大室山 (茅ノ尾根から登る)

Photo0 ブナ林の樹氷
記録
日程:2014,1,20
メンバー:Sさん、安田
天候:晴れ
コースタイム:久保の吊り橋(8;20)→久保分岐(9:20)→m(10:35~10:45)→山頂(11:50~12:35)→m(13:10~13:20) →久保分岐(13:50)→久保の吊り橋(14:50)
丹沢にも雪が降ったということで今回初めて道志側から大室山に登ってみた。
果たしてどのくらいの積雪があるか情報が無かったが丹沢でスノーシュー体験が出来ればとの思いでスノーシューを持参。
登山口の久保の吊り橋をわたって対岸に移り、

Photo1 久保の吊り橋
霜柱が立った道を進み道標にしたがって大室山へと登り始める。しばらくは植林体の中を進むが、やがて樹林帯に出ても雪は見当たらず。久保分岐で休憩を取り

Photo2 久保分岐
北側斜面には残っているはずと思いさらに高度を上げる。
やがて1100mから雪が現れ始めだんだん多くなってくる。1180mあたりでスノーシューをつける。このあたりからスノーシューの踏み跡が残っているところを見ると、数日前にやはり同じような考えの登山者がいたようだ。久保分岐で休憩を取りさらに登る。

Photo 3 スノーシューの踏み跡が
今回は私がスノーシュー、相方がワカンを持参。山経験豊富な相方、さらに上までツボ足で頑張っていたがついにワカン装着、まさか丹沢でワカンを使うとは思っていなかったようで丹沢ワカン今回初体験。
スノーシューをつけて頭上にキラキラ光る樹氷を見ながらブナの大木の中を登り詰めるとやがて傾斜が緩んで大室山山頂に出た。山名標が漸く雪面に顔を出しているので積雪は1mくらいか?

Photo4 大室山山頂
山頂の潅木の間からは蛭ヶ岳、

Photo5 蛭ヶ岳
檜洞丸の姿が、

Photo6 檜洞丸
さらに目を凝らすと相模湾のきらめきが見える。真鶴半島らしき姿も。
暖かくなって木々の葉っぱが出てくると山頂からの展望がなくなってしまう。
この時期だからこその展望を楽しみ山頂を後にする。
登山口にまで下りてくると、朝方の霜柱はすっかり解けて泥濘と化していたがそれもほんの僅かな距離で久保の吊り橋を渡り、貴重な体験をした今回の山行を終えた。