田

12/27日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(8:30)→岩場(8:40~14:30)→駐車場(14:40)

この時期になるとどこも外岩は寒い。少しでも暖かいところで登りたいので前回に引き続き早起きして暖かい湯河原幕岩に行ってきた。土曜日しかも年末年始の休暇に突入したので混雑するかと思い早めに集合し正面壁を目指すが先客は1パーティのみ。基部に着くと早々に”ポニーテール”にロープを張って練習開始。
1ポニーテール_7079
     Photo1 “ポニーテール”

さすがに2回目とあって1回で核心部を越えたが、あとの人の登り方を見ているとらくらく登っているようで、ホールドを探しながら登っている私と違う登り方をしている。次回の参考にしなければ。
次いで隣の”アーガス・ヨマ”を全員登り終えたところでロープを回収し岩場を変える。
2アーガス・ヨマ_7080
     Photo2 下部がスラブの”アーガス・ヨマ”

今までと違って今度の岩場はまだ陽射しが届かず肌寒いが時間がたてば暖かくなるとのことで一安心。”カマクラ”のルートは
3カマクラ_7083
     PhotO3 陽が射し始めた“カマクラ”

私にとって初めて、しかも聞けばグレードが高いということで隣の易しいルート”?”にロープを張っていただく。クラック沿いに登ってロープを張っていただくが、ピンを良く見れば直登が正規のような気がしたので自分が登るときには直登でトライ。しかし聞いていたグレードよりは難しく感じる。(帰宅後調べてみると、クラックに沿ったルートと直登ではやはりグレードが違っていた)
岩場に陽射しが届き始めるころのなるとやはり人出が増え正面壁の各ルートともクライマーが取付いている。難しいそうなルート登るクライマーの様子を見学しながら昼食休憩をとり再び岩場にもどって”カマクラ"にトライ。ルートは短いがやはりグレード通りで難しいが来年へつなげるためにどうにか終了点まで登る。
4カマクラ!の終了点へ_7093
     Photo5 どうにか終了点まで

ワンランク上の様子がうかがい知れ来年への意欲が湧き良いイメージを持ったまま年末過ごそうということでまだ陽が翳り始める前であったがクライミングを終えた

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

阿寺の岩場

0 阿寺の岩場_7076
     Photo0 阿寺の岩場

記録
日程:2014,12,25
メンバー:Wさん、Sさん、Nさん、安田

12/25日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(8:25)→岩場(8:30~15:10)→駐車場(15:15)

クライミング仲間の話の中で知った最近出来たという阿寺の岩場に出かけた。
朝の最低気温はマイナスだが岩場は南に向き、正面の植栽が伐採された岩場は太陽が降り注ぎ暖かい。さらいは基部にはテーブルとベンチが数組設置され、岩場の基部を流れる沢の上流から水が引かれているのでこの季節非常に快適なクライミングゲレンデである。
駐車場から岩場の基部まで歩いて数分。到着するやいなやすぐに装備を着け岩場を一通り眺めてから易しそうなルートの終了点を目指し、岩場の横から上に回ってトップロープを張り準備完了。順番に登りだすがここは初めての岩場なので5.7~5.9台のグレードとはいえなかなか手ごわい。この季節登っていると指先が冷えて感覚がなくなってきたり、下で確保しているビレーヤーは寒さに震えるがここでは太陽のおかげでポカポカ。ダウンの上着を脱いでも温かい。
1陽射しを受けて登る_7077
     Photo1 陽射しでポカポカ快適クライミング

新しくきり開いた岩場なのでルートの途中に小さな石くずが落ちていたり落ち葉の吹き溜まりがあるがこれさえ注意して登れば快適そのもの。一巡したところでロープを架け替え、さらにもう一本張って思い思いに登るがやはり2人で1本のロープだと効率よく練習が進み
2久しぶりのクライミング_7078
     Photo2 久しぶりのクライミングを楽しみながら登る

