高ワラビ尾根 (小持山 武甲山)

0高ワラビ尾根と小持山_0362
     Photo0 小持山と高ワラビ尾根

記録
日程:2015,11,17 Nさん、安田

11/27 天候 晴れ
コースタイム:浦山ダム駐車場(7:16)→高ワラビ尾根取り付き(7:40)→P705.5(8:40)→H754(9:17~19:22)→タワ尾根分岐(10:50)→展望岩棚(11:18~11:48)→縦走路合流(12:05)→シラジクボ(12:23) →武甲山(13:08~13:23) →林道終点(14:56) →橋立堂(15:35~15:56)→浦山ダム駐車場(16:44)     行程19.1km 累積標高1500m
ルートマップは ここ です。
 
北国からは雪の便りが聞かれるようになり関東周辺の山々も白くなっているのではと思い今回も偵察をかねて武甲山を目指し、以前から歩いてみたいと思っていた武甲山の後ろ側、高ワラビ尾根を歩いてきた。
秩父浦山ダムの駐車場に車を停め、少し戻ってトンネルを抜けたのち、道路の擁壁に取り付けられた階段を登って高ワラビ尾根に取り付くのであるが道標が無いので確認のため橋立川の橋まで戻り、階段が一箇所しかないのでここを取り付きと判断し登りだす。
1高ワラビ尾根取りつき_0342
     Photo1 高ワラビ尾根取り付き 

落ち葉の堆積で踏み跡もはっきりせず。ここしばらく登山者がいないような急登をわずかに残る獣の足跡を追って尾根筋を目指す。700m辺りで漸く落葉した木々の間から浦山ダムさくら湖が見え出し、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を稼ぐが相変わらず展望は得られない。
稜線上の大岩を左から巻いたところに小さな岩棚があり漸く武甲山と小鹿野方面展望が得られた。
2武甲山_0345
     Photo2 自然の姿の武甲山 

ここで休憩し更にアップダウンを繰り返しながら時折出現する大岩を直登あるいは巻きながら進み、今までの南を目指した進路を東へと変え1055mのピークを越えるとまもなく武士平からの一般道へ出た。
3タワ尾根分岐_0346
     Photo3 武士平へと下るタワ尾根への分岐 

ここからは踏み跡もしっかりし、1160mのピークを越えて少し進んだところで漸く左側に奥多摩方面への展望が開けた岩棚が現れた。
4展望岩棚1485m_0350
     Photo4 展望の得られる岩棚(太陽燦燦) 

太陽の光が燦燦と降りそそぐ陽だまりで大休止。
5長沢瀬稜天目山七跳山_0348
     Photo5 長沢背稜の山並み 

ここ後ほんの少しの登りで、小持山から武甲山への縦走路に飛び出した。ここから一気にシラジクボ目指して降り、
6シラジクボ_0354
     Photo6 シラジクボ 

登り返して武甲山山頂に立ち、
7武甲山山頂_0356
     Photo7 武甲山山頂 

下が石灰石採取場となっているフェンス越しに秩父の市街を見下ろし、更に遠方には冠雪した日光の山並み、上越方面も白くなっているのが確認できたが、
8秩父市街と上越の山々_0358
     Photo8 町並みの向こうには白い日光の山々 

浅間山は残念ながら雲に阻まれ姿を見ることは出来なかった。帰路は橋立目指してしっかり整備さて歩きやすい裏登山道を下るが林道終点(ここまで車で入れる)から橋立までの林道歩きが長い。
9橋立登山口_0364
     Photo9 武甲山裏参道 橋立登山口 

漸く橋立についてみれば車を停めた浦山ダムの駐車所へ通じる道路ははるか上を通っている。あそこまで登り返すのは???と思いつつ、目の前の看板に誘われて橋立道前の店に入り込みドラム缶暖炉で暖を取り休憩。ここからは一旦浦山口の駅方面に進み折り返して浦山川沿いに沿って浦山ダムの下まで行き、登り返して駐車場へと戻った。
秩父市街からの武甲山はいままでの石灰岩採取で山腹が削り取られ痛々しい姿に変貌しているが、今回登った高ワラビ尾根からは本来の武甲山のどっしりとした姿が見られた。また奥多摩側からでは見ることが出来ない長沢背稜の全容もしっかりわかる。なかなかすばらしい山行であった。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

