三つ峠 金ヶ窪沢 2017

Photo0 漸くたどり着いた氷の着いた堰堤
記録
日程:2017,01,15
メンバー:Nさん、Sさん、Tさん、他 安田
1/15日 天候 晴れ
コースタイム:林道終点駐車場(9:25)→大滝手前の堰堤(9:55~14:05)→林道終点駐車場(14:28)
このところの天候で各地の結氷状態が良くないということなのでこの機会を逃すと今シーズンはアイスクライミングをやらないで終わってしまうのでは・・・という思いから、花火見物の黒岳から下山後に車で三つ峠山登山口の林道終点まで移動しザックの中身を入れ替えて金ヶ窪沢での某山岳会のアイストレーニングに参加した。
先日の三方分山でも登山道沿いの沢は全く凍っていなかったし、昨日歩いた板取沢も水際に氷が少しあっただけなのでダメでもともとと思いつつ金ヶ沢大滝を目指し雪道を進み、金ヶ窪大滝への下降点に着いてみるとの藪を掻き分けしっかりしたトレースがありもしやひょっとして結氷しているかもと期待が膨らんだ。
大滝手前の堰堤下に集団を見つけたどり着いてみると某山岳会のパーティであった。
聞けばこの上流の大滝は水が流れ氷の影も無いとのことでどうにか登れそうな氷が着いているこの堰堤でアイスクライミングを始めたとか。トレースも彼らのもので今年はまだ人が入った様子は無いらしいとのことだった。

Photo1 例年に無く貧弱な堰堤の氷壁
堰堤上から垂らしたトップロープで各自氷壁に取り組んでいたがよくみればルートが3本取れそうなので氷の表面状態が異なる3ルートを設定し、

Photo2 ルートを増やして
両手にアイスパイルあるいは片手のみピッケルと氷の表面状態に合わせて交代でクライミング練習をした。

Photo3 片手にピッケルで登る
今シーズン最初で最後かもという思いから、堰堤に張った氷なので垂直に近い氷壁となっているのをこれ幸いとアイススクリューを打つ練習を試みた。
しかしコンクリート面に着いた氷は中に水流が見えるところもありいつ崩壊するかも知れず、トップロープを緩めに張ってもらいアイススクリューを打って支点を構築しながら堰堤の上を目指したがそこにはパイルを打ち込めるほどの氷が無く堰堤上に届くところまで登って終了。
ワイワイ騒ぎながら交代で登るうちに氷が大分破壊されてきたので午後2時を回ったところで練習終了。何はともあれどうにか氷に触れることが出来た。
早めに切り上げたので休日にもかかわらず、中央高速の小仏渋滞に嵌ることなく帰宅できた。