まだ登り始めて2時間弱だというのにそろそろ疲労感を感じるようになってきた。次は指向を変え、クライミングシューズから登山靴に履き替えてアイゼントレ。
今シーズン初めてとあって注意深くフットホールドを拾いながら登るが終了点に達するころにはふくらはぎが悲鳴を上げ始める。
アイゼントレを一巡したところで岩の基部にあるテーブルを囲んでお湯を沸かしお汁粉タイム。ちょっと疲労した体にお汁粉の甘さがなんとも言えずおいしい。さらにメンバーの一人が持参した自家製漬物これがまたよくあう。岩談義、山談義に花を咲かせていると、次第に上空を雲が覆い始め陽射しが翳って体が冷えてきたところでクライミングを再開。
先ほどより多少立ったルートにロープを張り変えトライするがグレードは高くないものの逆層のルートにてこずり右へ逃げたり左へ寄ったりしながらもどうにかクリヤー。各自登り終わるころには尾根の向こうに太陽が隠れて空気もだいぶ冷えてきたところで練習を終えた。

       阿寺の岩場の詳細情報は こちら をご覧ください。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

西平山 藤棚山 (奥武蔵)

0武甲山・妻坂峠_7045
     Photo0 蕨山展望台からは遠く日光の山並みが見える

日程:2014,12,19
メンバー: Nさん、安田

12/19日 天候 晴れ
コースタイム:鳥居観音(9:05)→小殿登山口(9:20)→林道横断(10:35)→西平山(10:45)→大遠見山(11:25~11:40)→一般道合流(12:10~12:35)→蕨山(13:00~13:10)→蕨山最高点(13:20)→藤棚山(14:00)→金比羅山(15:10)→金比羅神社跡(15:25)→鳥居観音(16:10)  行程13.2.km 累積標高13186m
ルートマップは ここ です。

奥武蔵の山々には地図に書かれている多くの登山道があるが、地図には登山道の無い尾根があることに気づき名栗の小殿から蕨山へと続く尾根を登った。

R299から左折して入間川にかかる小殿橋を渡り直進するとまもなく右側に墓地が現れる。これを通り越して進むと車の退避所のような広場があり
1登山口 2a_7028
     Photo1 尾根への登り口

林道の右側から尾根へと作業道があるのでここから登りだす。すぐに道が網目のようになっているが上を目指して登ってゆくとやがてすっきりした踏跡が尾根上に延びているのでひたすら進むとやがて大岩が現れる。ここを通過するとやがて尾根を横切る林道にとびだすので横断。
2林道a_7032
     Photo2 林道横断

反対側の登り口が不明瞭であるが良く見れば踏跡があるので再び稜線上に出て高度を稼ぐとやがて展望の無い西平山の山頂。
3西平山_7033
     Photo3 西平山山頂

ここからさらに進むと、目印のテープが左右に方向に分かれてどちらへ進むべきか迷う小ピークにでる。踏跡の濃い右に降ってゆくとやがて植林帯の中へ踏跡が消えてしまった。一反ピークへ戻り右方面へ進むとすぐに林道の崖上に出てしまったが、
4林道横を通るa_7035
     Photo4 林道脇に踏跡が続く

ここも良く見れば林道沿いに踏跡があるのでそれをたどって登り返すと大遠見山の山頂に出た。
5大遠見山_7037
     Photo5 大遠見山山頂

さらに尾根を登り続けると作業道がツヅラ折れになって上へと続いているのでそちらに引き込まれそうになるが挿入
Photo6 上へと続く作業道

林道とは別に踏跡がついているのでそれをたどってゆくとやがて傾斜が増してきて踏跡はほとんど不明。しかし葉が落ちた樹林越に伊豆ヶ岳や武甲山の姿が見え出してきたので進行方向を間違えることなく上へ上へと儀多すら登り、やがて傾斜が緩むと金比羅尾根縦走路の藤棚山と蕨山の中間に飛び出してバリエーションルートは終わった。
7一般道合流テープa_7040
     Photo7 バリエーションへの分岐目印

