五郎山 (奥秩父)

0中間峰と五郎山_2782
     Photo0 五郎山 手前が中間岩峰
記録
日程:2016,09,27
メンバー: Nさん、Wさん、安田

9/27日 天候 曇り 
コースタイム:林道横駐車場(9:02)→幻の滝(9:40)→五郎山登山口(10:05) →H1870(10:31~10:46)→マキヨセノ頭(11:30~11:46)→五郎山(12:16~13:19)→マキヨセノ頭(13:50) →登山口(14:32)→林道横駐車場(15:15)      行程8.0km 累積標高1970m
ルートマップは ここ です。

好天が2日と続かないので日帰りで登れる山を探して奥秩父の五郎山に出かけてきた。奥秩父とは言っても登山口山頂ともに長野県内。

何度か訪れたことのある川上村の廻目平を流れる金峰山川と千曲川源流の丁度真ん中に流れる梓川の上流にある町田市自然休暇村を目指して進み、休暇村を過ぎて林道地蔵線に入り梓川とアオガニ沢の橋を渡った駐車スペースに車を停め歩きだした。
シボコリ沢に沿ってなだらかな林道を進むと幻の滝と五郎山への分岐。林道は五郎山登山口方面へと延びているが右折して幻の滝に寄り道。すぐに滝に到着したが、このところの雨で水量が増しているのか幻どころか立派な滝が現れた。
1幻の滝_2768
     Photo1 幻の滝

滝の見物も早々に分岐まで戻り林道を進むと
2林道_2799
     Photo2 五郎山登山口への林道

五郎山登山口の標識が現れたのでここから登山開始。
3五郎山登山口_2770
     Photo3 五郎山登山口

地形図を見てもマキヨセノ頭までは標高差300mをほぼ直線で一気登り。唐松の植林帯を抜け広葉の雑木林に変わってくると正面に大岩が現れ左から基部を巻くように登る。休憩を取り、更に登って行くと樹林帯を抜け岩稜となりマキヨセノ頭の西端に出た。ここから東に向って岩を登り詰めるとマキヨセノ頭。
4マキヨセノ頭_2780
     Photo4 マキヨセノ頭

眼下に千曲川に沿って開けた川上村の畑が広がり、その向こうには八ヶ岳が望めたが
いつものように小海線沿いの野辺山高原上空に雲が浮かび八ヶ岳の稜線は隠れていた。しかしすっきりした雲なので向こうの八ヶ岳も好天であろう。
5川上村と八ヶ岳_2775
     Photo5 眼下に川上村 その向こうに八ヶ岳

マキヨセノ頭から樹林の尾根を東に向って進むと中間峰と五郎山の岩壁が現れる。やがて登山道は中間峰に差し掛かると北側を巻き始め、
6中間峰の巻き_2795
     Photo6 中間峰の北側のを巻き道(帰路に撮影)

周囲の景色も一変し苔と原生林の奥秩父独特の景色が広がった。
7中間岩峰北側斜面_2797
     Photo7 巻き道の足元には奥秩父らしい景色が広がる

五郎山の岩壁基部からは登山道は南面に移り、岩壁のバンドを進むが左は山頂まで延びる岩壁、右側はスッパリ切れ落ちているが潅木のおかげで高度感は無いものの時折現れる潅木切れ間から足元を見るとかなりの高度感がある。8五郎山バンド_2787
     Photo8 五郎岳南岩壁のバンド

やがて左の岩壁が切れ、ルンゼを左上すると五郎山山頂尾根に出、左折し岩を登ると五郎山山頂。
9五郎山山頂_2789
     Photo9 五郎山山頂

山頂の展望を楽しみながらコーヒータイム。山談義に花を咲かせ1時間ほど休憩して山頂尾根を戻り、東端へと進み埼玉長野県境の三宝山・武信白岩山・十文字峠へと続く山並みや埼玉群馬県境の大ナゲシ・赤岩尾根・両神山の展望を楽しんだ後、
10大ナゲシ赤岩岳両神山_2783
     Photo10 埼玉群馬県境の山並み
 
往路を引き返した。11中間峰_2794
     Photo11 復路途中から見た中間岩峰

登りのときに目に付いたキノコをあれこれ品定めしながら降り、可食キノコを山の神様からお土産に頂いて帰路についた。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