兜岩山 荒船山

0御岳山と兜岩山_0340
     Photo0 内山大橋から見た御岳山・兜岩山

記録
日程:2015,11,17 Sさん、Mさん、安田

11/17 天候 曇り
コースタイム:荒船不動駐車場(7:55)→稜線分岐(8:40)→御岳山(8:55~9:05)→兜岩山(9:52~10:11)→展望台(10:14~10:20)→星尾峠(11:45~11:57)→経塚山(12:43~13:03)→艫岩展望台(13:36~13:56) →星尾峠(14:34) →荒船不動駐車場(15:05)     行程13.2km 累積標高1372m
ルートマップは ここ です。
 
里山にも紅葉が迫ってきたので西上州では落葉が進み登りやすい季節になってきたであろうと思い偵察をかねて県境を接する東信の山に登った。

下仁田で高速を降り、R254を進み内山トンネルを過ぎ内山大橋を渡ったところで左折し荒船不動下の駐車場に車を停めて歩き出す。沢筋に沿って登りやがて沢から離れると道は稜線上の分岐に出る。ここで右折し稜線上を進むとやがて御岳山への分岐が現れた。ここで右折しアップダウンをすると御岳山頂。
1御岳山頂_0324
     Photo1 御岳山山頂 

しばらく休憩し、分岐に引き返して更に稜線上を進むと前方に岩峰群が現れた。P1,P2と繋がる岩峰を巻き、
2岩峰P1P2_0325
     Photo2 P1P2P3と続く岩峰群 

ロウソク岩への分岐をすぎ、
3ローソク岩_0330
     Photo3 ロウソク岩 

登ってゆくと樹林に覆われ展望が利かない兜岩山山頂。
4兜岩山山頂_0327
     Photo4 兜岩山山頂 

ここで再度休憩を取り山頂から更に進んで降ってゆくと前方に視界が開けたが今日の天候では雲に覆われた八ヶ岳が漸く見えるのみ。天候がよければ佐久平越に北アルプスまで見渡せるらしいが・・・・・残念。
5佐久方面_0329
     Photo5 佐久方面の展望 

兜岩山から引き返し、登ってきたときに稜線に出た分岐を直進し星尾峠を目指す。ここは荒船不動から直接登ってくる道、荒船山への道、南牧村へ降る道、そして我々が辿ってきた稜線上の道が交わりその昔は交通の要所であったことをうかがわせる。
6星尾峠_0332
      Photo6 星尾峠 

星尾峠から荒船山方面に進むと直ぐに頂稜入口の分岐となり、ここからは巻き道を進み、反対側の稜線から経塚山山頂を目指した。経塚山も樹林に覆われ展望が利かないが
7経塚山山頂_0334
      Photo7 経塚山山頂 

落葉した枝の間から先ほど登った兜岩山、ロウソク岩の姿が見える。
8ローソク岩と兜岩山_0336
     Photo8 ロウソク岩と兜岩山 

経塚山で休憩後艫岩展望台を目指して降り、経塚山入口からは武蔵野の雑木林を思わせる平坦な道が延びやがて展望台に達し、
9艫岩展望台_0337
     Photo9 艫岩展望台 

眼下のクネクネ曲がったR254や上信道さらには浅間山を望むことが出来る。艫岩展望台から引き返し、経塚山入口から今度は星尾峠目指して降り、星尾峠からは沢沿いの道を荒船不動へと降った。
10荒船不動_0339
     Photo10 荒船不動 

兜岩山の展望台、経塚山、更には艫岩展望台から見る限り殆どの山々の落葉が終わりいよいよ西上州を歩きまわる適季となったことが確認できた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