以前金比羅尾根を歩いたときには気づかなかったが、良く見れば2段に巻かれたテープがあり登ってきたルートの踏跡は無いものの分岐の目印であることが解った。
縦走路に出てからは蕨山を目指し、途中で名郷から登ってくるバリエーションルートの合流点を確認。ここには赤テープと白テープが二段に巻かれていた。さらに縦走を進むと展望が開けた蕨山の山頂。
8蕨山山頂_7042
     Photo8 蕨山山頂

ここで大休止ののち一反降って名郷からの登山道との合流点を過ぎ、次のピーク、蕨山最高点まで登ると標高1000mを越えたあたりから登山道はうっすら白くなっており、まもなくここにも冬が到来することを感じた。
9雪の登山道を行く_7051
     Photo9 心地よい稜線上の道

最高点からの帰路は金比羅尾根を下った。
藤棚山、大ヨケの頭を通り、金比羅山では巻き道を使わずに金比羅山山頂を踏んで
10金比羅山山頂_7062
     Photo10 金比羅山山頂

急登を下降し再び巻き道に合流し、金比羅神社跡からは鳥居観音方面へと急坂を下って
鳥居観音の玄奘三蔵塔のある広場降り立った。
11玄奘三蔵塔_7068
     Photo11 鳥居観音 玄奘三蔵塔のある広場

ここから麓までは舗装路があるが、トラバース気味に降る登山道を進み鳥居観音の名所を見学しながら麓の駐車場へと戻った。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

伊豆ヶ岳 東尾根

0伊豆ヶ岳山頂_7004
     Photo0 伊豆ヶ岳山頂

日程:2014,12,15
メンバー:Sさん、 Mさん、安田

12/15日 天候 晴れ
コースタイム:西吾野(9:00)→琴平神社(9:50~9:55)→伊豆ヶ岳山頂(12:05~12:55)→男坂女坂分岐(13:20)→ふたご岩(13:45~14:00)→正丸駅(14:35)  行程9.4.km 累積標高982m
ルートマップは ここ です。


このところしばらく歩いていないので足腰に刺激を与えようとハイキングに出かけた。伊豆ヶ岳への道は正丸駅からが一般的であるが、今回は西吾野を基点として伊豆ヶ岳東尾根のバリエーションを歩いてみた。
1西吾野駅_6993
     Photo1 西吾野駅

西吾野駅からR299に出て左折し少し進むと右側に高麗川にかかる橋があるので右折し渡ると正面にゲートがある。
2西吾野ゲート_6994
     Photo2 高麗川を渡ったゲート

ゲートの横をすり抜けて進むとすぐに舗装が終わり雑草に覆われた細い踏跡を進むとやがて道がはっきりしてくる。植林の中を登って行くと道が十字に交差している森坂峠に出た。
3森坂峠_6995
     Photo3 森坂峠

さらに直進し下ってゆくとやがて民家が見えてきて廃屋跡あるいは畑の跡らしきところを降ってゆくと下久通の集落に出る。舗装路に降り立ち右折し橋を渡って左折し対岸の舗装の坂道を登ってゆくと右手の尾根の中腹に琴平神社の鳥居が見えるので、それを目指して民家の横を通って琴平神社の鳥居をくぐり社に出た。
4琴平神社_6997
     Photo4 琴平神社

神社左から尾根の上に明確な道が続いているのでこれを登ってゆけば2時間程度で伊豆ヶ岳山頂へ出る。
5尾根道合流_6998
     Photo5 快適な尾根道

山頂直下は泥混じりの岩の急登となるが、トラロープを手がかりに登ると突然山頂の広場に飛び出す。
6伊豆ヶ岳山頂_7003
     Photo6 伊豆ヶ岳山頂

山頂広場で北風を避け陽だまりで大休止を取り、細長い山頂のもう一端に向かい、岩尾根を越えるとクサリがかかっている男坂の上に出るのでここから一気に下降し、
7_7011.jpg
     Photo7 男坂のクサリ場

