権現岳(南八ヶ岳)

Photo0 三ッ頭からの権現岳と阿弥陀岳・中岳・赤岳
日時:2014,2,6~7
メンバー:Nさん、Kさん、安田
天候:6、7日共に晴れ
6日 天女山登山口(9:25)→天女山(10:10)→天の河原(10:30)→前三ッ頭(13:30)→幕地(14:00)
天気予報によると今週末は大雪との予報であったが、どうやらわれわれの登山には影響なさそうということで天女山の登山口に9時集合。交差点の信号の横の駐車スペースに止まっている車は2台でさすがに平日。
わずかに雪が残り所々に笹が顔を出している登山道を進むうちに

Photo1 天女山へ向かって
徐々に雪が増えてきたが天女山頂は露岩が顔を出していた。

Photo2 天女山山頂
木の葉の落ちた樹林帯からは奥秩父の山々や雪帽子冠った南アルプス

Photo3 南アルプス。早川尾根と甲斐駒後ろの北岳
富士山も確認できてまずまずの天候。

Photo4 富士山
次第に傾斜が増すもがこのところ雪が降っていないのでしっかり付いたトレースを進み、前三lッ頭に近づくと露岩帯となり南アルプス、甲府盆地、富士山、奥秩父の山並みまで展望。今までほとんど無風であったがここはさすがに風の通り道、時折風が吹いてくる。これからさらに傾斜が増すのでこのあたりに幕営ということで潅木の陰を整地しテントを設営。

Photo5 風を避けてテントを張る
テント内でしばし休憩するうちに宵闇が迫ってきたので外に出てみれば麓では明かりが点灯し始め、真っ暗になるころには須玉、白洲からの明かりが韮崎で合流しやがて大きな帯となって甲府へと続く。
食当SNさんの十八番料理で満腹になり睡魔に身を任せるも夜半に何度か風で目を覚ますが・・・・よく眠った。
7日 幕地(7:30)→三ッ頭(8:00)→権現岳山頂(9:30~10:00)→三ッ頭(10:50)→幕地(11:20~12:10)→天の河原(13:30)→天女山(14:00)→天女山登山口(14:30)
本日の行程も短いのでいつもよりちょっと朝寝坊し、テントの外に出てみればうっすら雪が積もったようであるが行動に支障なし。昨夜の夜景は消え去って、奥秩父の山並みの向こうがオレンジ色に染まってすがすがしい。

Photo6 奥秩父・金峰山
甲府盆地の上のオレンジ色の空に富士山のシルエットも美しい

Photo7 富士山
夜景といい早朝の眺めといい普通なら一日で往復してしまう行程であるがやはり余裕を持って山中一泊は大正解。
テントをデポし、アイゼンつけて行動食をザックに詰め込み出発。しっかり付いたトレースを進み三つ頭を過ぎいったん降って登り返すと眼前には真教寺尾根、天狗岩、赤岳、中岳、阿弥陀岳真ん中にド~ンと権現岳、その左にギボシから編笠岳に至る展望が開ける

Photo8 権現岳と阿弥陀岳・中岳・赤岳
アップダウンを繰り返し権現岳山頂直下のトラバースでロープを出し確保。ここを過ぎればすぐに山頂。

Photo9 山頂直下ロープの準備
山頂にて北、中、南アルプスの展望を堪能して下山開始。

Photo10 山頂から見た編笠山

Photo11 これから降る天女山への尾根
トラバースで出したロープを回収後一気に幕営地まで戻りテントを撤収。登りと違って今日は登山口までアイゼン装着で降る。休憩たっぷり、おしゃべりしながらのゆったり登山もなかなか良いものだ。