曼珠沙華咲く巾着田

0曼珠沙華_2755
     Photo0 曼珠沙華
記録
日程:2016,09,25
メンバー:安田

9/25日 天候 晴れのち曇り 
コースタイム:高麗(こま)峠入口(9:05)→高麗峠(9:30)→あいあい橋(10:00)→“巾着田“→鹿台橋(10:45)→駐車場(11:25)      行程7.6km 累積標高140m
ルートマップは ここ です。

華の時期は不思議ですね。天候がどうあろうと多少前後はするものの決まった時期きっちりと咲き出す。
彼岸の一週間天気が悪かったが漸く太陽が顔を出したので日高市の日和田山麓に広がる巾着田へ曼珠沙華の花見ハイキングに出かけた。
毎年この時期は花見の人出で周辺は渋滞するのでかなり前から出かけたことは無かったが今回は渋滞回避を思案し、ハイキングコースを辿って裏側から巾着田を目指した。

飯能のR299沿いのホームセンターの駐車場に車を停めて高麗峠入口から歩き出し、
1高麗峠入口_2746
     Photo1 高麗(こま)峠入口

なだらかな坂道を上ってゆくとハイカーや犬を連れた散歩人とチラホラですれ違うのみで人混みとは無縁の世界。
キャンプも出来そうな広場横を通過し
2広場_2747
     Photo2 広場

少し進むと富士見峠に出た。
3富士見峠_2749
     Photo3 富士見峠・・・大岳山が見える

植林が伐採され奥多摩の大岳山や御前山を眺め更に進むと高麗峠。
4高麗峠_2750
     Photo4 高麗峠


ここから道は下り坂になりやがて民家の屋根が見え出すとすぐに舗装終点。更に少し進むと一般道路とご巾着田へ直接向うドレミファ橋方面の分岐に出た。
ドレミファ橋方面に進もうとすると、高麗川増水によりドレミファ橋は通過不可との看板があり、止む無く道路を歩いて巾着田を目指すが途中の小学校の校庭も臨時駐車場になり道路は車の行列。ハイキング道を歩いてきたのは正解!
小学校の校庭を横切りすぐ横の高麗川に掛かる”あいあい橋"を渡って巾着田に到着。
5曼珠沙華_2757
     Photo5 曼珠沙幅

川岸の木立の根元は曼珠沙華の真っ赤な絨毯が広がっていた。それを取り巻く歩道を埋め尽くす人の列を掻き分けながら進むと臨時に設けられた柵の中曼珠沙華公園。入場料300円を払い木漏れ日に輝く曼珠沙華を見ながら進むと、
6曼珠沙華_2760
     Photo6 曼珠沙幅

歩いてくるはずだったドレミファ橋に到着。良く見れば橋の中央付近が水流に現れている。
7ドレミファ橋_2761
     Photo7 ドレミファ橋

対岸から強行突破も可能だったと思ったがこの人出ではやはり目立つ。ら張り指示に従ってよかったと安堵。
巾着田の駐車場には大型バスも乗り込んでいて見学客が次から次へと降りてくるので早々に退散を決め込み、道路に出て鹿台橋を渡ってR299に出て駐車場へと戻った。
高麗駅から巾着田を目指す人の流れに逆行するので大変であったが駅入口を過ぎると今度は車の渋滞。横目に見ながら思案の成果に思わずほくそ笑む。
もちろん駐車場を使わせていただいたホームセンターでは帰りに逸れ相当買い物をしたのは言わずもかな。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

毛無山 (天子山塊)

0スルガジョウロホトトギス_2724
     Photo0 スルガジョウロホトトギス
記録
日程:2016,09,15
メンバー: Nさん、Sさん、安田

9/15日 天候 曇り 
コースタイム:登山口駐車場(8:02)→毛無山登山道分岐(10:13)→金鉱石焼釜跡(10:01)→地蔵峠(10:51)→丸山(12:07)→毛無山登山道分岐(12:15) →毛無山(12:27~13:13)→富士山展望台(13:4)→五合目(14:30)→ヘリポート(14:38~14:53) →不動の滝見晴台(15:24) →毛無山登山道分岐(15:49) →登山口駐車場(16:00)      行程9.2km 累積標高1297m
ルートマップは ここ です。(スルガジョウロホトトギス部分は割愛)

次々と発生する台風にチョッカイ出されながら秋雨前線が居座り続けているので秋空は望むべくも無いが雨がぱらつかなければ大丈夫だろうということで、この季節しか見ることの出来ない数年来の懸案のスルガジョウロホトトギスを見に毛無山へ出かけた。