岩場が終わると男坂と女坂の分岐点。分岐からは快適な尾根歩きで五輪山を越え分岐から正丸駅方面へ降る。途中左手にかめ岩が現れるとすぐにふたご岩の広場となるのでここで休憩。あとは沢に沿って道なりに下ると、伊豆ヶ岳登山口に出てここからは舗装道路の歩きとなり、西武線のガードをくぐって左折し石段を上がると正丸駅に出た。
8正丸駅_7024

Photo8 正丸駅
普段は車で山に向うことが多いが今日は電車で出かけてみた。ボックスシートで向かい合い同行者にならってビール片手に山談義などなど、電車を使った山行の楽しみを満喫した。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

二子山 中央稜(141209)

0二子山西岳_6989
     Photo0 二子山 西岳

記録
日程:2014,12,09
メンバー: Nさん、安田

12/09日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(8:30)→中央稜基部(8:45~9:15)→大テラス(11:00~11:45)→東峰山頂(13:10~13:40)→駐車場(14:10)

股峠駐車場から股峠までは数分の距離。足元には霜柱あるが落葉していて見通しが利き気持ちがよい。峠から坂本方面に少し下り、分岐をロウソク岩方面に進み祠エリアを少し過ぎ小尾根を回ったところで右側のピンクリボンを目印に一般道から離れ登り詰めると赤いドラム缶が目印の中央稜基部に着く。基部は植林で陽射しがさえぎられ寒いが、休憩を取り装備をつける。

1P     正面左側の凹状のところから取り付き。出だしはフットホールド乏しいが一気に上がりバンドを右上すると終了点があるがさらに進みフレークを直上しテラス(ピナクルテラス)でピッチを切る。
1 1P PC092613b
     Photo1 1Pを登る

テラス上の岩終了点を構築するとロープの流れが悪くなるので、下が良く見える左の岩壁のボルトを終了点にする。
2 1Pテラス_6935
     Photo2 1P終了点のあるピナクルテラス

2P     左側の高度感のあるスラブ状カンテを登りレッジに達したところから右へ移り3 N 2P PC092619b
     Photo3 2Pを登る

直上したレッジが2P終了点。ハンギングビレー。4_2P終了点_6941
     Photo4 2P終了点
5_2Pを登る_6943b
     Photo5 2Pを登る

3P     スラブ状のフェースを登り、小ハングを越えてからのクラックはフットジャムを交えながらレイバックで登る。
6_ 3Pのクラック下部b_6944
     Photo6 3P下部

左からのクラックと合わさる逆Y字クラックからは右上へクラックを登って行くと7 3Pクラック上部a_6945
     Photo7 3P上部

大テラスに着き立ち木で終了点を作る。8 3Pテラス_6955
     Photo8 3P立ち木のある大テラス

核心部の逆Y字クラックの奥のほうにはガバがありこれを見つければ容易に登れる。さらにこの辺りにはペツルが1mほどの間隔であるので”お助けヌンチャク”を使うことも可能。大テラスの片隅には陽があたり風も防げる岩影があるのでここで大休止。
9 3Pローソク岩_6956
     Photo9 大テラスから足元に見えるローソク岩と西岳岩稜

4P     左上するバンドに上がり左端のクラックのある小ハングを越えてカンテを登り崖上を右上すると4P終了点。我々はシングルロープだったので流れを考えてバンド先端にあるペツルの支点で簡易的にピッチを切った。

5P     正面の岩壁を登りペツルで支点を取りさらに狭いバンドを左へ進むと同じ高さで支点があるのでそこに2ピン目を掛け、ロープの流れを考えて2ピン目を掛けた後1ピン目をはずす。足元は狭いバンドで切れ落ちたところもありペツル2箇所はトラバース用。バンド左端のハング部からは右側の凹角に沿って登れば5P終了点10 5P終了点から下を見ると_6966b
     Photo10 5P終了点から下を見ると

