稲包山 旧三国スキー場から登る

0稲包山_8710
     Photo0 稲包山 白いのは残雪

記録
日程:2015,06,04 Sさん、安田

6/4日 天候 曇りのち晴れ
コースタイム:旧三国スキー場登山口(8:30)→渡渉点(9:00)→西稲包山(10:03)→新道分岐(10:30)→稲包山山頂(10:38~11:09)→西稲包山(11:50)→渡渉点(12:36)→登山口(13:10)
      行程9.6km 累積標高1279m
ルートマップは ここ です。

各地から入梅の知らせが届き始めたので鬱陶し季節になる前にもう一回ぐらい山に出かけてみたいと思い上越の稲包山へ出かけた。稲包山へは群馬県の四万温泉から入るルートと新潟県の三国から入るルートがある。いずれのルートもかけ流しの温泉を楽しむことが出来るが登山口までの距離が短い新潟県側からのルートを選んだ。

湯沢ICで降り、三国峠方面へ進み苗場プリンスホテルの先を右折してR353を進みやがて旧三国スキー場で舗装が途切れて終点となる。ここに車を停めて稲包山を目指した。スキー場の跡地は植林されているがまだ木が小さく雪で押しつぶされるのをどうにかしのいでいるような状態、したがって周囲の様子を見ることが出来る。かつて車が入ったであろう道を進むと稲包山への道標が現れ、湯ノ沢に沿った登山道が始まる。
1稲包山登山口_8702
     Photo1 稲包山登山口

道標が無ければそれとはわからない枝沢の黄蓮沢を渡ってしばらく進むと湯ノ沢に渡渉点に出る。手前の道標には丸木橋と書かれていたのでかつては丸木橋がかかっていたと思われるが今は無く、沢を渡渉する。
2渡渉点_8704
     Photo2 湯ノ沢渡渉点

ここまではほぼ平坦な道であったが対岸に渡るとロープがかかった急斜面の登りとなる。ここから稜線までは何箇所かのロープが設けられているが傾斜は然程厳しくなく、地面の出ている時期はロープに頼らずとも容易に登降坂できる。
やがて稜線に達し道は左に曲がり少し降ると三坂峠。ここからは眼下に奥四万湖、雪が消えた浅間山を見ることができ、遠くの稜線越にこの季節としては珍しく、残雪の白い筋が山頂から延びている富士山も望むことが出来た。三坂峠から稜線上を進むとやがて西稲包山、ここから降って登り返すと小稲包山。
3小稲包山_8722
     Photo3 小稲包山

もう一度降って登ると稲包山に達する。目指す稲包山は西稲包山を過ぎた辺りから見え出すが、あまり高度差が無いのでどれが稲包山か確信をもてない。小稲包山山頂に立ったところで三国峠への稜線が確認でき漸く稲包山を同定することができる。
4三国峠への稜線_8721
     Photo4 三国峠への続く稜線

小稲包山から少し進むと三国峠への分岐(新道分岐)が現れ、それを過ぎると直ぐに稲包山山頂へ達する。
5稲包山山頂_8713
     Photo5 稲包山山頂

山頂からは展望が開け緑の山なみが広がるが、
6四万方面・榛名山_8714
     Photo6 四万方面の展望、榛名山も見える

残念なことに仙ノ倉や谷川・上州武尊山は三頂付近に雲がかかっている。しかし雲の下はガスが無く視界良好で筋状の残雪の白さが美しい。昨日までと異なり空気の入れ替わりで肌寒さを感じる山頂で展望を楽しんだ後、往路を引き返した。途中クマザサの蕾を発見。
7クマササの花_8725
     Photo7 クマザサの花(蕾)

タケやササは花が咲くと枯れるというが、ササの緑が消えてしまうとどのような姿の山になってしまうのであろうか?
下山してみればまだお昼を過ぎたばかり。あてにしていた温泉はもう開店しているかどうかと思われたが帰路途中にある宿場の湯は定休日、次に街道の湯に立ち寄ると営業中でまだ客に殆どいない露天風呂にのんびり浸かって帰宅した。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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