南月山 茶臼岳

0姥ヶ平からの茶臼岳_0319
     Photo0 姥ヶ平からの那須茶臼岳

記録
日程:2015,11,04 Sさん、安田

11/06 天候 晴れ
コースタイム:沼ッ原駐車場(900)→白笹山(10:20~10:30)→南月山(11:05~11:20)→牛ヶ首(11:53~11:57)→茶臼岳山頂(12:45~13:05)→峰ノ茶屋分岐(13:32)→姥ヶ坂分岐(13:55)→姥ヶ平(12:12~14:33) →ひょうたん池(14:39) →姥ヶ平下(14:53)→沼ッ原駐車場(16:00)     行程14.8km 累積標高1152m
ルートマップは ここ です。
 
なかなか噴煙を上げる火山には行く機会が無かったので紅葉は終わっているとは思いつも那須岳に出掛けた。那須の茶臼山に登るにはロープウエーのルートや峠の茶屋からのルートがあるが今回選んだのは沼ッ原から白笹山、南月山を経て茶臼岳の至るルート。お手軽なロープウエーからのルートと反対側になる。
広々として綺麗なトイレも完備された駐車場で支度を整え白笹山登山口から山頂を目指すが周囲はすっかり落葉している。登るにつれ笹が多くなり、急登を登りきると登山道横に白笹山山頂の山名標が現れたが展望は全く無し。休憩後南月山を目指し降り始めると徐々に展望が開け麓の矢板方面が見渡せるようになってきた。
眼下の那須高原は茶色に覆われまだ紅葉が残っているようだ。やがて前方に茶臼岳が見え出し、大きく開けた南月山山頂からは展望が開け
1南月山山頂_0297
     Photo1 南月山山頂 

これから進む日の出平、その向こうには山腹から噴煙を上げる茶臼岳、そして茶臼岳を周回できる登山道が見える。
2茶臼岳への稜線_0298
     Photo2 日の出平から牛ヶ首へ続く稜線 

稜線を日の出平へと進み、
3日の出平_0300
     Photo3 日の出平 

今度は降って行くと牛ヶ首。茶臼山頂を見上げながら休憩し
4茶臼岳_0309
     Photo4 牛ヶ首からの茶臼岳 

山頂を巻くようにロープウエー駅を目指し、途中で山頂への登山道と合流し山頂を目指す。
山頂には多少風があり時折噴煙が流れてきて硫化水素臭が漂う。
5茶臼岳山頂_0311
     Photo5 茶臼岳山頂 

360度の展望を楽しみながら昼食をとり、かつての噴火口の周囲を巡るお鉢周りを巡って峰ノ茶屋跡の避難小屋を目指して降り、
6峰の茶屋への登山道_0313
     Photo6 峰ノ茶屋への稜線 

避難小屋手前の分岐で左折し先ほど休憩した牛ヶ首を目指す。途中時々音を上げながら白い噴気をあげている”無限地獄”を通過し、
7無限地獄_0316
     Photo7 無限地獄の噴煙 

牛ヶ首少し手前の姥ヶ坂の分岐近くの登山道横の小さな噴気孔に手をかざしてみるとかなりの熱気を感じた。少し奥のほうに卵をおけばゆで卵が出来そうである。
姥ヶ坂分岐で右折し姥ヶ平へと降り、無間地獄から吹き上げる噴煙が風にたなびく様子を見ながら休憩。
8姥ヶ平_0318
     Photo8 姥ヶ平 

既に白樺岳樺は落葉し、色物といってはところどころにある常緑樹の赤い実程度であるが確かに新緑紅葉の時期はすばらしい眺めあろうことが想像される。姥ヶ平からは途中ひょうたん池へ寄り道して姥ヶ平下で三斗小屋温泉への道を分け、沼ッ原目指して降る。やがて前方に青い水を湛えた沼ッ原調整池が見え出すと登山道の勾配は緩み、まもなく駐車場へとたどり着いた。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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