11 5Pを登る_6967
     Photo11 5Pを登るフォロー

6P     一段上がって凹角を登るが途中に支点が無くかなり登ったところに古いハーケンがあるがすぐ右側に小ピナクルにスリングで支点を取る。あとはひたすら登り草つきに出ると終了点。12 6Pテラス_6976
     Photo12 6P終了点のテラス

7P 草つきの階段状岩場を登り詰めると東峰山頂の岩稜端に終了点がありここで中央稜は終わる。

岩稜上を進み上級ハイキングコースとの合流点が風が当たらず陽射しがよいのでここで装備を解き休憩。休憩後は西岳山頂方面に向かいハイキングコースとの合流点から北側斜面を下山した。帰りの車窓から眺めると楽しかった中央稜の登攀ルートが目に浮かんだ13 二子山西岳_6989b
     Photo12 中央稜のルート

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

北川の岩場

0北川の岩場_6929
     Photo0 北川の岩場

記録
日程:2014,12,07
メンバー:Tさん、Nさん、安田

12/03日 天候 晴れ
コースタイム:駐車場(9:30)→岩場(9:40~14:20)→駐車場(14:30)

例年に無い寒波が押し寄せ各地から雪便りが届く中、北川の岩場へ出かけた。日曜日とあって他の岩場では人出が多いと思われるが、北川はこじんまりした岩場で難しいところが多く、その上北向きで陽が当たらないので他のクライマーは現れず貸しきり状態であった。午前中は易しそうなところから取り付きトップロープで登って体が温まってきたところでリードに挑戦。
2リードの練習PC072600
     Photo1 リードは楽しい

3リードの練習_6920
     Photo2 リードで頑張る

各自思い思いに登っているとやがて岩の基部に植林の枝の間を通り抜けた光の帯が届くようになってきたので陽当たりを追いかけ岩談義をしながら昼食。食後は今まで離陸さえ出来なかったルート(”天の川”)に挑む。かなり前になるがいろいろやってもどうしても離陸できなくてトラウマになってしまいこの岩場へ足を向けなかったが今日は貸切状態ということもありリベンジ。(このルート。難しいところを登る人にとってはウォーミングアップルートなので他人の目が無いのはもっての幸い)
今回は記憶を消し去って取り付いてみると離陸に成功。離陸はしたもののその上は全くの未体験領域なので慎重にホールドを探しつつテラスに到達。テラスから上はさほどのことも無く終了点に達し、どうにかリベンジに成功。
4テラスに立つ_6923a
Photo1 テラスに立つ

調子に乗ってさらに上のグレードのルートもと思ったがまたまたトラウマを作ってしまいそうなので成功体験の記憶を体にとどめておこうと思いオブザベーションのみとし、次回の課題とした。同行していただいた人が来年温かくなったら難ルートに挑戦するとのことだったのでその折はご一緒させていただくことになり、来年への夢を膨らませて岩場を後にした。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

湯河原 幕岩(141203)

0正面壁6908
     Photo0 幕岩正面壁

記録
日程:2014/12/03
メンバー:Nさん、安田

12/03日 天候 晴れ風強し
コースタイム:駐車場(9:00)→岩場(9:20~14:00)→駐車場(14:20)

このところ気温が下がってきてこれからはさらに一段と寒くなるとの天気予報。少しは暖かいであろう湯河原幕岩に出かけた。
ここはまだ晩秋の気配が漂っており幕山には紅葉も残っている。
1正面岩_6911
     Photo1 まだ紅葉が残る幕山

駐車場からハイキング道を登り途中からは雑草の中へと続いている踏み跡を登ってゆくと正面壁の右端基部に出る。ここから基部を左にトラバースして行くと次々に岩が現れる。見上げると岩棚の下に大きな蜂の巣がある。ここがブタさん岩。
2 Big Muhiの蜂の巣_6910
     Photo2 岩棚の下の蜂の巣

