秩父 谷津川 地獄谷

0 ナメの連瀑_6166
Photo0 ナメの連瀑帯

日程:2014,7,17
メンバー:Nさん、Kさん、安田 
天候:晴れ
コースタイム:熊倉山登山口(9:40)→入渓点(9:20)→二俣(11:20~11:50)→林道横断点(13:10~13:50)→熊倉山登山口(14:10)

梅雨の間の晴れ間を見つけて久々に沢に出かけた。
高麗川駅に集合し車で秩父の白久に向かい、駅前を左折して谷津川館の横を抜けて“鹿の湯”手前の空き地に駐車。ここまで道路は舗装路。
(鹿の湯は廃墟となっているみたいでナビでは表示されず。営業している谷津川館を目標にすると良い)

駐車場より少し戻ったところに熊倉山への登山口があるが現在一部崩落により登山道は通行止めとなっており、登山届けのポストも閉鎖されていた。
1 熊倉山登山口_6159
     Photo1熊倉山登山道入口

登山道をたどって少し降ったところにある谷津川にかかる木橋を渡って対岸へ移り少し進むと水道取水施設がる。、施設のフェンス伝いに進むとやがて登山道が沢筋を離れようとする地点で登山道を離れ、沢床に降り立ったところで谷津川に入渓。

梅雨中とあって水量は多いが濁りもなく遡行にはさほどの影響もなし。
時々現れる小滝を越えて快適に遡行するとやがて6m滝が現れるが水量多く右から巻く。
2 6m滝_6161
     Photo2 6m滝

次の6m滝も右から巻いて、5m滝は左から登れそうであったがシャワークライミングとなり水圧に耐えられそうもないので無理せずに巻いた。
3 5m滝_6163
     Photo3 5m滝

次の5m滝はロープを出して越える。
4 5m滝_6164
     Photo4 5m滝

やがてゴーロ状となったところが二俣で水流は谷津川本谷と地獄谷に分かれる。真ん中を登るとピバークできそうな平坦地形となり、錆びて文字が読めなくなった道標が立っていた。
5 二俣_6165
      Photo5 二俣の道標

七滝コースの登山道の名残であろうか。周囲を見渡せば登山道らしき形跡もあるが廃道となって久しく踏み跡はまったくない。
ここで昼食休憩を取り、進路を右側の地獄谷へ取って遡行開始。
地獄谷に入ると名前のごとく谷は狭まり暗くなり、水量は半減したが倒木流木がかなり増えてきて水流に沿って進むのが困難なところも出てきた。中にはビーバーの巣もさもありなんといったような堰が出来ていたりといった様相。
小滝、ナメ滝の連瀑帯を通過し、周囲の明るさが増すのに従いだんだんヌメリも増えてきた。
やがて陽光を受けて水流がキラキラ光る4m滝を越えると前方に登山道が横切り地獄谷の遡行終了。
6 最後のナメ滝_6168
     Photo6 キラキラ光る最後の滝

木陰で休憩を取り登山道を降るが崩落箇所もありロープを出すほどでもないので注意深く通過。数年にわたって通行止めになっているため最近の踏み跡はなく夏草が生い茂りやがて廃道となってしまうのか?朽ち果てた作業小屋の向かいに熊倉山と白久駅を指し示す道標だけが人待ちげにたっていた。
7 登山道道標_6169
     Photo7 道標

沢の水音が聞こえだすと見覚えのある入渓地点ももうすぐ。取水施設では草刈が行われており挨拶を交わすとすぐに登山道入口に到着。地獄谷の遡行を終えた。
沢でのロープの取り扱いが初めてだったこともあり途中いろいろ教えていただきながらのノンビリ遡行。涼を得るとともにいろいろ学べた有意義な沢旅であった。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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