毛無山登山口の麓駐車場に車を止め毛無山目指して歩き出し、分岐から地蔵峠方面へ進路をとる。
1登山道分岐_2701
     Photo1 地蔵峠への道と毛無山登山道の分岐

このところの雨で水量が増した金山沢を渡渉しながら進むと
2金山沢_2702
     Photo2 金山沢の渡渉

比丘尼の滝が現れた。
3比丘尼の滝_2705
     Photo3 比丘尼の滝

比丘尼の滝を過ぎると登山道は沢筋を離れトラバースしながら登って行く。途中崩壊したルンゼを残置ロープに頼って通過するが、濡れている岩の斜面はツルツルでヒヤリとする。やがてトラバース道が下りだすと沢を渡渉し休憩。

ここまでの途中、登山道を離れて花を探し回りついに発見。
4スルガジョウロホトトギス_2711
     Photo4 スルガジョウロホトトギスの花をさがして

スルガジョウロホトトギス花写真6スルガジョウロホトトギス_2712
     Photo5 スルガジョウロホトトギス

5スルガジョウロホトトギス_2709
     Photo6 スルガジョウロホトトギス

7スルガジョウロホトトギス_2721
     Photo7 スルガジョウロホトトギス

8スルガジョウロホトトギス_2715
     Photo8 スルガジョウロホトトギスの蕾

9スルガジョウロホトトギス_2707
     Photo9 スルガジョウロホトトギス

休憩までの間に目当てのスルガジョウロホトトギスが咲いているところがあるが・・・・場所は殆ど公開されていないので、先例に倣い私も記事には載せません。花は写真でご覧ください。今日現在花は咲き始め、まだ蕾があちこちにあり。


休憩後、正面の残置ロープのある岩を一登り。ザレた急斜面を登り詰め稜線に出ると地蔵峠。樹林体でしかも纏いつくようなガスで視界はゼロ。
10地蔵峠_2727
     Photo10 地蔵峠

地蔵峠からはなだらかな登りの稜線歩きなりやがて下部(しもべ)へ下る登山道を別け、更に進むと九十九折れの急登となる。
途中で2人組の登山者とすれ違ったが本日見かけた登山者はこの二人のみ。いつ雨が落ちてくるか解らないような天候、更に平日とあっては当然か。

急登を終えなだらかな稜線歩きとなるとまもなく、帰路に使う毛無山登山道と合流。
左側の大岩の足元には北アルプス展望台との案内標識があるが今日の天候では展望が得られるわけも無い。ものは試しと登ってみるが下部(しもべ)方面の山肌さえ見えない。

展望台から更に進むと程なく毛無山山頂。
11毛無山山頂_2733
     Photo11 毛無山山頂

ここでコーヒータイムを過ごし、分岐まで戻って毛無山登山道を下るとやはりメインルートとあって合目標識がある。
富士山展望台を過ぎ合目標識の数字の減少を追いながら下ると濡れ枯れ落ち葉の中に真っ赤なタマゴタケを発見。
12タマゴタケ_2736
     Photo12 タマゴタケ

あとは濡れた登山道でのスリップに注意を払いながらも目は進行方向の左右キョロキョロ。
やがて富士山展望台、五合目の標識を過ぎ、
13毛無山五合目_2737
     Photo13 五合目

四合目手前のヘリポートで一息入れて下ると登山道から左に逸れる踏みを辿ると石の祠が現れた。
祠から更に延びる踏み跡をたどるとまもなく登山道に合流。やがて左側の樹林が薄くなると隣の尾根が見え出し、不動の滝展望台からは落差50mといわれる不動の滝が見えた。
14不動の滝_2742
     Photo14 不動の滝

登山道を下ってゆくとしばらくして今朝通過した地蔵峠への登山道との分岐に出て、ここからは今朝歩いてきた林道を辿って駐車場へと戻った。





テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

大菩薩峠

0大菩薩峠_2693
     Photo0 大菩薩峠
記録
日程:2016,09,09
メンバー: Mさん、Sさん、安田

9/09日 天候 曇り 
コースタイム:裂石登山口(8:33)→丸川峠(10:37~10:54)→大菩薩嶺(12:32~13:35)→雷岩(12:44~13:04)→大菩薩峠(13:52~13:55)→福ちゃん荘(14:34~14:44) →上日川峠(15:00)→千石茶屋(16:36)→裂石登山口(16:45)      行程 17.1km 累積標高 1182m
ルートマップは ここ です。

このところずっと天気予報がころころ変わるので山行計画がかなり難しい。この先もどう変わるか解らないのでとにかく久々に一日中晴れのマークが出たので山に出掛けた。
奥多摩辺りの道路は乾いていたが柳沢峠に近づくに従い未明に雨が降ったのか道路が濡れていた。しかし上空を見ると雲の切れ目から青空が少し覗いていたので天気予報を信じて峠を越え裂石の登山口駐車場に着いてみると先行者の車が停まっていた。
身支度を整えて丸川峠目指して出発。
1裂石登山口_2675
     Photo1 裂石登山口

途中の泥斜面では滑りやすいところもあったが2回の休憩を取り予定時間で丸川荘に到着。
晴れていればここから富士山のすばらしい展望があるはずだが生憎周囲はガスガスガスで展望なし。

丸川荘からは勾配の緩い道となり、やがて周囲の林相は奥秩父の雰囲気を漂わせ始めた。
この辺り”コケ"の宝庫ということでキョロキョロしながら進むと何種類ものコケがコロニーを作っている。しかし初夏とは違い色あせたのもから瑞々しい緑まで多種多様。
2大菩薩嶺付近のコケ_2677
     Photo2 奥秩父らしい雰囲気を漂わせる登山道横には“コケ”

やがて大菩薩嶺が近づくと普段なら水流が無さそうな小沢にも水がチョロチョロ流れ登山道を横切っていた。登山道が大きくスイッチバックのように折り返し、本日始めての登山者とすれ違うとまもなく大菩薩嶺山頂。
3大菩薩嶺_2679
     Photo3 大菩薩嶺山頂

山頂はコメツガに囲まれ展望が無いので更に進んで展望が開けた雷岩で昼食休憩。
4雷岩_2680
    Photo4 雷岩

相変わらずガスに覆われ展望が無いが時折ガスが流れると眼下に塩山とそれを取り囲むように街並みが見えた。

なるほど塩山(えんざん)とは"塩(しお)の山"ではなく"四方が見渡せる山”→"四方(しほう)山"→”塩(しお)山”と呼ばれる理由が良くわかる。

雷岩まで来ると幾つかのグループが展望が得られないながらの楽しそうに休憩中。ここから先はすれ違う登山者が増えた。雷岩から尾根を降り大菩薩峠を目指す。
5コルに避難小屋が_2684
     Photo5 稜線上のコルに賽の河原の避難小屋が見えだした

やがて稜線の先のコルに避難小屋が見え出し"標高2000m"の大きな標柱を過ぎると
6標高2000m_2682
     Photo6 標高2000mの標柱

眼下に大菩薩湖も時折見えた。
7大菩薩湖_2683
     Photo7 ガスの切れ間からは大菩薩湖が

避難小屋を過ぎ登り返して親不知ノ頭を過ぎるとすぐに大菩薩峠。丹波への分岐を過ぎ、介山荘の売店の間を通ってすぐに右折すると軽自動車が通行している歩きやすい道となりしばらく降ると福ちゃん荘前の広場に出た。8福ちゃん荘_2696
Photo8 福ちゃん荘

ここからは少しの車道歩きでロッヂ長兵衛のある上日川峠。上日川峠までは甲斐大和から舗装道路が通じているので、大菩薩峠から雷岩の間ですれ違った登山者は車なバスでやってきたのであろうか?

上日川峠のロッヂ長兵衛前で
①距離は長いが舗装された車道を歩くか、②距離は短いが前日までの雨で滑りやすい泥道の登山道を降るか
裂石の登山口までの行程に着いて暫し思案。
日没までは時間があるし、泥道歩きよりも滑らない車道歩きで衆議一決。

途中2箇所の法面工事に出くわしたが延々と歩いて最初に現れた建物が千石茶屋。
ここで登山道と一度合流しすぐに分かれさらに車道を下って行くとやがて裂石の登山口に到着。
途中スリップすることも無く無事大菩薩嶺・大菩薩峠周回を終えた。



おまけ::稜線上には 「中里介山大菩薩峠記念塔」 がありました。
9中里介山記念塔A_2692
     Photo9 大菩薩峠記念塔

刻まれている文字
「名作
発想の地
中里介山先生作
大菩薩峠
記念塔
白井喬二書」



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

三ツ峠山 清八山

0清八山からの御巣鷹山_2674
     Photo0 清八山から振り返った御巣鷹山(山頂に電波塔)
記録
日程:2016,09,02
メンバー: Sさん、安田

9/02日 天候 晴れ 
コースタイム:三ツ峠山登山口駐車場(9:07)→四季楽園(10:14)→H1735(10:19~10:33)→三ツ峠山(10:40~10:53)→御巣鷹山(11:09)→茶臼山(11:58~12:20) →大幡八丁峠分岐(12:57)→清八山(13:13~13:44)→大幡八丁峠分岐(13:59)→三ツ峠山登山口駐車場(14:36)      行程 10.0km 累積標高 919m
ルートマップは ここ です。

太平洋上に停滞発達一転して逆戻りで東北地方に上陸した異例の台風が過ぎ去り台風一過の好天となったのを見定めて、何度も訪れたことのあるしかし山頂までは登ったことが無い三ツ峠山に登ってきた。
アイスクライミング屏風岩のクライミングでおなじみの三ツ峠登山口の駐車場に車を停め、準備をしていると小学生の学校行事らしい一団の賑やかな声が近づいてきたので急いで三ツ峠山を目指して出発。
何度の通ったことのある道だが今回はクライミング道具類が無く身軽なので途中休憩することも無く一気に四季楽前の展望ベンチに到着。
下を見下ろすといつもならクライマーの姿がみうけられる屏風岩には第一バンドに単独らしきクライマーがいるのみで今日は至って静かな様子。
一方正面を見れば富士山は雲の上にちょこっと姿を現すのみで晴れては入るものの靄が掛かったような空模様。
四季楽園から先は未踏なのでワクワクしながら登って行くとすぐに電波塔の建物が見え出した。
この先どうも木陰がなさそうなので途中で休憩タイム。涼風に当たりながら木無山の展望広場のほうを見ると小学生の一団の姿が現れたので腰を上げ工事中の登山道を避けながら三ツ峠山頂に到着。1開運山_2668
     Photo1 三ツ峠山(開運山)山頂

山頂からは靄が掛かった富士吉田の街が見えるが富士山は相変わらず雲の上にちょっと頭を覗かせるだけ。
山頂の方位盤で山座同定しているうちに再び一団の声が聞こえだしたと思ったら登山道の樹間に赤い帽子がチラホラ。狭い登山道でのすれ違いを避けて山頂にて待機し、最後尾の引率の先生が到着したところで下山開始御巣鷹山を目指す。

御巣鷹山は登山道横に建物がり、そこを回りこむとすぐに電波塔がある山頂に出られそうであったが敢えて登らず登山道を降って清八山を目指した。御巣鷹山からの下りは意外にも急坂で湿った登山道をスリップに注意しながら降りやがて勾配が緩やかになり登り返すと茶臼山山頂。
展望の無い山頂で休憩を取り、更に進むと次のピークが大幡山。
2大幡山_2670
     Photo2 大幡山山頂

ここを過ぎて降って行くと送電鉄塔下に出て漸く左右の展望が得られた。
再びすぐに樹林帯となり小ピークを越えると大幡八丁峠の分岐。
3大幡八丁峠分岐_2671
     Photo3 大幡八丁峠

更に尾根を直進すると岩場が現れ5m程度登ったところが清八山山頂。
4清八山_2672
     Photo4 清八山山頂

山頂の小平地からは富士山、そして歩いてきた御巣鷹山からの稜線、外輪山の御坂山、黒岳方面の展望を楽しんだ後、
5黒岳_2673
     Photo5 御坂山 黒岳方面

本社ヶ丸方面に少し進んで樹林帯に入り直射日光を避けて大休止。
清八山からは再び大幡八丁峠まで戻り、右に見える擬木の柵を目指して進むと清八林道終点に出た。林道終点からは歩きやすい道を進むとやがて水音が聞こえ始め沢が近いことが解る。
やがてその音も消え植林帯の中を降って行くと再び水音が聞こえ始め水流を眺めながら橋を渡って尾根を回り込むと三ツ峠登山口のトイレ横のゲートが見えてきた。ゲート手前で金ヶ窪沢を渡ってゲートの横をすり抜け駐車場へと戻った。





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