ここから左へおよそ70本のルートが開かれている。
3正面壁_6906
     Photo3 正面壁 “スパイダーマン“ のあたり

正面壁は初めてとあって登れそうなところを物色しつつポニーテールに到着。
4ポニーテール_6905
     Photo4 “ポニーテール“と”No.7ルート”

基部で装備をつけて登りだすがお初のルート、さらに朝一番で体が動かないとあってリードで登るが途中かで敗退。久々に指先の感覚がなくなったので交代し、トップロープで登る。次は隣のNo.7ルートにも登ってみる。
5ポニーテール_6902
     Photo5 “ポニーテール"のスラブ
6ポニーテール_6904
     Photo6 “ポニーテール“上部へ

12時を回ったが相変わらず西風が強い。風が無いであろう桃源郷エリアへ移動し昼食。桃源郷でもそれぞれの岩に1パーティずつ取り付いているので空いていた”フック船長”にロープを張り登る。体調のせいかシューズのせいか細かいスタンスを拾えない。漸く登っては見たがどうにも足が安定しないのでロアーダウン途中で止めてもらい検討してみたが・・・・
そうこうしているうちにいるうちに隣のグループが片付け始めたので見れば太陽は西に傾き小一時間で尾根の向こうに沈みそう。日がかげると一気に寒くなるのでその前に駐車場へということで本日のクライミング終了。駐車場で話し込んでいると次々にパーティも戻ってきた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

市道山・臼杵山 (奥多摩)

0_6889.jpg
     Photo0 秋川の紅葉

記録
日程:2014,11,30
メンバー:安田、その他

11/30日 天候 曇り
コースタイム:笹平(8:00)→市道山(10:35~~10:50)→臼杵山(12:20~12;50))→荷田子峠(15:10~15:20)→荷田子(15:40)

初めてのバスハイクで十数名の皆さんと出かけた。漸く明るくなり始めた集合場所に集まってマイクロバスに乗り込み、一度休憩を入れて登山口の笹平に到着。少し歩いた駐車場を借りて入念な準備体操済ませ秋川を渡って小坂志川に沿った林道を歩き出す。林道から山道に入る途中で少々まごつくが、林道から沢筋に降りて橋を渡っていよいよ登りが始まる。
1小坂志皮分岐_6890
     Photo1 ここから小坂志川を渡る

この登りは地図にはヨメトリ坂とあるので昔は生活道路だったのであろう。坂途中休憩を挟み市道山に到着。
2市道山山頂 _6892
     Photo2 市道山山頂

長めの休憩をとり、今度は少し戻って臼杵山を目指す。臼杵山への道は尾根道にもかかわらずあたりは植林帯とあって展望は無いが、いつもと違って人数が多いので話が弾む。何回かのアップダウンをくり返し山頂南面の樹木が伐採されから五日市、その向こうには横田基地、さらには西部ドームが見える臼杵山に到着。
3臼杵山山頂_6893
     Photo3 臼杵山山頂

上天気予報とは異なり空には厚い雲がかかっているが遠くでは薄日が差しているのか、白く輝いていつ建物も散見される。
4五日市の町_6894
     Photo4 雲の下に五日市の町並みが

ここで昼食をとり荷田子を目指すが、地図にある分岐の臼杵神社が現れずし少し戻ってみると発見。
5臼杵神社_6895
     Photo5 分岐のある臼杵神社

どうやら地図に無い巻き道を通って神社をパスしてしまったらしい。進んでいた道が正しいと認識でき長いグミ尾根を下って左下に集落が見えだすとベンチとテーブルのある荷田子峠に到着。
6荷田子峠6897
     Photo6 荷田子峠

休憩の後ここからはすべり易い急坂となるので足元に注意を払いながら下降して植林帯を抜け出すとまもなく荷田子の登山口に到着した。ここでバスの迎えを受け帰路に着く。


テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

カレンダー
11 | 2014/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

安田 和弘

Author:安田 和弘
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
メールフォーム

お名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

リンク
訪問者数(from20141110)
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる